違和感、なぜ。
NHK の国際放送を観ていて
すごい違和感がありました。
アメリカでは貧富の差が広がっている。
とのリポート。
昔からそうでんがな。
アメリカ国内での取材で、
入れ墨をした白人入れ墨姉ちゃんが答えた。
3年勤めたレストランを解雇された。
学生ローンが10万ドル残っていて
どうしたらいいのか、
露頭に迷っている。
失業保険で食っている。
顔や身体に目立つ入れ墨したヒッピーみたいな女性を
取材していること自体おかしい。
番組の最後に女性キャスターが
同年齢で、10万ドルのローンが残っていたら
困ってしまいますね。気持ちがわかる。という。
学生ローンが10万ドル残るような
高額の授業料を払う
大学に行った人がウエイトレスをやるか?
嘘やで。
なぜ、あの白人入れ墨女性を
解雇された従業員の典型としたのか。
リッチな人は、この時期にも
金融投資で儲けた。
数十億円はするクルーザーを買って
クルージングしている。
貧乏人はどん底へ落ちていくイメージとして
使ったのか。
偏った報道は避けて欲しいと思ったがな。
ミスリーディングですな。
エッセンシャルワーカーは
低所得で人々の生活を支えている。
しかし、
エッセンシャルワーカーの会社を経営する
経営者や株主はリッチである。
そのエッセンシャルワーカーに
雇用のチャンスを与えて、
職場を提供している。
従業員はお金持ちにはなれない。
それは仕方がない。
従業員として働くことを選んだ時点で
お金持ちになるのを諦めているのだから。
ただ、人々全員がお金持ちになりたいとは
思っていないし、なることもできないし、
なる必要もない。
経営者、雇用主は
従業員と比べられないリスクに立たされている。
全資産かけて、
毎日勝負しているのである。
全てを失っても構わない覚悟で
やれないなら、
サラリーマンをやっていればいい。
なぜなら、サラリーマンにはマイナスがない。
オーナーはサラリーマンを食べさせるために
自分の資産を切り売りすることもあるのだ。
従業員として雇われているのは
安全であると考える人は
従業員をしていたらいいのである。
貧富の差が広がっているのではなく、
元々、そういうものである。