加齢臭 | ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

(旧タイトル、NYと六本木ヒルズに住む経営者のひとりごと) 
ニューヨークと東京で会社を経営してます。 NYがベースで、年間10回以上、NYー東京間を往復しています。 アメリカ生活が30年以上になるので、日本にいると沢山の驚きがあります。そんな驚きを綴っています。

アメブロ断筆期間、2014年9月にフェイスブックに投稿したものです。


医療の専門家ではなく個人の意見ですから、お許しください。

グロテスクな表現や食事の時には不適切な言葉が仕組まれています
気持ち悪くなると思ったら読まないようにお願いします。 



秘書との会話。

オフィス清掃のおばさんが、オフィスに入ってくると例のニオイが漂う。

「社長、きついですね。」

「ああ、そうやな。確かに来てるね。」

「もし私が加齢臭が始まったら、言ってくださいよ。」

「もちろん言うよ。わしも来てたら遠慮なく言ってくれな。
言いにくいとかいって言わないのはあかんで。」


表現のしにくいあの加齢臭は部屋中に充満する。 

香水に残り香があるように、加齢臭は残り香がある。

放屁は一瞬だけのニオイで、空気の分子に吸収されていくかのごとく消えて行くが、香水や加齢臭は居残る。 


それだけ、香水もきついということだがな。 


小生の自宅に来る業者にも加齢臭の漂う方がいる。

営業に年配の亀甲羅金之助社長が来た時には入って来られた瞬間に空気の流れと共にニオイが臭覚を襲って来た。 

 

脳に働きかけ、臭覚の神経を麻痺するように働きかけたけど不可能だった。 

 

麻痺することはなくまもなく吐き気を催した。話など聞いている余裕はない。

 

出来るだけ早く帰ってもらうように話を誘導した。 

 

亀甲羅氏が去ってからプライベートオフィスのドアを解放しても10分以上は残り香が消えなかった。

 

 

ある日、経営者の伊集陰嚢氏と食事をした時、加齢臭がした。
伝えるべきかどうか躊躇した。1年以上前から気付いていたが気のせいだと信じようと試みていたので伊集陰氏には伝えなかった。しかしその時はカウンターに座って隣だったので加齢臭疑惑は決定した。

「伊集陰さん、ヤバいっすよ。加齢臭しますよ。前から少し気になってたけど、はっきりいいます。カウンター席に座ってはっきりわかりました。ヤバいっす。」

「マジですか。」

「はい。」

経営者仲間として普通は言い難い内容でも、お互いに言い合いましょうね。という約束をした。 


人種に関係なく、加齢臭は同じニオイをしている。 


過去に家を買おうと見ていた時、老人が住んでいる家があった。 

あちこちで加齢臭が漂い、その印象が今でも残っているぐらい強烈だったということだ。

日本で品川から、ある電車に乗った時に、老人集団が乗って来た時を思い出す。
一気に加齢臭が車両に充満した。 

 


NYでxxx会という老人集団の会があり講習があった時に参加した。強烈なニオイが漂っていた。 



誰もが、こういう経験が少なからずあるのではなかろうか。 

加齢臭とは異なるが、ワキガ系の臭いはこれは時には暴力的な臭いを放つ。 
ここではワキガ系の臭い、口臭、足臭、胃からあがってくる炎症系臭、陰部臭については言及しないことにする。 


どうやら、個人差はあるが45歳頃を境目に、加齢臭が始まるようだ。 

小生の両親はまだ健在だが、ある物を飲み始めてから加齢臭が消えた。車の中に入っただけで、吐き気がするぐらい加齢臭がきつかった。 

2年前から車に同乗しても例の加齢臭はない。 

同じ物を知人の美人女性、卑弥呼嬢に伝えた。卑弥呼嬢が父親に飲ませ始めてから、やはり加齢臭が消えたそうだ。母親と卑弥呼嬢がその異変に気付いたのは1ヶ月かからなかった。

高齢化社会になり、老人が益々増える一方である。 
数十年前では、他界していた老人達が今では医学の発達で、生きている。 
脳細胞のミトコンドリアが減少して脳細胞が死んで行く老化現象、アルツハイマーや認知症、パーキンソン病等、今までの人類が経験したことのない世界が目の前に迫って来ている。 

人間には60兆個の細胞があり、若い頃は細胞の中に溜まった毒素やゴミを除去する酵素が働いているという。加齢とともに遺伝子の発現状態が変わっていきカスがビルドアップする。つまり腐っていくのだろう。細胞一つ一つから腐敗臭を出していくから身体を洗った程度では消えない。カスを除去するための酵素を出す遺伝子をリセットしたら腐敗臭はなくなる。 

スーツ等、頻繁に洗うものではない衣類には加齢臭が染み付いていると想定できる。 

 

 

小生は頻繁に、家族にニオイチェックをしてもらう。

今のところ、問題はないらしい。 

京都でお世話になった師匠は近くにいても全くニオイはない。 
新陳代謝がよい人には加齢臭問題は発生しないのかも知れない。 


これから人類には今までに想像していなかった加齢臭との戦いが待っている。 


メディアで見る限りでは、薬事法の関係もあり表現できないのかも知れないが、加齢臭を発生を根源から絶つ根本的なソリューションがないのが現時点のようだ。