残された人が悲しまないように、死ぬ前には悪人になろう。  | ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

(旧タイトル、NYと六本木ヒルズに住む経営者のひとりごと) 
ニューヨークと東京で会社を経営してます。 NYがベースで、年間10回以上、NYー東京間を往復しています。 アメリカ生活が30年以上になるので、日本にいると沢山の驚きがあります。そんな驚きを綴っています。

一年前の投稿に対して、フェイスブックに投稿したものです。
父親の最後に関するものなので、ブログに記録として残しておきます。

ここ数週間、アメブロに投稿をしましたが、しばらく、フェイスブックにのみ投稿します。 このような投稿や起業家スピリット、京の酵素浴、健康関係の内容に、ご興味のある方のみ、フェイスブックにフレンドリクエストをどのようにして知ったかのメッセージを添えて送ってください。 メッセージがない場合やリクエストを送っていただいた方の投稿が小生のフレンドに相応しくないと判断した場合は承認しておりません。

以下、パナシェ熊五郎のフェイスブックへの投稿より

故父親は、今は金がないから金をよこせと言ってこれなくなりましたが、親戚によると、父親は最後まで好き放題な人生を送っていました。 父親が他界することによって親戚の人達と仲良くなりました。

親戚達にとって、敵国の住民だった小生が独裁者が消えて、人として、親戚の人達と関わることができるようになりました。父親の逝去の賜物です。

父親が他界して仮想敵国、鬼ヶ島になることによって、群雄割拠かましていた親戚達がユナイトすることにより、平穏が訪れたのです。父親に感謝ですね。

最後の最後まで、親に感謝します。

この世に産まれ、大学を卒業するまで世話になりました。死ぬ間際まで大きな病気で寝たきりになったわけでもなく、世話をかけた訳ではありません。 70歳でキングレコードからデビューし多くの老人に夢を与えたようです。 残したCDは寄付させていただきました。

短気で、ろくでなしで、先のことを考えず、人に騙され続け、金銭感覚もなく金や物品をばら撒き続け、母親をneglect し続けた父親だけど、人生の終焉近くでやっと腹を割って話が出来たことは神様に感謝です。

親戚達に言わせると、死んでよかったなあ、あれ以上生きてると借金がなんぼでも増えるでな。ほんまにどうしようもないな。とのこと。

あの人は立派な人やったとは、親戚達から一言も聞いてないし、親戚以外からはよくしてもらったと言われているから、金と物品をばらまいて外面だけはよかったのでしょう。 本当に立派な方だったね。と言われる人生より、悪事を働き、やっぱり、そんなに悪かったんやな。と言われるのが、遺族にとって吹っ切れる要素となり、よりいいかもしれないですね。 故人を忘れるためには死ぬ間際には悪い人になってもらうのがよいですね。

どんなに無茶苦茶な親でも2人しかいないので、生きてる間は大事に精一杯してやり、死後は宗教によりますが、丁重に葬ってあげたいです。

意識があり自由に動ける間は数十年しかありません。好きな時に、好きなところに、好きなだけ、好きな人と、好きなことをしていたいですね。

身近な人の死は、自分の人生を振り返りさせ、修正する機会です。

この世に産んでくれた親に感謝!


残された人に悲しまれないように、死ぬ前には悪人になろう。 

ありがたき幸せ!



パナシェ 熊五郎
2016年1月15日

施設の親から連絡があった。 

過去15年間の親からの連絡は、金がない。金を貸せ。よこせ。

口癖通りの人生を人は送る。

これは死ぬまで変わらないだろう。 

親は自分の魂の向上のために存在するんだな。

人は一番修行できそうな親を選んで生まれてくるんだろう。

なんだかんだ言って、自分は自分の親以外からは生まれてきてないから、しっくりいく親なんだろうけど、ね。

金がない。 もったいない。 xxxしたら、どうするんだ。幼少時から高校卒まで、ネガティブな言葉で囲まれて育った。 

ある日、気づいた。 親の言うことをそのまま、聞いていたら、親と同じ、貧乏波動たっぷりのライフスタイルを持つことになる。 

ふざけるな。こんな人生を送るもんか。と自分を奮い立たせた。 親の行動、発言の逆をすればいいんだ。 

多くのことを親から教わった。 

魂の修行僧として、これからも親が生きている限りは修行をさせてもらえるのだ。

生きている間が華。 

ありがたき幸せ。 

どんな親でも、感謝しよう!!

Note:魂とか神様とか言ってますが、特に宗教的な意味はありません。好きだから言っているだけです。 宗教家から叱られちゃいますねw.