落下物警告と壊れたセンサー | ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

(旧タイトル、NYと六本木ヒルズに住む経営者のひとりごと) 
ニューヨークと東京で会社を経営してます。 NYがベースで、年間10回以上、NYー東京間を往復しています。 アメリカ生活が30年以上になるので、日本にいると沢山の驚きがあります。そんな驚きを綴っています。

昨夜、六本木のアパートに到着しました。 





久しぶりに日本に戻って来て、郵便受けを見たら、各入居者への注意勧告通知が入っていました。



Panacheのブログ-ヒルズ警告


 





去る1月31日に、アパートの高層階のバルコニーから、重量25キロのソファーが強風で飛ばされ70メートル離れたビルの屋上に落下した事件があったそうです。奇跡的にもケガ人はありませんでした。 





六本木のような人口が密集している所の高級アパートの住人が、不注意にも、そんな大きなものをバルコニーに置き固定してなかったという事実はショッキングでした。


私はアメリカでは、一軒家に住んでいて、家の周りの半径300メートル以内に他の住人が住んでいない森の中なので、いくらソファーを外に置いていても、ウサギがかじったり、野ネズミが巣を作ったり、リスが上でどんぐりを食べたり、鹿が糞をかけるぐらいしかないです。 





わざわざ、アパートの外のバルコニーにソファーを固定せず置くという感覚がわからないです。 危機管理に欠けた住人なんでしょう。 私は、どちら
かというと高所恐怖症で、このアパートのバルコニーに出るだけでも、怖いので、バルコニーで時間を過ごす感覚がわからないのです。 





このアパートは、洗濯物も、外には干してはいけないという条件で入居しています。収入チェックもあり、ある程度の収入がないと入れない様にハード
ルを高くしています。 それでも毎月のようにバルコニーからタバコの吸い殻を落とす入居者かそのゲストがいるらしく、警告の紙が入ってます。 昨日の
ファーストラウンジでの白人達もそうですが、収入が高い人が常識があるかというと決してそうではないです。 感性のセンサーが壊れた人、他人への思いやり
やリスペクトのない人、危機管理の欠損の人が、こういう事件を起こします。 














機内エピソード





ファーストラウンジでの携帯電話事件に続き、乗った飛行機では、担当のCAは、配慮に欠けている人でした。 シンガポールのクルーだと思います。


とても美しい女性でしたが、その美が段々と薄らいで行きました。 食事の後、デザートと紅茶を飲んだのですが、普通は、ドリンクがなくなると、もう一杯いかがですか。と一声かけていただくんですが、何も言わずに、除去だけ、2度目の食事の際は、日本人のCAの方なら、食べ終わった頃を見計らって、
さげに来てくれるのですが、それもなく、通りかかった時に、さげて下さいと伝えると、急いでたらしく、無表情で、トレーを持って勢いよく持ち上げたので、醤油の入った入れ物が私の体に落下しました。その後も、トイレに行こうと思ったら、Occupiedだったため、前で待っていたら、そのCAが出て来て、知らん顔して、去りました。そこで私が入ろうとした時、日本人の別のCAがドアを持ってくれて、どうぞ。と言ってくれました。飛行機が到着して、機外に出る時、白人のオジさんの乗客がビジネスクラスの機内で着用できる借用カーディガンを着たままでジャケットをその上からかけて機外にでました。 私が言う立場でもないので、言いませんでしたが、そのCAは始終見ていたにも関わらず、何も言わずに放置していました。 うーん、このシンガポールクルー、自分も乗客と勘違いしてるのでしょうか。 一事が万事ですね。 通常の日本人のCAは、Dutyという名の
正義感(justice)に基づきキチンと仕事をされていると思います。 








リムジンバスの中で





最近は、景気の影響で成田からタクシーを使わず、バスに乗ることにしました。 バスに乗った瞬間、後ろのスーツを着たイタリアン風アメリカンオヤ
ジが携帯電話で話し始め、20分ぐらい話し続けました。到着15分ぐらい前から、再び話し始めました。 私は彼がしゃべっている英語が100%理解出来る
たので、彼は分からないと思って話してるのかも知れませんが、何をやってるのか、どういう悪さをしているのかがわかりました。 





全ての英語の単語が耳に入って来ると、特に身動きのとれないバスや電車の中で、静かにリラックスしたい時には、耳障りなこともあります。 日本人と違って、アメリカ人は、携帯電話のマナーについては、感覚が異なるようです。 





ここ数年、ニューヨークでは、バスも電車の乗ってないので、現在は知りませんが、マンハッタンを走るバスの中も、郊外へ行く電車の中でも、平気で
話している人がいます。アメリカンが全員しているわけではないのですが、他人の前で、他人をリスペクトするより、自分の都合を通すというのがアメリカ人気
質な気がします。ただし、そういう人がたいした仕事をしているとは思えないです。 





忙しい人は、決して裕福ではないし、権力を持ってる人でもないです。 金を持って、ビジネスで成功している人ほど、暇です。 暇で仕事をしていな
い人ほど、お金を沢山持って、悠々と暮らしています。 バス、電車等の公共交通機関の中や空港ラウンジで携帯電話で話している人は決して裕福とは言えない
でしょう。