2日はのんびり上野を散歩しました。



※図は上野公園「西条秀樹」


気温も暖かく、

初詣はこの日にすれば良かったと後悔するほど。


上野なんて言うのは、

もう行き過ぎて行くところが無いというか、

もはやパジャマで歩けるほど庭になってるというか。


まぁお洒落な街で無いのは確かw


一応目的はありました。

スマホのちょっとした不具合の質問と料金の見直しにauへと向かう。


JRの公園口から降りると既に活気に満ち溢れていて、

いきなりテンションが上がる。


普段なら駅前の下り坂を歩くのだけど、

まだ時間もあったし上野公園内を散策しながら人間ウォッチング。


まもなく目に入ってきたのは長打の列。






なんだろうと近寄ってみると・・・



















ぎゃー!エレン!



この看板、クッソデカ・・コホン

超おっきいんです。



「進撃の巨人展」

山手線構内で広告をよく見かけてたので興味はあったのだけど、

近くて遠いのが上野であって、すっかり忘れていました。


もちろんえこは進撃のファンですから見たいのは山々。



そうそう、しかもね、

この巨人展の真隣でも進撃イベントをやってて、

そっちは360℃巨大シアターというアトラクション仕様の美術館。



どっちも行きたい。



スタッフさんに時間やら聞いてみると、

シアターは60分待ちで並べば入れる。


巨人展は当日券が「まだ」あれば、

購入した上で列にお並びくださいと。




ふむふむ・・





当日券当日券・・・あっここね。





完売状況を見ると、

最終時間だけ少し残ってる様子。



って、それ夜じゃん。

即諦めました。


そっちを諦めると、シアターに対する熱も冷めてしまって、

スルーすることに決定。


今回は縁が無かったと。





上野公園は徳川ゆかりの公園。


庶民のために花見処を作ったのがきっかけで、

現在でも花見の季節になると満開の桜が咲き誇ります。


あくまでもこれは建前だけどね。


幕府への不満を散らして、一揆を防ぐのが目的で、

同じような花見公園を確か~・・四方に4つだったかな?


作ったんですよ。

飛鳥山公園とかね。


うろおぼえガイドでごめんねw


確か徳川なんちゃのお墓もあったはず。

お寺もそんなゆかりのなんちゃら(グダグダ



重要文化財「寛永寺清水観音堂」の「月の松」は必見ですよ!







江戸時代の絵に描かれていたもので、

当時庶民に大人気だったらしいのだけど、

明治時代に台風で吹き飛んで無くなってたんですって。


これね↓








それが一昨年、150年ぶりに復元。



そう。



上野公園は動物園やらを楽しむだけではなく、

こうした江戸情緒に触れるのが一番の楽しみ方だと思うんですよ。


お堂から見るとこんな感じ↓







目を瞑ると聞こえてきそうです。



(うまいようまいよ~、甘酒あるよ~!)

なんてね^^




まぁ、上野動物園も日本初の動物園で天皇ゆかりの建造物。


飽きたと言わず、見所満載ではあるので、

ふとしたときに別角度から上野を楽しむのも良いかなぁって。


ちなみにワンモアおみくじも引きました。

中吉にスキラゲ成功♪イエイ




au混んでたなぁ。

新年早々、駆け込み寺みたいになってた。



待ち時間も長かったので、

近場をぐるりと一周。






ぶww見るとこなしww

ABAB(アブアブ)は人ゴミで吐きそうだった。



auやらモロモロ終わって空を見上げると、

もう夜に近い夕方。


17時ってかなり暗い。


冷え込んできたし、

家に帰ることに決める。



一応進撃を気にしつつ、上野公園に向かう。



もう誰も居ないかと思ったけど、

暗がりの中に相変わらずの長打の列を見つけた。


最後尾の看板を持つスタッフに聞いてみる。


「これ最終ですか?」「はい、本日これが最後です。」



ふらふら~っと券売店に向かう。

最終時間・・・まだ売れ残りが。。。





数分後には、

ドラポをやりながら最後尾に並ぶえこの姿がそこにはあった。





美術館が近づくにつれ嫌でもテンションが上がる。

入り口には音声案内の貸し出しもあった。


当然借りる。

800円也。




エレンの声が聞こえる。

リヴァイの声が聞こえる。



やばい、楽しい。













進撃展に行く予定のある者は
この場で立ち去れ!!

行かぬ者は心臓を捧げよ!








































最初のエリアは撮影禁止エリア。


いわゆるオープニングの「掴み」ってやつね。

扉が閉まり室内が真っ暗になる。


声優さんのようにめっちゃアニメ声の「リサ」と名乗る子が話し出した。




どうやら巨人から身を隠すため、

テントに避難してるという設定。


四方八方から巨人の足音が聞こえる。


大型スピーカーの為、立体音響が半端なく、

ズシーンと響くたびに本物の地響きのような振動が体に伝わる。





テントには横切る複数の巨人の影がウロウロと映っていた。


人の匂いを感じたのか、

一匹の巨人が近づいてくる。


何m級だろうか・・・。



リサは言う。

ここは安全で問題無いと。


リサの言う通り、

巨人はこちらに気づかないまま立ち去った・・・







・・かに見えた。







次の瞬間、更に近づいた巨人の影が太陽の光を遮断する。

気づかれたか!?



顔の影が部屋を覆いつくした。

どうやら中を覗こうとしている。


リサは小声で言った。




「だ、大丈夫。外は明るいから、

中は暗くて何も見えないはず。


このままじっとしてればきっと・・・」





巨人の大きな指が一枚のテントをめくった。

その隙間から巨大な目を覗かせ、ギョロギョロと部屋を見渡している。



でも中は見えてないはず。

入館者全員に緊張が走り息を呑む。



影が遠のく。





・・ズシーン、ズシーン、ズシーン。









ふぅ、どうやら立ち去ったようだ。



「み、みなさん、ここは安全だと言ったでs・・・ひっ!」








ズシン!ズシン!ズシン!

ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!



バサァ!!!








助走をつけた巨人の手が、

まるで紙切れでも掃うかのようにテントをまるごと吹き飛ばした。












キャーーーー!!




瓦礫が空から振ってくる。

巨人に掴まれたリサが、目の前の超巨大モニ・・コホン


まさに喰われようとしている!





「み、みんな!に、逃げてぇぇええ!!!」





例の絶望時のBGMが鳴り響く。

大きな口をあけた巨人はニコリと笑みをこぼすと、

リサの体を半分食いちぎった。


残りはゴミでも捨てるかのように、

こちらに向かって放り投げられた。






ガシャン!!





室内の網天井に半分になったリサの体が無造作に落ちてきた。

先に向かうドアが勢いよく開いた。


団員が慌てながら駆け込んできて、



「みなさん!こちらです!さぁ早く!!」
















って感じのアトラクションに心を鷲掴みにされました。



早く見たい衝動。

早く物販でお金を払いたい衝動!(ウソ





ツイッターにもいくつかアップしてるけど、

一通りアップするね。


特に説明は無し。

クリックすれば拡大します♪











基本的に原画が並んでる感じなんだけど、

見せ方がいい。


とりあえず「この壁ください!」って感じ。



漫画の中に入ってるような気分になる。

TDLに例えると、ハニーハントに近いかな?


まぁ、こちらは単なる美術館なんだけどね。




一枚一枚に作者のコメントが小さく貼られてるのも面白かった。



例えば、


「このコマは、自分の手をみながら必死に描きました」とか、

「肺気胸で苦しみながら描いた回です」とかw



作者さんの幼少期の落書きとか、

高校生時代の習字なんかもあって楽しい。









なんやねん「犬には勝てる」ってw


原画はもちろんのこと、

漫画のコマをパネルに切り出して見せてくれるとか、

また印象が違って見えてワクワクが蘇ります。







まぁ、文字で見せる演出って、

やっぱエヴァが最初だねぇ。


どうしても二番煎じに感じちゃう。

好きなんだけどね♪









そうそう、これ。

なかなか面白い演出なのよ。



画像じゃ伝わらないかもだけど。
















ピンボケ多いのは許してね。


暗い中、映像がグルングルン動くもんだから、

AFが発動しまくって上手く撮影出来ませんでした。


AF無効の仕方も分からないし^^



映像をコマパネルに重ねてるだけなんだけど、

なんて言えばいいかなぁ。



小説って頭で想像して読むものだけど、

漫画も何気に迫力とか脳内変換して、

自分なりに興奮しながら読むじゃん?


それが再現されてる感じw


BGMも相まって相当な迫力でした。










嗚呼、兵長♪

凛々しい後姿でございます♪



次の見せ方も面白かった。


あくまでも平面画像なんだけど、

スクリーンに見立てた壁に角度をつけることで、

擬似3Dになってた。


酔うレベル。










これ21話あたりなのかな?

女形を追い込んでるときの立体機動な感じ。



そういえば前に、

FXに見立てて「進撃のザー円」書いたの覚えてるかな?w


あれが丁度21話なんだよね。

良かったら、また読んでくださいなw



ここに置いておきますw



>>「進撃のザー円」<<












入り口で借りたガイド装置は絶対に借りたほうがいいよ。


ヘッドホンも貸してくれるけど、使い慣れたものがあるのなら、

自分のを使ったほうがよく聞こえると思う。


原作にはないやり取りで、

主役級のキャラ達が入れ替わり立ち代り会話仕立てで解説してくれます。


これ使わなかった人、

絶対損してると思う。内緒ね^^




漫画コーナーを過ぎると、

次は実写アイテムエリア。







こんな感じに、

本物のごとく飾ってあります。


ちなみに上記は、

エレンのお父様が持っていた「地下室の鍵」。


この地下室の秘密は、

進撃の巨人シーズン2で明かされるのよね。


楽しみ♪







この食卓もよくアニメに出てきたよね。

リヴァイ班の会議とか。


隣にあるのは「サシャの芋」ね。

これはいらんかったような気がする。





ミカサのマフラーもあったよ。






丸い穴から手を入れて触れるの。

ゴワゴワしてる感じが世界観を感じさせる。


チクチクするから、えこが嫌いなマフラーです。




エレンのスプーン。

覚えてるかな?






血が出るほど手を齧っても巨人になれなかったのに、

ティースプーンを拾い上げようとした瞬間、暴発変身。


それがこのスプーンですw





身を閉じ込めた女形の水晶もあった。





とても綺麗で、

海辺で拾った割れたコーラの瓶を思い出したよ(え




原寸大の機動装置は圧巻でした。





本当に使えそうなほど精巧に作られてる。


って、壁にワイヤー刺さってるってことは・・・





これ本物なんだよ絶対!!!






そしてお待ちかね!!







兵長~!

リヴァイは~ん!




「は~ん」って別に京都弁じゃないよ?

「班」のことねw



やっぱここは人気だったね。

お調子者の外人さんが刺されたフリして写真撮ってた。


カッコイイ人だったので、

様になってたんだよね、殺され役。



えこも便乗してスマホを構えたんだけど、

既にポージングが終わったあとで、

思い切ってもう一度お願いしようかと思ったけど・・・









英語しゃべれなかった^^








ワンモアプリーズハリアップボケ!

で良かったか。






次の部屋も原寸大の部屋だったんだけど・・・








子供の泣き声がする・・・







赤ちゃんも泣いてる・・・






























そりゃ泣くわ。

デカすぎる。


50m級の顔と手。



照明のルーチンが悪くて、

まともに映ってるのが殆ど無かったけど、

この2枚は綺麗に撮れてた。


照明のタイミングがいい時に限って、

人が映りこんじゃうんだもの。


まぁかなりの人ごみで、

撮影場所の取り合いだったからしょうがないんだけどね。



てか、ここまでアップしてる写真に、

人が殆ど映ってないでしょ?



「根気」の賜物です。

褒めて褒めて♪



この巨人、どれくらいデカいかと言うと・・・




















※クリックで拡大




ね?やばいでしょ。

そりゃ一口で飲まれるわ。


これ折角いい感じに作れてるのに、

モノに対して演出が無さ過ぎて、そこが残念だった。



もしエヴァだったら、

5分程度の緊迫演出とか絶対やってるはず。


えこ的には、

壁を足で蹴り壊すシーンを流しつつ、

破壊音とともに爆風をこちらに向けて放つ、とかね。


それ程度はして欲しかったな。








実はここに掲載出来なかった部屋が、

このあとにもう一つあります。






巨人化の鍵を握る「誰か」。

名前も何もなく、壁に描かれていました。



ネタバレになってしまうほどの情報なので、

えこブロでは差し控えさせて頂きますね♪



最後は例の如く売店だったけど、

欲しいと思ったタオルが完売してたので無視して終了。










何気に充実したお正月でした。


こうしたサプライズを発見出来るのも、

美術館やら科学館やらが密集した上野ならではの楽しみです。




たまに上野散策するのもいいね♪




長くなりましたが、

行けない人は行った気になれたかな?



そろそろ正月気分も抜いていかないとね^^



さぁ~!!

エンジンかけて行くぞ~~!!