ポップ・ミュージックのトリコ -113ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。




1位 "Old Town Road" Lil Nas X feat. Billy Ray Cyrus
produce:YoungKio, M.T.Reznor, A.M.Ross

2位 "Wow. " Post Malone
produce:L.Bell, Frank Dukes

3位 "Sunflower (Spider-Man: Into The Spider-Verse) " Post Malone & Swae Lee
produce:L.Bell, C.Lang

4位 "7 Rings" Ariana Grande
produce:TBHits, C.Anderson, M.Foster


5位 "Without Me" Halsey
produce:L.Bell


リル・ナズ・Xが3週目のトップに。
まさかの大ヒットでまさかの3週連続。


今週のピックアップ

"Boy with Luv" BTS feat. Halsey
ニュー・アルバムが今週アルバムチャートで1位のBTS。
ホールジーがフィーチュアされたこの曲がリードトラック。
K-POPが世界を席巻している事実もさることながら、アジア系の米国人が急増していることもこのヒットの背景にはあります。
日本でK-POPが大ブレイクしていた10年前に、さすがにこの景色は想像できませんでした。
米国のポップ・ミュージックは世界一の大きな市場であるものの、案外非英語圏の歌は冷遇される閉鎖的な商圏の側面もあります。
ただ、そうはいってもシングルチャートのトップはまだK-POPに獲らせていません。
これも数年後には達成してしまうんでしょうか!?

"Sanguine Paradise" Lil Uzi Vert
発売日未定のタイトル未定のアルバムに収録される予定の曲がドロップ。
ヒップホップ勢の勢いが今年も止まりませんね。

"Blue on Black" Five Finger Death Punch feat. Kenny Wayne Shepherd, Brantley Gilbert & Brian May
ケニー・ウェイン・シェパードの20年前の曲をファイブ・フィンガー・デス・パンチがカバー。そのバージョンにケニー本人に加えて、ブラントリー・ギルバートとなんとブライアン・メイが参加。ブライアン・メイが”ゴキゲン”なギター・ソロを披露しています。
この曲は救急隊員の基金のチャリティー・ソングとのこと。
日本でもこういうのって普及してほしいなぁ。

"That's a Rack" Lil Uzi Vert
リル・ウージー・バートの曲をもう一つ。
思ったよりいい感じのチューンでちょっと意外。
もっとキワモノっぽいことをしてくるイメージがあったのに、適度な渋みと適度なノリ。
思ったよりオトナ路線。

"On My Way to You" Cody Johnson
最後はこの曲で。何気に気に入ってるんですが今週100位以内にリエントリーしてきたので思わずピックアップ。
心が洗われます。


1位 "Old Town Road" Lil Nas X feat. Billy Ray Cyrus
produce:YoungKio, M.T.Reznor, A.M.Ross

2位 "Sunflower (Spider-Man: Into The Spider-Verse) " Post Malone & Swae Lee
produce:L.Bell, C.Lang

3位 "Wow. " Post Malone
produce:L.Bell, Frank Dukes

4位 "7 Rings" Ariana Grande
produce:TBHits, C.Anderson, M.Foster


5位 "Without Me" Halsey
produce:L.Bell


リル・ナズ・Xが2週目のトップに。
無事カントリーとして集計されることになったようですが、何よりビックリはビリー・レイ・サイラスをフィーチュアしたバージョンが元のバージョンより人気があるということ。ビリー・レイ・サイラス、初のナンバー・ワン・ヒット。
人生何が起きるかわかりません。


今週のピックアップ


"Sucker" Jonas Brothers
ラジオでのエアプレイが好調でエアプレイだけなら現在全米トップ。
確かにラジオうけが良さそうなポップ・ナンバー。

"Cool" Jonas Brothers
そしてこの曲が新たにリリース。
日本のジャーニーズタレントも随分前からそうなんですが、アイドルもきちんと歳をとって、大人の男になっても愛され続けるようになってきました。

"Outta My Head" Khalid with John Mayer
カリードとジョン・メイヤーという、最近のレイドバックしたサウンドの請負人の二人がコラボ。もっとあっさりしたものかと思ったら、意外にがっちりやっています。
最高に心地よい曲です。

"Inmortal" Aventura
このサイトでも何度も取り上げているバチャータの星、ロメオ・サントスがヴォーカルを務めていたグループアヴェンチュラがまさかの再結成。
共鳴は”不滅”。
気合の入ったタイトルです。
曲はこれがまたロメオ節炸裂のなかにも、美しいギターソロなど見せ場たっぷり。

"Big Ole Freak" Megan Thee Stallion
Cardi Bの大ブレイクを受けて、フィーメイル・ラッパーがどんどん元気になってきています。


1位 "Old Town Road" Lil Nas X
produce:YoungKio, M.T.Reznor, A.M.Ross
Tik Tokでの”踊ってみた”から火が付いたヒット曲が1位に。
そしてビリー・レイ・サイラスをフィーチュアしたRemixも登場。
まさにアメリカン・ドリーム。
ナイン・インチ・ネイルズの曲のビートをフィーチュアしているカントリー・ラップ・ナンバー。なんとも面白い話ですが、なんとこの曲はカントリーのジャンルから外されています。なんでもカントリー専門のラジオ局ではかかっていないから、とか。
何だかメチャクチャな話です。
カントリー、というものをカントリー局がかけるのか、カントリー局がかける曲をカントリーと呼ぶのか?
唯物論とか唯名論のような哲学的な要素で奇妙な立場に置かれてしまっています。
もはや”ロック”みたいな曲は”カントリー”として機能しているのにヘンな話。
個人的にはBeckの"Loser"の系譜とも感じる面白い曲だと思うのですが・・・。
Lil Nas Xは現在20歳。この業界のありかたに旧態依然としたものを感じてるんでしょうね。当の本人は結果どうでもいいんでしょうけど(笑)

2位 "Sunflower (Spider-Man: Into The Spider-Verse) " Post Malone & Swae Lee
produce:L.Bell, C.Lang

3位 "7 Rings" Ariana Grande
produce:TBHits, C.Anderson, M.Foster

4位 "Wow. " Post Malone
produce:L.Bell, Frank Dukes

5位 "Without Me" Halsey
produce:L.Bell


リル・ナズ・Xがトップに。
日本じゃまだ起こりえない奇跡のヒット。


今週のピックアップ

"Bad Guy" Billie Eilish
『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』 がついに発売。
2019年のトピックの一つとなるでしょう。
いや、2010年代のトピックと言ってもいいでしょう。実際はそれ以上におおげさに言っても差し支えないくらいの意味を持ったリリースだと思います。
17歳の少女と21(22?)歳の青年の兄弟が作った作品にもかかわらず、アラニス・モリセットの精神にトレント・レズナーの肉体を合体させたような独特の楽曲は、いままでありそうでなかった新しいもの。
救いようがないくらい暗く、重く、密室感に満ちているのに、陶酔感を覚え、高揚感さえ感じる奇妙な音楽性。
"Bad Guy"はアルバムのオープニング・ナンバー。
お父さんは俳優のPatrick O'Connell、お母さんは女優兼シンガー・ソングライターのMaggie Baird。

2世タレント、といえばその部類になるんでしょうね。

"Xanny" Billie Eilish
"Bad Guy"に続くナンバー。
まさに彼らの魅力を全開放させた”アクが強い”楽曲。

"I Love You" Billie Eilish
尾崎豊の名曲と同じタイトルですが、あちらが昭和末期の空気が満ちているとすれば、こちらはいかにも平成末期の空気が満ちています。
やさしさとぬくもりと、今にも泣きだしそうなほどの狂おしい寂寥感が交錯するナンバー。

"Monopoly" Ariana Grande & Victoria Monet
ニュー・アルバムの衝撃も醒めぬまま、新曲をドロップ。
なんでもバイセクシャルをカミングアウトしているという噂。
自身のライブでのテロ事件以来、彼女は逃げずに表現し続けることを選び、そしてその覚悟を決めてからは、躊躇なく自分のことをさらけ出すようになりました。
女は強い!

"8" Billie Eilish
個人的にはこういうナンバーに弱い。
ふざけているのか本気なのかわからないギリギリのラインでの表現。
わざわざ時間をかけて他人の録音した演奏を聴くという行為をする以上、そこには普通にはありえないものでなければならず、時にそれは狂人の域にある人物の作品に触れることになるわけですが、これはそういう常人には作りえない作品。
ポップなのに奇妙。この匙加減。

"Dedication" Nipsey Hussle feat. Kendrick Lamar
これから、という時に惜しくも射殺されてしまった彼の昨年発売のアルバムがチャート急浮上の2位に。
それにつられてこの曲がランクイン。
いかにも90年代のウェッサイの流れをくむ、メロウなサウンドが美しい曲。そして同じく新世代ウエッサイの新星、ケンドリック・ラマーとのコラボ。

新しいスターが誕生し、一方で惜しくも星になってしまうアーティストがいる。
諸行無常の世の中だからこそ、この一瞬の間、世界を虜にし、また私を虜にさせる音楽を目一杯楽しみたい。