『クライム101』 | ポップ・ミュージックのトリコ

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流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

監督 バート・レイトン
原作 ドン・ウィンズロウ
脚本 バート・レイトン
ジャンル アクション/クライム/スリラー
 出演 クリス・ヘムズワース as デーヴィス
   マーク・ラファロ as ルー
   バリー・コーガン as オーマン

   ハル・ベリー as シャロン

撮影 エリック・アレクサンダー・ウィルソン 

編集 ヤコプ・セカー・シュールシンガー

上映アスペクト比 2.39 : 1

 

鑑賞方法
TOHOシネマズ ララポート門真(ドルビーシネマ)

 

2026年最初の鑑賞レポは『クライム101』を取り上げます。

今年からちょっと取り上げる映画のデータ情報を変えました。

上映された際のアスペクト比を出して、鑑賞した劇場名を公表することにします。

いままでは、「いきつけの劇場」 とかにしてたのですが、いい劇場が閉館して無くなってしまうこともあるわけですので、上映してくれた映画館にリスペクトも顕したいと思い、公表します。

 

そんな中、今回は門真にあるTOHOシネマズさんをチョイス。

1時間弱ほどかけて現地に向かいました。

ここはドルビーシネマがあるのでちょっと遠いけどお気に入りの映画館です。

 

さて映画館に入ってみるとなかなかの賑わい。クライムサスペンスという地味なジャンル映画にもかかわらず、しかも早朝の回なのに7割ぐらい席が埋まっていました。お客さんも若い人も多くて男女比も偏りはない感じ。いわゆる老若男女という感じです。

 

映画ファンっていうよりは、日曜日の午前中だけに週末どうしよっかなーとか考えながらフラッと立ち寄った商業施設で、とりあえずこれ観よっかと入ってきたお客さんが半分近くいそうな感じ。こういう感じいいですね。

 

さあ、いざ始まるとアマゾンのMGMロゴが。そう本作はアマゾン製作作品。だからこその豪華キャスト。クリス・ヘムズワースにマーク・ラファロというアベンジャーズでいうソーとハルクが共演で、そこに大好きな俳優バリー・コーガンが絡むというんだからそりゃ凄い。更にアカデミー賞女優のハル・ベリーが加わり、物語はこの4人の行動がぐるぐる絡み合って、どうなる?どうなる?ってハラハラしながら進むんですからこりゃたまりません。

金持ちからしか盗まないルパン3世のようなクリヘム扮するデーヴィスと、敏腕ながら組織の論理に与せず出世から無縁の一匹狼のベテラン刑事であるマーク・ラファロ扮するルーの対決はどちらにも勝ってほしいと思わせるバックグラウンドがあって、そこにハル・ベリーもこの二人のバックグラウンドに負けない強いストーリーを語られるので、味が濃い。それに加えてバリー・コーガンも想像以上にクリヘムに絡む展開で彼らしい独特の表情の演技もたっぷり披露。

加えてカーアクションもかなりの尺があり序盤から観客を飽きさせません。

刑事もののサスペンスなんて映像作品の中では、特にテレビドラマコンテンツとして量産されてるお決まりのフォーマットなのに、ここまでメガ盛りな内容だとまったく別物。しかも原作はドン・ウィンズロウ。米国のベストセラーのミステリー作家の小説が原作だから、ストーリーもメチャクチャ面白い。

 

これだけのお祭り騒ぎ的な内容なのにアマゾンMGM制作ということは、映画館でお客さんが入るかどうかはおまけの世界。いやいやアマゾンさん、怖いよ。

 

クライムスリラーということで、やはり夜のシーンが多いし、これだけの俳優の共演だから撮れ高も多くて、じっくり人物の背景も描くのでその分上映時間はこのジャンルにしては長いけれど、贅沢な映画を劇場のスクリーンで観る心地よさはやっぱり格別。

 

かつてアベンジャーズを子供のころから観て育った世代も今はオトナ。そんな彼らが観ても満足できるに違いない熟成された演技を楽しめる上質な鑑賞体験でした。