新しい世代に響くうた(改訂版)2-① | ポップ・ミュージックのトリコ

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風は吹いている”AKB48


このシリーズの改訂版も第2シーズンに突入。
”震災後”という新時代を切り開く事実上最初のヒット曲。

マルモリのヒットなどもあって、AKB48一色ではなかった2011年後半ですが、それでも話題の中心は彼女らにありました。

レコード大賞の影響もあって、フライングゲットに注目が集まりましたが、このコーナーで取り上げるのはやはりこの曲。
震災復興支援ソングということで、かなりメッセージ性の高い曲になっていますが、被災者だけでなく、ハードな時代を生きる現代人ひとりひとりにとって、希望を抱ける曲になっています。

たかが音楽ですが、こうやって時代の息吹に寄り添って人の心や生活を支えてきたのも音楽です。
AKB軍団はアイドル界~音楽界を制覇しました。
2011年はグラビア界も制覇をし、それでもまだ活動のニュー・フロンティアを求めて拡大を続けています。
2012年はドラマ界・映画界への進出もまだ続けそうですし、アニメ業界への進出にも大きな一歩を踏み出しています。
数年後には日本のGDP総額を上回ることが確実という、イスラム国家で最も人口の多い国、インドネシアにもJKT48を立ち上げて進出。人口のシュリンクで成長が難しい日本を飛び出して、地理上でもニュー・フロンティアを求めて航海が始まっています。

今後様々な困難と挫折が待ち受けていることだと思いますが、不思議とそれを無謀とは思えないのは、私がドラッカー好きだからかもしれません。

”「自ら未来をつくることにはリスクが伴う。しかし、自ら未来をつくろうとしないほうが、リスクは大きい」”

秋元氏はその身を挺して、メンバーにそういうことを伝えようとしているように思えます。
そして、それを端で見ている私たちが、そこから何かを得て一歩でも動けるなら、このAKB48の騒乱も日本にとって誇れるものに成りやしなだろうか。

自分と年齢が近いメンバーたちが様々な苦難に立ち向かいながら挑戦しつづける姿に、”新しい世代”で勇気付けられている人も少なくないはず。
それだけでも日本の未来にとって大きな仕事だといえるでしょう。

”夢”を信じること。そして、”夢”を叶えること。

忘れてはいけない大事なことだと思います。