
『長い間~Kiroroの森~』Kiroro(1998年10月1日発売)
雑貨屋さんに置いてある手帳のようなアートワーク。
物憂げな秋の季節にぴったりの70年代シンガーソングライターの諸作のようなシンプルな作品が詰まった名作。
Kiroroの魅力そのものに気付いたのは結構遅くて、全盛期が過ぎたころラジオの番組で生で聴いた洋楽のカバーでした。何故か涙が止まらなかったことを思い出します。
”長い間”
丁寧な心理描写が刻まれた歌詞と、そのまっすぐな気持ちを表現するようなピアノの音色。
聴き終えた後の、切ない恋愛の短編小説を読了したときのような充実感。
”未来へ”
結婚ソングの定番にもなっている一曲。
歌に投影される自分の心境が、子の立場から親の立場にに変化しつつあるのはこの曲がリリースされてから12年の月日が経過していることの証。いずれにせよ泣けます。
”僕らはヒーロー”
アルバム最後の曲。アルバム中、個人的に一番好きな曲です。
温かいコーヒーを片手に”思い出”を回想しながら聴きたい作品です。