”和”の名盤 歳時記 二月の二 | ポップ・ミュージックのトリコ

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流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

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『永遠』 ZARD (1999年2月17日発売)

新しいスターが誕生する数だけ、星になってゆくスターがいるわけですが、ZARDもまた、そのヴォーカル坂井の逝去によって、歴史上の存在になってしまいました。
90年代を通じて、いわゆるビーイング・サウンドの旗手として、ヒット曲を量産した彼女らでしたが、その黄金期を黎明期からサポートし続けていた織田哲郎のビーイング離脱などもあって、これまでの路線と新しい路線が交錯する時代の転換期に作成されたアルバムにあたり、そのブレンド具合が絶妙になっています。

永遠
これまでの煌びやかさだけではない、陰影のくっきり出たサウンドが新鮮でした。
アルバム表題曲にしてアルバムのオープニンング・ナンバー。
この曲に託された思いの強さが表れていると思います。

My Baby Grand ~ぬくもりが欲しくて~ ”
この曲はこれまでのビーイング・サウンドを踏襲した王道ナンバー。編曲は当時のビーズのサウンド(”Love Phantom”など)でもお馴染みの池田大介。

運命のルーレット廻して
アニメ『名探偵コナン』にも使われていたので懐かしいです。
編曲はやはり池田大介。

新しいドア ~冬のひまわり~ ”
アルバム中いちばんのお気に入り。
もともとアルバム曲として制作されたこともあって6分を超える大作。
編曲はGARNET CROWの古井弘人。

GOOD DAY
編曲は池田大介。
ライブ映えしそうなロック・バラード。

息もできない
編曲は大黒摩季との仕事で有名な葉山たけし。王道のビーイング・サウンド。

風が通り抜ける街へ
編曲は徳永暁人。
ビーチボーイズっぽいコーラスが印象的。こういうコーラスが入るだけで山下達郎の顔がうかんでしまう私はちょっと異常かもしれませんが・・・。

このアルバムは徳永暁人に始まり徳永暁人で終わるという構成で、彼のサウンドに託した思いの強さを窺い知れます。