日本のポップ・ミュージック界の偉人たち⑪ | ポップ・ミュージックのトリコ

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流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

$ポップ・ミュージックのトリコ-HIDE

この企画は、私の好きなアーティストを年齢順に並べているのですが、企画自体、「こういう曲をライブで聴きたい」という願いも入っているので、基本的には存命中のアーティストに絞っています。それだけにキヨシロー氏の死は、この企画にとって大きな痛手だったのですが、もう一人、天国にいってしまった人がいます。

hide(1964年12月13日生)血液型AB型

Xのギタリストであり、ビジュアル系ロックの創始者でもある日本のロック界の革命児。
WEEK END”X
Xというグループのロックがどれほど革新的であったかを知ることのできる1曲。クイーンの”ボヘミアン・ラプソディ”に匹敵する聴きごたえ。

①”DICE”hide
1994年1月21日発売
週間最高順位6位
ビジュアルはまさにXのHIDEですが、音楽の志向がかなりポップ・フィールドに振れています。
この”わかりやすさ”がhideの魅力。

②”TELL ME”hide
1994年3月24日発売
週間最高順位4位
ポップなのに危険な香りの漂う彼の楽曲。
こういう妖しい魅力こそがポップソングの醍醐味。

③”MISERY”hide
1996年6月24日発売
週間最高順位3位
このあたりからhideの楽曲は目に見えて進化しています。もはやXの肩書さえもかえって邪魔になっているような独自のスタイルを確立しています。

④”Beauty&Stupid”hide
1996年8月12日発売
週間最高順位4位
体が勝手に動き出すようなロックチューン。よくもまあ次々にこんなハイクオリティな曲をリリースしたもんですねぇ。

⑤”Hi-Ho”hide
1996年12月18日発売
週間最高順位8位
出す曲がいちいちクオリティが高いです。この曲も一度聴いたら頭から離れません。

⑥”ROCKET DIVE”hide with Spread Beaver
1998年1月28日発売
週間最高順位4位
X Japan解散直後のリリース。ここからはグループ名義でのリリース。
この突き抜けたドライブ感。hideはまだ更に進化している最中であることを示した作品。
ただこの神懸ったクオリティの曲になにやら怖さを感じたのも事実。

⑦”ピンク スパイダー”hide with Spread Beaver
1998年5月13日発売
週間最高順位1位
この洋楽さえも遥かに凌ぐクオリティと完成度。マリリン・マンソンさえも前座でいいから出させてくれと懇願したhideの実力が十分に発揮された曲。もはや常人ではなしえないクオリティですが、彼はこのシングルが1位を獲得することを知らずに天国へ飛び立ちました。

⑧”ever free”hide with Spread Beaver
1998年5月27日発売
週間最高順位1位
レコード音楽という文明の賜物のおかげで、この世からいなくなった彼の音楽を楽しむことができるのは、やっぱり嬉しく幸せなことだと思います。・・・でもやっぱりこんなすごい曲を遺して逝ってしまうというのは酷です。

⑨”HURRY GO ROUND”hide with Spread Beaver
1998年10月21日発売
週間最高順位2位
聴くたび思わず感傷に浸ってしまう曲です。

⑩”In Motion”hide with Spread Beaver
2002年7月10日発売
週間最高順位4位
hideの楽曲を指して”サイボーグ・ロックと評する人もいましたが、このように死後に未発表曲がよみがえる様子をみると、なるほどそういう表現は当たっていたのかもしれません。

もし彼が生きていたら・・・なんてことは、あまりにも悔しくて語れません。本気で世界に通用する、時代を超越したアーティストでした。

今はただ、この傑作の数々を聴き返し、流行り廃りの早いポップ・ミュージックの世界で、この天才の遺産を眠らせることがないようにすることが、私たちにできる唯一のことだと思います。