6月9日のロックの日は過ぎましたが、今年はこの日はとにかくロックを聴きまくりました。そのせいで書き込みが滞ったのですがご勘弁を。今年はリック・ルービンものの気分でしたので、彼のプロデュース作品中心に聴いていました。やっぱり彼の何もかもを削ぎ落とすような音の趣味は独特。00年代の音の流行とはかけ離れていますが、次の10年はまたこういうのが来るでしょう。
ということで、リック・ルービン特集。
①"Walk This Way"Run-D.M.C.(1986.7)最高位4位
いまや世界最大レコード会社、ユニヴァーサル・グループを支える屋台骨、アイランド・デフ・ジャム・グループとして有名なデフ・ジャムをラッセル・シモンズと立ち上げた彼の本領が発揮されたロックとヒップ・ホップの融合形。ロックオタクな彼の抜群のセンス。
②" (You Gotta) Fight for Your Right (To Party!) "Beastie Boys(1986.12)最高位7位
パンクとヒップホップの融合。破天荒なかっこよさ。
③"Under the Bridge"Red Hot Chilli Peppers(1992.4)最高位2位
レッチリにとってもリック・ルービンにとっても大切な作品。リック・ルービンは、もっとやりたいことをやりたい、と思い立ってデフ・ジャムを離れたのはいいものの、なかなか思うように活躍できない状態でしたが、ここでレッチリに一花咲かせて一気にロック界からのオーダーを受けるようになっていきます。
④"Mary Jane's Last Dance"Tom Petty & the Heartbreakers(1993.12)最高位14位
いかにもアメリカンなロックが渋い。リック・ルービンの以後の作品にも見られる、シンプルなアレンジはここですでに完成しています。
⑤"You Don't Know How It Feels"Tom Petty(1994.12)最高位13位
このシンプルなカッコ良さ。何も足さない。その潔さ。
⑥"Otherside"Red Hot Chilli Peppers(2000.2)最高位14位
レッチリと組んだリック・ルービンのはまり方はやっぱり別格。魂の奥底から揺さぶられます。
⑦"Scar Tissue"Red Hot Chilli Peppers(2000.7)最高位5位
もはや名曲の域です。ギターの音色に泣かされます。
⑧"Beverly Hills"Weezer(2005.4)最高位10位
ウィーザーの最高ヒットもリック・ルービンのプロデュース。パンクらしからぬ重低音重視の骨太サウンドはまさにリック・ルービン印。
⑨"Dani California"Red Hot Chilli Peppers(2006.4)最高位6位
個人的な思い出もあって忘れられない名曲。この曲で何度踊ったことか・・・。
"Not Ready Make Nice"Dixie Chicks(2006.5)
リック・ルービンが遂にグラミー賞(レコード・オブ・ザ・イヤー部門⇒つまり最高の部門)を受賞した記念すべき作品。当時大統領だったブッシュの批判をしただけでレコードの不買運動がおこったり、脅迫を受けたりと、踏んだり蹴ったりだった彼女たちにとっても、非常に意義深い受賞でした。
⑩"What I've Done"Linkin Park(2007.4)最高位7位
彼らのサウンドもリック・ルービンの手によってぐっとソリッドに仕上がっています。
リック・ルービンはあまりレコーディングそのものの知識は乏しいらしく、彼の耳だけを頼りに、容赦なく曲を没にして、作品を選りすぐっていくというのが彼のプロデュースの手法。
ある意味究極のリスナー第一主義。