「名曲を掘り起こせ」は、まず全米1位を獲得したことのあるものから10曲、そのあと、シングル・カットされたものから10曲選んだわけですが、それぞれさすがに10曲では紹介しきれなかった曲がたくさんありました。
そこで、まずは「1位を獲得した曲」縛りで、さらに紹介曲を増やしていきます。
いつも歴史の古いほうからやってますので今回は新しい時代からいきます。
まずは2000年代。そう、今まさに時代の転換の時期にあって、すでに記憶から消え去りそうになっている曲をピックアップします。
2001年
"Stutter "Joe feat. Mystical
元のバージョンにミスティカルをフィーチュアしてのリミックスがヒットしました。スタッターとはどもってしまうことを意味していて、嘘をついていてもそうなっているのを見てバレちゃってるよ、なんていう歌でした。
"You Got It Bad "Usher
近年のR&Bのバラードにしては珍しくギターソロが入るのが特徴的です。プロデュースはジャーメイン・デュプリとバラードの巨匠、ブライアン・マイケル・コックス。
2002年
"Foolish "Ashanti
ビギーの”ワン・モア・チャンス(リミックス)”を完全に意識した、デバージの”ステイ・ウイズ・ミー”使い。大ネタ大王のパフィーも真っ青のまんまネタ使いは大胆ですが、これが気持ちいいのですから仕方ない。
"Dilemma "Nelly feat. Kelly Rowland
特に女子受けがよかったロマンティックなヒップホップ。コーラスのケリーがいい味出しています。
"A Moment Like This "Kelly Clarkson
アメリカン・アイドル初代ウィナー、ケリー・クラークソンのデビュー曲。凄い歌唱力。
2003年
"All I Have "Jennifer Lopez feat. LL Cool J
ジェニロペのヒット曲には欠かせないコリー・ルーニーのプロデュース。この曲もロマンティックな感じがいいです。
"This is the Night "Clay Aiken
彼もアメリカン・アイドル出身。スタンダードな歌い方が逆に新鮮です。
2004年
"Yeah! "Usher feat. Lil Jon & Ludacris
当時一世を風靡していたリル・ジョンのプロデュース。もちろんリル・ジョンは曲中にも”イヱー!!! オーケー!!!”と盛り上げ番長として参加。
2006年
"You're Beautiful "James Blunt
ワーナーが怪気炎を吹き上げ始めたとろの曲で、色々な意味でエポックメイキングな作品です。まあ、うんちくを抜きにしても、とてもいいメロディのバラード。
"Ridin' "Chamillionaire feat. Krayzie Bone
個人的にはアル・ヤンコヴィックのパロディ版の方が、思い入れは強いのですが、メッセージ性の強いリリックに、非常によくできたフックの部分など、完成度の高い曲です。
"Promiscuous "Nelly Furtado feat. Timbaland
リアーナの活躍などで少し遠い過去のようになってしまったティンバランドの復活劇ですが、この曲なんかはいまだに革新性の高い作品として聴けます。