Dr. Dre特集 | ポップ・ミュージックのトリコ

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久々にチャートのトップに帰ってきたアフターマスの3巨頭。もちろんトラックはドクター・ドレによるハードボイルドな漢(オトコ)のサウンド。

そこでこのドクター・ドレを今回は特集。

まずはこの二つから

"100 Miles and Runnin'"N.W.A.('90)
初期のドレーの作品としては異例なロッキッシュなトラックですが、今では到底クリアランス不可能なサンプリングの繋ぎといい、この人のヒップホップ離れしたセンスが光っています。

"Deep Cover"Dr.Dre & Snoop Doggy Dogg('92)
N.W.A.を脱退したドレが義弟ウォーレンGのグループ「213」にいたスヌープ・ドギー・ドッグの才能に惚れて自身の設立したデス・ロウ・レコーズでの看板役者に育てようとしていたことが感じられるスヌープのデビュー曲。デス・ロウっぽいサウンドになりつつあります。

では本編に突入。

①"Nuthin' But a G Thang"Dr. Dre feat. Snoop Doggy Dogg('93)最高位2位
これぞ「Gファンク・サウンド」ぶっといドレのビートはそのままに、ウォーレンGの影響も感じられるレイドバックしたサウンドはいわゆる”西海岸系”の音を決定的にしました。

②"California Love"2Pac feat. Dr. Dre & Roger Troutman('96)最高位6位
時代の寵児2パックと西海岸が手を組んだ結果がこの名曲。デス・ロウ時代のドレの金字塔です。

③"Real Slim Shady"Eminem('00)最高位4位
デス・ロウから脱出したドレがアフターマスを設立。しかしなかなか脱西海岸の方向性を認めてもらえずレーベルは低迷。それを救ったのはエミネム。ドレの新人ラッパーを見出すセンスは恐ろしいほど冴えています。トラックも今のドレに通じるミニマムなループを基本とするズッシリとしたサウンド。00年代のドレはここから始まります。

④"Let Me Blow Ya Mind"Eve feat. Gwen Stefani('01)最高位2位
もともとアフターマス所属だったイヴがラフ・ライダース所属になって大出世。そして古巣の大将ドレと晴れて再コラボ。スコット・ストーチとの共同プロデュースだけあってそういう音もきっちり入ってます。

⑤"Love Affair"Mary J. Blige('01)最高位1位
滅茶苦茶渋いトラック。これぞ新しいドレのサウンドの快感。

⑥"In da Club"50 Cent('03)最高位1位
新生ドレのサウンドには欠かせないマイク・エリゾンドとの共同プロデュース。エミネムが救った狂犬ラッパー50セント。その彼にこれまた極上のハードボイルドなトラック。どんどん煽られていきます。

⑦"Just Lose It"Eminem('04)最高位6位
これもマイク・エリゾンドとの共同プロデュース。ドレにしては音に遊びが入っています。いかにもエミネムっぽい感じの音ですね。

⑧"How We Do"The Game feat. 50 Cent('04)最高位4位
これはスコット・ストーチとの共同プロデュース。スコット・ストーチらしいキーボード音もインパクト大ですが、ビートの基本はやはりドレのもの。ザ・ゲームもドレが見つけた新素材。なにしろあのコンプトン出身。やばい奴を召喚しました。

⑨"Outta Control (Remix) "50 Cent feat. Mobb deep('05)最高位6位
モブ・ディープを迎えたリミックスとしてカットされた一曲。共同プロデュースはマイク・エリゾンド。ドレをしっかり支え続けますね。研ぎ澄まされたビート。まさに”漢のビート”。

⑩"Crack a Bottle"Eminem, Dr. Dre & 50 Cent('09)最高位1位
少し見かけない間にさらにブットいサウンドに磨きがかかって貫禄充分です。痺れます。