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2009年1-2月選
『Juno』Soundtrack
映画を観ると聴きたくなるサントラというものもありますが、サントラを聴いて映画を観たくなるものというものもあります。
この『ジュノ』という作品がまさにそれ。
16歳の主人公の女の子が妊娠してしまって・・・というある意味ショッキングなテーマを扱いながら、お涙頂戴的なだけの映画にしなかったことが観客をひきつけ、大ヒットとなった作品です。
このサントラは主人公の女の子を演じたエレン・ペイジが「この主人公はどんな音楽を聴いていると思う?」という監督の問いに、「モルディ・ピーチズね。」と言って、監督のPCのところへ行って、その曲をかけたといいます。するとたちまち監督までその歌のトリコになって、劇中でどう使うかを話し合ったとのこと。
"Anyone Else but You"Moldy Peaches
監督と女優の二人の間にそのとき流れていた、ほんのちょっと温かい空気感まで想像できます。
サントラは往年のアーティストの作品も交えながら、基本はモルディ・ピーチズの片割れであるキミヤ・ドーソンと彼女のバンド、アンツィー・パンツの演奏を軸に構成されています。
劇中の主人公二人のカバーも、同席したキミヤ・ドーソンが、「私たちよりずっといいわ。なんて可愛らしいの!」といっていたという仕上がり。
"Anyone Else but You"Michael Cera and Ellen Page
サントラからカットされた曲ではほかにもこんなハートウォーミングな曲まで。
"All I Want is You"Barry Louis Polisar
ジャケ借り企画、ずいぶん更新ができませんでした。時代の隙間といいますか・・・、レンタルが可能となる一年後という縛りは、音楽の価値観が変わる速度の速かったこのころの作品にはきつかったですね。1年で3枚。しかしこれから先は名作がここでの紹介を待っています。なんたってもうすぐ春ですから。