2009年グラミー予想 | ポップ・ミュージックのトリコ

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流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

今年も恒例のグラミー予想をしてみます。

Record Of The Year
まずは日本でいうところのレコード大賞から。

ノミネート作品
"Chasing Pavements"Adele
Eg White, producer; Tom Elmhirst & Steve Price, engineers/mixers
20歳の英国女性シンガー・ソングライター、アデルの曲。プロデュースは同じく英国出身のエグ・ホワイト。これといった候補が揃わないときは、こういう地味な曲に賞を与えるグラミーですが、英国出身者に賞を与えるかどうかとなると微妙なところです。
21

"Viva La Vida"Coldplay
Markus Dravs, Brian Eno & Rik Simpson, producers; Michael Brauer & Rik Simpson, engineers/mixers
これも同じく英国のロックバンド、コールドプレイの曲。プロデュースはこれまた英国出身でありながら世界の音楽界の重鎮、ブライアン・イーノ。この曲が大本命でしょう。
30

"Bleeding Love"Leona Lewis
Simon Cowell, Clive Davis & Ryan "Alias" Tedder, producers; Craig Durrance, Phil Tan & Ryan "Alias" Tedder, engineers/mixers
英国のオーディション番組から現れた実力派女性ヴォーカリスト、レオナ・ルイスの曲。プロデュースはティンバランドとのコラボで話題を呼んだワン・リパブリックのヴォーカリストでもあるライアン・テダー。まだまだこんな大きな賞を得るには若すぎる存在ですが、裏にはクライヴ・デイヴィスの存在が。英国のブライアン・イーノか、米国のクライヴ・デイヴィスか?重鎮同士の代理戦争にも注目です。
29

"Paper Planes"M.I.A
Diplo, producer; Switch, engineer/mixer
教師の経歴も持つDJ、ディプロの音を聴いた英国女性アーティストM.I.A.がほれ込んで実現したコラボですが、どうやら私生活でもいいパートナーとのこと。この曲の革新性をグラミーがどう評価するのか?まさにワイルドカード。

"Please Read the Letter"Robert Plant & Alison Krauss
T Bone Burnett, producer; Mike Piersante, engineer/mixer
これも英国のもはや伝説的アーティスト、ロバート・プラントの曲。プロデュースは、米国音楽界の大ベテランTボーン・バーネット。

今回はどれも英国がらみのノミネート。どうした米国の威信をかけたグラミー!?
コールドプレイが間違いなく大本命ですが、それでは予想の醍醐味がないので、ロバート・プラント&アリソン・クラウス組と予想します。


Album Of The Year
次は最優秀アルバム

ノミネート作品
『Viva La Vida or Death and All His Friends』Coldplay
上記したRecord of the Yearのノミネート曲を含むアルバム。コールドプレイは今回のノミネート・アーティストの台風の目です。
16

『Tha Carter III』Lil Wayne
大ヒット曲、"Lollipop"を含むアルバム。間違いなく2008年のブラック・ミュージック界の金字塔です。この音楽を、グラミーの投票に参加する関係者にどこまで理解されるかが問題。
13

『Year of the Gentleman』Ne-Yo
ヒット曲"Closer"を含むニーヨの意欲作。ハウスっぽいクールなサウンドは面白い提案でした。グラミー的にはリル・ウェインよりは微妙に上だと思いますが、相手にコールドプレイがいると、アルバム・トータルで考えれば若干ながら分が悪い気も。
14

『Raising Sand』Robert Plant & Alison Krauss
上記したRecord of the Yearのノミネート曲を含むアルバム。
アルバムトータルの完成度に、アーティストの成熟度が加わると、このアルバムがずば抜けていると思います。
30

『In Rainbows』Radiohead
"Nude"を含む話題作。なにしろネットでのダウンロード販売ですでに2007年にリリースされた作品。レディオヘッドのノミネートされたところにあわせて入っているところに因果を感じますが、確かに、コールドプレイよりはこちらのほうが、アルバムとしての芸術性は高いと思います。
20

ということで、大胆にもこれもロバート・プラント&アリソン・クラウス組と予想します。
目を閉じて、受賞の瞬間のロバート・プラントの顔を思い浮かべるだけでももらい泣きしそうです。

Song of the Year
そして最優秀楽曲賞。

ノミネート作品
"American Boy"Estelle feat. Kanye West
非常に面白い楽曲です。クールネスなハウスっぽいトラックがいい味が出ています。ただ、グラミーを獲るにはもう少し深みが欲しいところ。
16

"Chasing Pavements"Adele
アレンジも極力無駄を省いて、楽曲の持つ力で勝負したような姿勢に圧倒されます。
21

"I'm Yours"Jason Mraz
今のアメリカの雰囲気がピタッと合う、ブラックもホワイトも無い一つのアメリカ、という雰囲気がいいですね。私はこの曲がこの部門の本命と予想します。
31

"Love Song"Sara Bareilles
もし、ジェイソン・ムラーズの曲さえ無ければこの曲が間違いなく本命ですが、こうやって並べて聴いても、この2曲は甲乙つけ難いです。エヴァーグリーンなメロディの響き。名曲です。
29

"Viva La Vida"Coldplay
ここの賞ではコールドプレイ、さすがに圧勝モードとはいえない立場です。まあ、名曲であることには違いないので、受賞しても全然不思議ではないのですが・・・。
15

ということで、ここはジェイソン・ムラーズを推します。何より当日のパフォーマンスがみたいです。


Best New Artist
最優秀新人賞

さて、最後は新人賞。

Adele
Record of the Year、Song of the Year参照。
10

Duffy
"Mercy"
この60年代サウンドのごった煮のような曲が大ヒットした英国のシンガー・ソングライター。昨年のエイミー・ワインハウスに比べるとやっぱり小粒か?
12

Jonas Brothers
"Burnin' Up"
まだまだ若いアイドルバンドみたいな3人ですが、キャリアは結構既に積んでいて、何故新人?みたいなところもあったりします。しかし、この顔ぶれなら受賞候補でしょう。
16

Lady Antebellum
"Love Don't Live Here"
総合力で見れば間違いなくこのグループでしょう。圧倒的なパフォーマンス。

Jazmine Sullivan
"Bust Your Windows"
R&Bの界隈では今年の新人といえば間違いなくこの人です。
この歌唱力は恐ろしい・・・。
10

で、やっぱり今年の受賞はLady Antebellumと予想。なにしろ新人離れしたパフォーマンス。

ということで、世間ではコールドプレイが何個賞をゲットするのか?と言っているのにこの予想。

本番が待ち遠しい!!!!