『Wettsingen in Schwetzingen』Söhne Mannheims / Xavier Naidoo
MTVの企画として始まった”アンプラグド”は90年代初頭に大きな注目を集め、90年代のトレンドである、原点回帰や、生音指向といった性格付けに、決定的な影響を与えました。
”プラグを外す”、つまり、余計な音響効果を排除する、という姿勢は、当時、シンセサウンドでコテコテになっていた時代の潮流に対するアンチテーゼとなり、また、ごまかしが効かないガチンコなライブ演奏ということもあり、本物志向というプレミアムな感覚を、”アンプラグド”という言葉に漂わせる事に成功しました。
”アコースティック”なんていう言葉もこのころから定着しました。
それから20年。アンプラグドは世界中に広がり、日本でもこのアンプラグドに挑戦したアーティストも複数います。
そして、ドイツでもこの企画は有名で、このたび、そのドイツから、新しく”アンプラグド”の名作が誕生しました。
"Das Hat die Welt Noch Nicht Gesehen "
ドイツ観光の名コース、古城街道沿いのシュヴェツィンゲンにあり、ユネスコの世界遺産にも登録されているシュヴェツィンゲン城内のロココ劇場にてライヴ演奏された本作。Söhne Mannheimsはもともと、 Xavier Naidooが後見人であったのですが、その彼の出身が、シュヴェツィンゲン近郊のマンハイム出身ということから選ばれたロケーションということになるのでしょう。Xavier Naidooは、インド起源の南アフリカ系の人ですが、生まれも育ちもドイツのマンハイム。世界の国際化はどんどん進んでいますね。
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