リル・ウェインに続き、T.I.の首位獲得にも一役買った、現在注目度急上昇中のプロデューサー、Jim Jonsinを特集します。
彼はフロリダ出身でマイアミ・ベース・サウンドのシーンから出て来た人です。
彼の足跡を、ヒット曲で振り返ります。
彼が注目を浴びたのは、当時大活躍だった、リル・ジョンのサウンドをさらにロッキッシュに解釈した、トリック・ダディのこの曲からでした。
"Let's Go "Trick Daddy feat. Lil Jon & Twista(2004)
この曲を聴いた時、リル・ジョンのプロデュースだと思い込んでいました。実際リル・ジョンがかなり目立っていますから。ともかくこのヒットによって彼の知名度は全国区レベルになりました。
"Grind with Me "Pretty Ricky(2005)
プリティ・リッキーって自前で抱えている専属プロデュース・チームで制作している印象があるんですが、外注もしていたんですね。この曲ぐらいから、ジム・ジョンシンの個性が萌芽していますね。
"Girl Tonite "Twista feat. Trey Songz(2005)
こういうスローな路線での彼の意匠は、すでに完成形ですね。
"Here We Go "Trina feat. Kelly Rowland(2005)
個人的にはヒューマン・リーグの曲のサンプリングに聴こえるのですが、フォースMD’sのサンプリングとのこと。まあ、どちらにしても、ジャム&ルイスのプロデューサー業の駆け出しの時期の音を大胆にフィーチュア。
"Your Body "Pretty Ricky(2005)
イエッサー!!!
"Unpredictable "Jamie Foxx feat. Ludacris(2005)
ジェイミー・フォックスのこの曲が入ったアルバムは聴いておいて損はありません。改めて聴いても名曲。
"Nothing But a Number "Pretty Ricky(2005)
うひゃー、これもまた完成度の高い一曲。ブレイク一年経ってもまだまだ出てくる新しい引き出し。
"Show Stopper "Danity Kane feat. Young Joc(2006)
もうジム・ジョンシンらしいプロダクションとしか良い様の無い、彼独自の音世界。メロウな曲調ながら不穏な雰囲気がそれを包み込んでいます。
"Lollipop "Lil Wayne feat. Static Major(2008)
彼の音世界とオートチューン・エフェクトが融合して、不思議な魅力に溢れています。
"Whatever You Like "T.I.(2008)
ジム・ジョンシンが作ろうが、マニー・フレッシュがつくろうが、T.I.はT.I.とも言うべき確立された音があるのも凄いですが、それでも曲の屋台骨にはジム・ジョンシンの刻印がしっかり刻まれています。