いろいろな楽器が発達しようと、音楽にとって、最高の楽器は人の声かもしれません。
現在、『Endress Love』なるデュエットもののコンピが出ていますが、なるほど、そういう切り口もあるものか・・・。と思い、お気に入りの男女デュエット曲を何曲か集めてみました。
"Jackson"Nancy Sinatra & Lee Hazlewood('67)
http://www.youtube.com/watch?v=rnkuRQ8tjIE
"Lady Bird"Nancy Sinatra & Lee Hazlewood('67)
http://www.youtube.com/watch?v=VzFF0POGBq4
残念ながら他界してしまったリー・へイズルウッドですが、独特の音楽感で、ナンシー・シナトラとの仕事では、非常に良い作品を残しています。特にこの2作はリー自身も歌っている点で、非常に面白いです。
"Endless Love"Diana Ross & Lionel Richie('81)
話題のコンピのイチオシの曲ですが、私にとってもホントに大好きな曲なんです。作り手の持つ力を遠くはなれて、音楽の神様によって仕上げられたような、奇跡の一曲だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=dMHel_AUbpE
"Secret Lovers"Atlantic Starr('86)
http://www.youtube.com/watch?v=hn970FawKiA
アトランティック・スターというと、”オールウェイズ”という印象が強いのですが、この曲も名作です。まあこちらは不倫ソングなので、オールウェイズとは水と油の関係なのですが。
"Arms of Orion"Prince(duet with Seena Easton)('89)
美女と野獣のような組み合わせですが、プリンスの曲なのに、これほど美しく表現されていることに、素直に驚きと感動を覚えます。「バットマン」という素材を映像で見事に描ききったティム・バートンに負けじと、バットマンのサントラに殿下がつぎ込んだ芸術魂の底力を見せられた思いです。
”B級の人間はC級の人間と仕事をしたがるが、A級の人間はA級の人間と仕事をする。”
こういう事例の為にある言葉ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=NCroF_De2Lc
"Diamonds and Pearls"Prince & the N.P.G.('92)
迫力満点のゴスペルチックな女声ヴォーカルがぐいぐい曲を引っ張っていく、プリンス異色の作品です。
http://www.youtube.com/watch?v=nxYHcXGj8z4
"Nobody"Keith Sweat feat. Athena Cage('96)
キース・スウェットの成熟したヴォーカルが聴ける名曲。彼の独特のヴォーカルに負けない魅力を放つ、アシーナ・ケイジの歌声も非常にエモーショナル。ウラでビートを感じる感じがこれまた最高。
http://www.youtube.com/watch?v=vok_NYmiZ_w
"I'm Your Angel"R. Kelly & Celine Dion('98)
デュエットには美女と野獣のような取り合わせが多いのですが、これもまたそのうちの一つですね。
ただこのころのケリー氏には触れるもの全てを素晴らしい何かにチェンジする不思議な魔力がありました。その魔力を、これまた当時最高のディーヴァ、セリーヌ・ディオンが身にまとい、ありえない力が曲に漲っています。
http://www.youtube.com/watch?v=1nV_p6cvr2A
"When I Said I Do"Clint Black & Lisa Hartman Black('99)
長年連れ添った本当の妻とのデュエットということで、驚くほどに息もピッタリ。聴き終わった後に、何故か涙が出そうになる独特の感動につつまれます。
http://www.youtube.com/watch?v=XoZC0Lkji2A
"Southside"Moby feat. Gwen Stefani('01)
なにもパワーバラードだけが、デュエットの魅力とは思いません。この曲におけるグウェンの存在がどれほど曲に大事な役割を果たしているかを知りたいなら、レンタル屋にならんでいる、この曲が入ったモービーのアルバム『Play』を聴けばすぐわかります。そこでのグウェンはあくまで黒子に徹したヴォーカルミックスで、モービーのヴォーカルが寂しげにサウスサイドへ繰り出す楽しみをひとりつぶやいているからです。
http://www.youtube.com/watch?v=vV0KmOYfomM
"Picture"Kid Rock feat. Sheryl Crow('03)
この曲、アリソン・ムーアなる女性シンガーが、シェリル・クロウの代わりに歌うバージョンも存在します。理由はやや複雑で、シェリル・クロウの新アルバムを売りたいレーベル側が、この曲のカットによって、そのアルバムの売上に悪い影響(そのアルバムにはこの曲が入って無いので、票が割れてしまうと懸念)が出てしまうことを心配してシングルカットを許可せず、デュエットの相手を、アルバムとは換えてカットしたのでした。
しかしここからが、キッド・ロックの男意気。シェリル・クロウとPVを強行で制作してしまうのです。このメチャクチャな暴挙に乗ったシェリル・クロウも”ワル”ですね。いや、経済社会的には”ワル”ですが、純粋な人間のココロとしては、むしろ”イイヒト”。もちろんラジオではこの本家のバージョンが最終的には人気を博し、この珍騒動はアーティスト側に軍配が上がって終了しました。
http://www.youtube.com/watch?v=7kskFvErnVQ
"Diary"Alicia Keys feat. Tony! Toni! Tone!('04)
ラファエル・サディーク不在ですので実質的にはドウェイン・ウィギンスとのデュエットとなっている本作。20歳代の美貌溢れるうら若き歌姫の所作とはとても思えないド迫力。
それをそばから煽るドウェイン。
http://www.youtube.com/watch?v=Z8YDepIeid0