非英語音楽’07 その16 | ポップ・ミュージックのトリコ

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。


『ゆずのね 1997-2007』ゆず
『ゆずのね 1997-2007』ゆず
”向日葵の花が咲く時”
http://www.youtube.com/watch?v=7gxvhLyjZ88

実は買うつもりの物ではなかったので、聴いた始めの印象も「ずいぶんベストの割りに地味だなあ」というのがファースト・インプレッション。しかし、何度か聴くうち、ゆずの10年の奇跡を、音楽的な成長を軸にきっちり振り返っている渾身の作品集であることがわかった。
まあ、例えればビートルズの『アンソロジー』に似た魅力。

この作品集、路上でアコギをかき鳴らしながら唄っていた、ささやかなヒーローだった彼らが、スタジオでの録音、スタジアム級のライブなどを経て、音楽的に成長していく過程が見て取れる編成がとにかく素晴らしい。
10年の成長のクロニクルとして、シングル曲を外してトライしたところが奏好している。

シングル曲以外でも充分鑑賞に堪えうる曲が沢山ある事を自負しているからこそ出来る企画だろうけど、そういう活動を許してもらえている環境も貴重だ。

時代の手垢にまみれてない分、それぞれの曲も、曲そのものの価値以上でも以下でもなく、ありのままの作品として楽しめる。
既発のゆずの作品では『ゆずマンの夏』が特に好きだが、この作品集はそれと同じ種類の楽しさを味わえる。ただし、グッと甘味を抑えたアダルトテイスト。アルバムのページを一枚一枚めくるように、ゆっくりとたのしめる良盤だ。


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