受験生
受験の季節なんですね。
先日、朝の電車の中で必死に勉強している高校生がいました。
赤本(大学入試の過去問)を見ながら、テキストを確認しながら一生懸命。
持っていた赤本が三田線上の大学で、浅草線の三田駅で三田線に乗り換えていったので、おそらく今日が試験日なんでしょう。
「がんばれよ」と心のなかで念じたのですが、届いたでしょうか?笑
現役生も、浪人生もこれまで学んできた成果を力いっぱい出し切ってくれればいいなと思います。
もちろん合否というかたちで、否応なしに結果は出ますが、勉強の分野ならセンスの差こそあれど、努力は報われるものだと僕は信じているので。
そして、結果は常に前向きにとらえて欲しいと思います。
一緒に浪人して今も仲のいい高校時代の友人も言っていましたが、あとから考えれば、全てはいい方向にものごと進んできた、と思えるからです。
Everything Goes Well.
僕もパイロットを目指した高校3年時代、大きな絶望と共に浪人しました。
さらに、浪人時代に目標として掲げた大学にはセンターで大ゴケして受験すら望めない状態でした。
でも、今そのことを後悔しているかというと、微塵もそんなことはありません。
今の大学に入らなければ、今の友人やこれまでの経験はなかった、そして今の自分もいなかった。
これは間違いないことです。
もちろん、パイロットとして空を飛べるなら飛びたいという思いは今も変わらずありますが。
でも、です。
空を飛べないと分かった瞬間から、逆に視野が広がりました。
結果的に同じ航空業界を志すこととなりましたが、高校から夢をストレートで叶えるよりも、たくさんのものを知った上で新しい希望を見つけて走ってこれた過程があった今の方が、充実していると思うのです。
また、他を知って空を語るのと、空しか知らずに空を語るのとでは人間としての資質には大きな差があると感じます。
Mr.ChildrenのHEROの歌詞の一部にこんな節があります。
人生をフルコースで 深く 味わうための
幾つものスパイスが 誰もに用意されていて
時には苦かったり 渋く思うこともあるだろう
そして 最後のデザートを笑って食べる
挫折はスパイスなんです。間違いなく。
その瞬間は、にがく苦しいんです。
でも、それは成長というステップのためにある。
振り返ったときには貴重な時間だったと思えると思うんです。
思いつめたりしないで、とりあえず笑いましょう。
ハッピーフライトでもそんな節がありましたよね。
大変な時こそ、とりあえず笑うことにする:)
成功するときはそのまま波に乗ってどんどん突き進んでいけばいい。
思い通りいかなかったときは、その境遇に嘆くのではなく、前を向いてJumpに備える。
これが大事だと思います。
とはいえ、受ける前からそんなこと言われても、となりそうなので…笑
とにかく、全力を尽くしてやり切って欲しいと思います!
合格すれば、あと50日で華の大学生です!!
楽しくて、これまで以上に飛躍できる4年間が待っています。
頑張れ!
Museum of flightで思ったこと
おはようございます。
帰国してはや3日目。入社まではあと50日ちょい。
時が経つのは早いものです。
友人は今日からOneWorldのWorldTicketで世界一周に発つそうです。
卒業式までには帰ってくるそうなので、1カ月、ちょっともったいない気もしますが、しかし羨ましいですね(^^)
いい旅にしてきて欲しいと思います。
今日はシアトルの航空博物館「Museum of flight」に行ったときに感じたことをちょこっと。
夢や希望を運び、平和の象徴ともいえる旅客機。
飛行機に興味がなかったり、機体には詳しくなくても、
「ボーイング7○7」
という名は一度はどこかで耳にしたことがあるんではないでしょうか。
今や欧米や国内主要幹線を飛ぶときはたいていお世話になるB777
前回のブログにも綴った、日本の技術が満載したB787…
ジャンボジェット、B747はポケモンジェットなどで親しまれていますよね。
けれども、この‘B’先述のようにボーイング(BOEING)の“B”ですが、
第二次世界大戦で日本に原爆を投下した「B29」のBもこの“B”だということはあまり知られていないような気がします。
飛行機はライト兄弟が1903年に初飛行に成功してから、目覚ましいスピードで発展してきました。
しかし、それを支えてきたのは空への夢や憧れだけだったのかというと、そうではありません。
他でもない、軍事目的、戦争が大きな役割を果たしてきたという事実があります。
夢を追いかけて空への挑戦を続けてきた人類が、やっと空への憧れを実現したのもつかの間。
その用途は武力としての“戦闘機”であったのです。
夢や希望の象徴から、憎しみと苦しみを生む機械へ。
僕が旅客機には興味があっても、戦闘機には一切興味がない根本はここにあるのかもしれません。
けれども、技術の使途は、終戦65年の時を経て、次第に素晴らしい方向へとタスキを繋いできたように思います。
憎しみと苦しみから、再び夢と希望へ。
夢と希望を、より多くの人へ。
既に海外旅行は手の届かない産物ではなくなりました。
ヒト・モノ、そしてそれにのせた想いを繋ぐ、大切な役割を航空は背負うようになったと思うのです。
これからも、航空技術の発展が、夢と希望を与える世界であって欲しいと思います。
僕がおじいちゃんになったとき、世界の空はどれだけ良くなっていることでしょう。
楽しみでなりません。
北アメリカ西岸旅行
ロサンゼルス、シアトル、バンクーバに行ってきました!
おそらく一人バックパックで海外を旅するのは、学生の間はこれが最後になるんだと思います。
なんだか寂しいですね…
機内食は、行きは特においしそうでした。
やはり日本のエアラインのケータリングは手が込んでいて僕は好きです。
しかし、しかしです。。
初めて飛行機酔いを経験し、ほとんど箸をつけられませんでした。
せっかく日本の航空会社で行ったのに…
ロサンゼルスでは、ハリウッドやビバリーヒルズに行ってきました。
アカデミー賞の授賞式が行われるコダックシアター等にも行ってみましたが、意外と普通でした笑
でも、帰りの飛行機でシネマを観ながら、「あぁ、この映画はあそこで制作されたんだ…」とか思いながら観ることができましたよ :)
ビバリーヒルズは、静寂で、整っていて、広くて、品がいい感じを受けました。
言葉で書くと非常につまらないようにも取れてしまいますが…、やはり行くことによって得るものはあったと思っています。
ものごとのトップとボトムを体感で知っておくことは、人が生きる中で大切なことだろうと僕は思っています。
特に、常に挑戦する姿勢を維持する人にとっては。
その理由は2つあります。
ひとつは、チャンスをものにするきっかけを掴むため
もうひとつは、トップとボトム、特にトップの環境を体感することで得られる発見が多いから
です。
人は平凡なことに対して反応はできません。
普段の生活をしているかぎり、それほど強く印象に残ったり、感銘を受けることは少ないことからもそれは分かることだと思います。
しかし、ひとたびその平凡を超えたラインを垣間見たとき、人は驚き、何か考えをもつ気がします。
それこそ、次の挑戦を導くヒントなのであり、次なるチャンスへの扉なのだと思います。
そのラインを越えたものであることを認知するためにも、トップとボトムは体感で知るように努め、そしてそのラインを自分なりに定義しておくことが重要だと考えています。
また、ものごとが変化し、大衆を動かし、時代の流れを作っているのは、だいたいのところトップに位置する人たちです。
そういう人たちの行動環境を知ることによって、彼らの重要とするものが何となくわかったりします。
彼らが気を使うものに自分も気を使えたなら、少なくとも知らない場合よりも信頼を得やすい状態を作り出しやすいはずです。
なぜ重要な契約はスターバックスではなく、ホテルのレストランで行われるのか。
頭で考えるよりも、自分でリッツカールトンやハイアットのレストランに足を運んでみた方がいいと仰ってくださった方がいました。
またその方のお話に依れば、高級ブランドの顧客のなかでも最上級の商品を購入した顧客にはVIP待遇があり、場合によってはパーティーなどが行われるそうです。
VIPが集まる会でのコネクションがどういったものであるのかは容易に想像できます。
話が脱線しました。
ビバリーヒルズはいい勉強になりました!
そしてUCLAにも足を運んでみました。
その後、ワシントン大学やUBC(University of British Colombia)も見聞きしましたが、やはり敷地面積が違いすぎる。そして、学生がいる。。
日本の大学ってなんであんなに狭いんだろう…東大でさえも狭いのか…
そして、やっぱり日本の学生って大学いかないんだなぁ・・
と実感したところです。
やはり、海外の大学に行くと士気が高まっていいですね。
シアトルはこの旅で一番でした!!
やっぱり何と言っても主役はボーイング。
カメラ持ち込めないということで持っていかなかったため、全然写真がないのが残念です。
しかし、いました!B787。
まだ世界でどの航空会社にも引き渡されていない最新鋭の機体。
ANA塗装が7機、JAL塗装が4機でした。
JA804AとJA821J(多分)は確認しました。
ラインには生産No.31をつけたANA用787と、B767のボーイング社製造1000機目となるANA向けのシップがいました。感動!!
今年の3四半期にまた日本で会いましょう(この時期にANAに納入予定、あくまで予定ですが笑)と飛行機たちに告げて工場を後にしました。
こんな機会はもう二度とないだろうと思い、ちょっと奮発して787のモデルプレーンを買っちゃいました。
おかげで僕のデスクがちょっとにぎやかになりました。
朝トーストにバターを塗ってサクッと食べることのおいしさや、ドライバーのマナーの良さ、LAXのシステムの貧弱さ、ロッキー山脈の美しさ等々、他にも書きたいことは山ほどあるのですが、これくらいにしておこうと思います。
東南アジアの旅はシンガポールの夜景、インドの旅は鉄道の車窓からの雄大な土地に昇りくる朝日が旅の締めくくりでした。
そしてこの旅行の最後の締めは、サンタモニカの夕日。
美しいです。
この旅行、その他にもたくさんの人に出会い、たくさんの経験を得ることができました。
ハリウッドで俳優目指している人たちと寝泊りしたり、
ドイツ人のお兄さんとオープンカーで一日ドライブしたり、
元米軍でアフガニスタンに行ってた兵士の方とスパゲッティー作って食べたり、
韓国の大学生とK-POPの話や北朝鮮の話をしたり、
フランス空軍のエンジニアとランチもできました。
そこから得た学びは
これからの残り少ない学生生活の、
また社会人生活の、
そして人生の、
大きな糧になったはずです。
また一歩、成長できたのかもしれません。
ロスに飛ぶときは過去へ飛びました。
しかし、今日は未来へ飛んで戻ってきたんです。
大きな経験と目的意識を携えて。
今回はちょっとかっこよく締められたでしょうか笑



