彼女が結婚できた理由その④ | 一年以内の結婚を目指している方を応援している結婚相談所

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愛知、岐阜、三重、静岡県を中心に最幸のパートーナーとの出会いを紹介します。

一年以内の結婚を目指している方を応援している結婚相談所

Casa結婚塾のcasan(母さん)です。

 

 

彼女すみれさん(仮名)が、婚活をはじめようと思ったのは、

コロナ禍に結婚式を挙げた友人Aさん(当会の婚活で成婚された)の

幸せそうな姿に刺激されたことがきっかけでした。

 

すみれさんもAさんと同じで、一人暮らしの経験はなかった。

社会人になって少し落ち着いたころから、

実家暮らしのままではいけない、自活しなきゃ

そろそろ結婚相手にも出会わなきゃ

時々そう思うこともあった。

 

ですが、

“○○歳頃には結婚しているだろう”

“結婚って無理にするんじゃなく自然にできるもの”

何となく、そういうものだと思っていたそうで、

 

いわゆる“自然な出会い”が自分にもいつか訪れる。

 

○○歳を過ぎてもお付き合いしている恋人もいない。

それどころか、

毎日、職場と家の往復で、親しいボーフレンドさえいなくて…

これじゃまずいかもと思いながらも、

コロナ禍で出会いもないから仕方ないかな、

と気持ちもゆるんだり…

 

そんな時、

コロナ禍でも婚活し、挙式も挙げたAさんの行動力に感化され、

このままではいけないと強く感じたそうです。

 

そうおっしゃった割には、すみれさんからは、

結婚に対する熱意、焦りは感じられなかった。

なぜなら、初対面のすみれさんに対する印象は、

おっとりしたのんびり屋さん言うのが正直な感想だったから。

 

しかし、

焦りが本気度の表われとは限らないし、

のんびりさと意欲は相反するとも言い切れない。

 

じっくり着実に取り組むことで成果につなげる人もいる。

相手あっての結婚ですから、

自分に準備が整っていなければ、出会えてもご縁につながらない。

 

Aさんの結婚を機に、すみれさんの準備も整いつつあったのでしょう。

 

急いてはことを仕損じる

急がば回れ

フェスティナレンテ ゆっくり急げ!

と、言われるように、

 

良い結果につなげるためにはゆっくり行くのがよいが、

のんびりしていてはより良い結果をもたらさない。

 

焦ったり慌てたりしない、

されど

のろのろしたりグズグズしたりも良くない。

 

落ち着いて余裕ある迅速な行動が望ましい。

 

はじめるのに今が一番早い時

これからの人生で今日が一番若い日

 

 

恋活市場では20代半ばがボリュームゾーンかもしれませんが、

結婚相談所での婚活市場には、

アラサー女性の対象者となる年代の男性が多く在籍しています。

 

アラサーのすみれさんは、最も有利に活動できるお歳ごろ。

 

すみれさんのお相手に対する希望条件は、

ゆる~くそんなに難しいものではなかった。

 

しかし、

最初に、いわゆる“普通の人”であればという人、

条件には“こだわり”はありませんという人の方が、

 

いざ婚活をはじめてみると、

本人は無自覚のこだわりがあったり、

本音と建前が違ったりすることもある。

 

自己評価が低い人の場合、たくさんのお申し込みがあれば、

気持ちに余裕ができ、慢心につながることも。

日々更新される新規登録者に目移りしちゃうことも(そりゃ、そうなりますよね)

 

その結果、もっといい人がいるのでは?症候群に陥る。

最初に言ってたんとちゃうやんはてなマークむかっ ってことは仲人あるある。

 

最終的には「一番最初に会った○○さんが一番良かった」

と言う話もよく聞くことです

 

初心忘るべからず気づき

 

と、言いたくなることも覚悟の婚活開始。

 

 

しかし、

それは杞憂に過ぎなかった。

 

侮ることなかれ!

いざ開始してみると、

 

すみれさんは、

婚活攻略法の基本的な正攻法を心得た優等生でした。

 

いただいたご縁を大切にして

「えッハッ(この人も)OKすんの?」と、失礼ながら思ってしまう方からの

お申し込みも承諾していました。

 

 

会わずしてダメと決めつけないおおらかさがあった。

 

その上、お見合いだけでお断りすることも少なかった。

 

お見合いと言う短い時間では

“よくわからない”という感想を持つのは普通のことで、

“とてもいい感じの方でした”と思えた場合以外は、

よくわからなかった人も普通の人、嫌な感じだった人も

十把ひとからげにお断りしてしまう傾向が女性にはありがちです。

 

ところが、

すみれさんには、相手のことをよく知ろうとする姿勢がありました。

 

“知りたい“と思う気持ちにならなければ何も始まらない

フロム先生によれば「知」は愛の基本要素のひとつ。

 

ふわっとした印象で、感情の起伏がなさそうなすみれさん。

積極的に活動するイメージはなかったのですが、

もっと言えば、

ほんまにやる気あるんかいな不安と見くびっていたのですが、

ちゃんとお相手に向き合おうとしていたのですニコニコ

 

くわえて、

積極的に取り組んでいた良き婚活の先輩Aさんの存在も大きかった。

 

良い出会いもそうでない出会いもあったが、

たくさんの方との出会いから得た気づきには説得力があり、

すみれさんへの良きアドバイスとなった。

 

「申し込みがあったらできるだけお会いした方がいいわよ」

「いいなと思う人がいたらどんどん申し込むといいわ

私もたくさんの人に申し込んだりしてたわよ

返事がどうかなんてことで一喜一憂しないでね」

 

Aさんの的確なアドバイスを

素直に受け入れ行動に移したすみれさんのしなやかさ。

周りの人がつい応援したくなる雰囲気を醸し出していた。

 

こうして周りを巻き込んでの婚活は一気に良い方向へと進んだのでした。

 

無駄に思えるようなご縁も大切なご縁になるかもしれない、

気難しそうなお相手でも実はそうではなかったりすることもある。

 

肩肘を貼って身構えることもなく、

肩の力を抜き軽やかに、相手を知る目的でお見合いに臨んでいた。

 

アームを突っ張ているハンガーのように

他の女性が身構えてしまっても、

すみれさんは、シュッとアームを閉じたハンガーのように

しなやかな対応ができていた

 

 

ご縁を大切にできたすみれさんの

他の人が意外にできていない婚活正攻法でした。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。