ずっと前から、どこに行こうと思うと、いつものように候補に挙がっていた、トロイアの町に、やっと今日行ってきました。
トロイアは、プーリア州の中でも一番北の、フォッジャ県にあります。
うちからは、かなり遠いので、前日から、明日は、早起きで出かけると決めておかないと。その日になってからだと、やっぱり、無理だよねってことになってしまう。
それで、昨日から、決めて、やっと行ってきました。
トロイアは、フォッジャ市から、さらに南西に20キロぐらい行ったところにあります。
あの、尾根になっているところに、町があります。
カテドラルは、ちょうど、町の真ん中ぐらいにあります。
道は、狭いですが、カテドラルの前には、小さな広場の様なスペースがあります。
11世紀の終わりから、13世紀にかけて建てられた、プーリアロマネスク様式の典型と言われるカテドラル。
半円のくぼみの中に、ひし形と、円窓があるのは、ピサのドゥオモの建築と同じような感じです。
細かい彫刻をひとつひとつ見ていくと、すべて違っていて、本当に面白い。
ブロンズの扉は、1119年のもの。
正面の扉が閉まっていたので、もしかしたら、開いていないのではと不安になったのですが、向かって右側の扉が開いていました。
右側。
こちらも、ブロンズの扉。ここから、入れました。
入り口側のバラ窓。
祭壇の上にも、バラ窓。
中は、とてもシンプルな感じですが、
素敵な説教壇があります。
右側の礼拝堂。
バラ窓の両横には、絵があります。
左側の礼拝堂。
ソーシャルディスタンスのために、ミサの時に、座る場所に、印が付いています。
ミサの時は、入り口と出口は、別の扉を使うようになっているようですが、今日は、入り口の扉しか、開いていませんでした。
見学者は、私たちだけだったし。普段は、混みあうこともないでしょう。
こちらが、反対側。
この後、町を、ぐるっと回りました。
レンガ造りが多いというのが、プーリアの建物としては、意外に思いました。
プーリアと一口に言っても、広いので、場所によって、ずいぶん違うんですね。
あまり、人が写ってませんが、実際には、歩いている人は、結構いて、ほとんどの人が、マスクをしていて、感心しました。
道が狭いので、やっぱり、マスクをしていないと、気になりますもんね。
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