日本書紀の浦島説話から出た
浦島太郎。
秋七月で始まるたった54文字のお話が、
尾ひれがたくさんついて
漁師浦島子が助けた亀と竜宮城に行き、
美女や鯛やヒラメが舞い踊る話に。
亀を美女と間違えて恋をして後から付いていって、
飲めや歌えやの夢から醒めて
海から浜に帰ってきたらおじいちゃんに。
※日本書紀は720年に漢文で書かれた天皇家の歴史
あのジュゴンも人魚と間違えたというし、
海で何もない状態だと幻影が見えるでしょうね。
元禄の江戸時代、明治時代から昭和にかけて浦島太郎伝説になり、
教科書に乗るまでになって
私たちも小さい頃、絵本や子供向け本で読んでもらって、
夢のような気持と最後はさみしくなるお話でした。
教科書だし教訓だったんでしょうね。
鶴の恩返し 夕鶴
見てはいけないものを見たり、開けちゃいけないもの開けたり。
「約束を守ることの大切さ」
「思いやりの心を持ち、一時の楽におぼれてはいけない」
「貧しい時と同じように立場が変わっても、最後まで誠実に生きる」
勉強になります。
今の人は
au三太郎 桃太郎、金太郎、浦島太郎
広告の人なのかもしれませんね(笑)。
歴史って、時代って、
おもしろい。