中世スペインとは | カサデマチャ瀧本のひとり言 

カサデマチャ瀧本のひとり言 

スペインと日本遠くて近いバモスな2つ

10L 素材に火がゆっくりゆっくり入るので
スペイン伝統の煮込み料理には理想的なお鍋です。

スペイン直輸入の鍋Olla
 
に牛肉、豚肉、鶏胸肉、小腸、Garbanzo豆、
にんじん、など入れて2日間煮込みました。

先ずはショートパスタ入れて

出汁だけを楽しんでいただきました。

 

そして牛肉は

ほうれん草とアレッタというブロッコリーとともに

ローズマリーは
カサデマチャの家庭菜園です。
箸休めにお葱を用意して
この葱を煮込みCocidosに付け合せるのは現代もやっています。
中世スペイン料理再現は
葱のみですが、現代は唐辛子の酢漬け。
唐辛子は南米大陸から来た15世紀以降の食べ物。
そして豚肉はガルバンソ豆、人参、鶏胸肉とともに
 
ワインはドン・キホーテとサンチョが通った町ワインで
ラマンチャ
Estola Reserva 
ジャムぽさとスパイシーさを持ったワインで,
木のぬくもりを感じます。
ラマンチャ南部のこれも
なめらかでジューシー&スパイシーで肉と一緒にいただくと
ソースのような役割をしてくれるワインです。
 
サンチョが領地をもらったアラゴンから
いわくつきのGarnacha100%
リリースした7年ほどの中でこの2017年ビンテージがベストワインです。
樹齢40年黒すぐり、ベリー。大口でごくごく飲める系です。
〆は洗練されたリオハワイン
(※アラゴン州の友人お勧めなので特別に採用)
Primero
茄子のアサディージョ酢漬け
(現在ではパプリカでピリ辛&酢で仕上げるのですが、
酢とクミン、ローレルのみで漬けました。)
Segundo
イワシの酢漬けに
パセリとにんにくを添えて
 
 
今のNuevo Cocinaは
白見魚 ヒラメやあんこう、メルルーサが好まれるのですが、
中世までは脂の乗った青魚が人気でした。