波乱の全米女子フィギュア & プル様 | A skater's soul ~髙橋大輔応援ブログ~

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フィギュアスケーターを愛してます。
中でも、別格なのは ”高橋大輔”

出かけたいんだけど、全米選手権が気になって出られない・・・苦笑


前日のジェレミーにはほんとに泣かされた。

これまで観たなかで一番じゃないかな・・。


オリンピックシーズンにここまで4回転を戻してきたことにも感動しました。



そして、今日はお昼にかけて女子フリー。


グレイシー・ゴールドが新女王になることは十分予想していましたが

まさか、アシュリーが台落ちするとは・・・。


優勝 グレイシー・ゴールド  211.69点

2位  ポリーナ・エドモンズ  193.63点

3位  ミライ・ナガス     190.74点

4位  アシュリー・ワグナー  182.74点



アシュリーは靴にトラブルがあったようで

やはり、いつもの安定感がなかった。


彼女の良くないときにありがちな、2フットの着氷があり、ジャンプに勢いがなかったな・・・。


そして、未来ちゃん。

ほんとに良く頑張った。


演技中物凄く集中しているのがよくわかって、

次のエレメンツに向かう時に小さく息を吐いたり、表情を引き締めたり。

最後のダブルアクセルを降りてからは

あの笑顔が爆発して、生き生きとした素晴らしい演技で涙が出ました。


そして、スコアが190点を超えたのを見て本人号泣。

それを見て、こちらもまた涙、涙。

頑張ったねぇ。


2位になったポリーナちゃん、まだ15歳です。

ほっそい子で、164センチですが、顔が異常に異常にちっちゃいので

170センチくらに見えます。


その彼女、長い手足をエレガントに使った優雅な演技。

名前からしてルーツがアメリカ人じゃないと思うけど

ルックスや演技がロシアっぽいな~~~、と思ってたら

なんと、隣にマリア・クリモアさんがいる~~!!

(ロシアの元アイスダンスの五輪チャンプです)


この子も凄い能力!3Lz-3Tは高さも幅も回転もグレイシー並みで素晴らしい。

体型変化を乗り越えれば、リプニツカヤやラジオノワと争う勢力ですね。



女王グレイシー。

五輪シーズンにコーチを変えるという賭けに出ましたが、良いほうに行きました。

とにかく体を絞り上げていいるのに、まず驚いた。

元々細いのに・・。


昨年までは美人だけど典型的なアメリカンガールのイメージで、ハツラツ元気な感じだったけど

名コーチフランク・キャロルに変更して

女性らしくノーブルな雰囲気が出てきたというか・・・。


点数もフリー139点台というスーパースコアが出ました。


さすが、ナショナルのジャッジング辞書に「遠慮」という言葉はありませんなっ。



それにしても、女王アシュリーが4位です。


これまで通りの全米選手権一発選考だと、彼女はソチには行けません。

でも、こんな時に対応するための、総合判断ですから

ソチ3枠には必ず入ってくると思います。


グレイシー、アシュリー、私の希望としては未来ちゃん。

2位のポリーナちゃんは、あと1年早く出てきたら代表になってたかもね。

(まだ、誰になるか分からないけど・・・)


カナダはパトリックが今一だったのかな、銀河点は出ず。

女子のオズモンド選手も207点台というハイスコア。


ナショナルだと10点は多めに出るという不思議。


これも、もう当たり前な事実として認識されているけど

考えてみると、おかしな話よね。


陸上や水泳で、国内大会だから記録が伸びる、とかないもんね。

採点競技だけ、自国で盛り上げる。


ナショナルは、感動そのままに点数をつける、

潜在能力を良く知った上で採点するから、良いイメージで高めに点が出る、

ということが起きる。


真央も全日本、万全の体調でパーフェクト演技をしたら150点位いったのかな・・・。


現地で見ていて、「あぁどこか悪いのかなぁ・・」という印象だったので

最後の全日本で「圧倒的に強い真央」というイメージで送り出せなかったのは

気の毒でした・・・。




まだ、ロシアも代表決定していないし、アメリカもまだだけど


女子は、万全な状態でノーミスで滑り切ったら


<ソチ五輪>

金   浅田

銀   ソトニコワ

銅   鈴木

4位  リプニツカヤ

5位  ゴールド

6位  キムヨナ or コストナー


の予想です、はいめちゃ自分勝手なばんざい





ところで、プルさん、一旦ソチ代表は後進(コフトン)に譲る、と言ったはずなんだけど

ここにきて撤回してますね。


ロシアはヨーロッパ選手権まで選考決定持越しなんだけど

多分そこにも間に合わないので

1/21にテストスケートを受けてそこで判断してもらう、と。


ものすっごい特別待遇です。


それだけの実績の選手だとは私も思っているけど

これはロシアにおける、至極特殊な状況であるのですよ。


しかも、「ソチは後進に譲る」と言ったのは

「ちょっとしたイタズラで、フィギュアスケートへの関心を高めてみた」

とインタビューで発言しちゃって・・・


これはアウト~~でしょ。

テストスケートに100%照準を合わせるのは「たわけたこと」だそうです、

オリンピックに1000%準備するためには、ね。


さすがプル様、熊哲のはるか上を行くという・・・。


これでテストスケートで万全でなかったら、何を言われるか・・。

でも、俺様が選ばれて当然、とほんとにほんとに悪気なく思ってるんだな。


さすが、


ロシアのジャイアン・・ジャイアン



あたしはプル好きなんですよ、基本、ほんとに。でもこの一連の発言は幻滅・・・です。



五輪はほんとに特別なんだと思う。


国の威信がかかっているから

選考方法は、

勝った者の権利やご褒美ではなく、特別な場所への投資、なんだと思う。



ロシア男子に関してはプルが最適なんだろうとは思ってるけど。



アメリカは、男子はジェレミーはマストでお願いしたい。

女子は、グレイシー、アシュリー、未来がいいな。


ロシア女子はソトニコワ、リプニツカヤ、で決まりでしょう。



さぁ、全米男子、楽しみです。