タイトル読んで、びっくらされましたか
なんつって、お察しのとおりあたしじゃねぇです
先日、部下の女の子から結婚式に招待されまして。
毎年、年に一度位の割合でお式に出席させてもらっております。
この年になるともう結婚式に出席することもないだろう・・と思っていたので、
華やかで、幸せそうな顔を見られる場に呼んでいただくことは、ほんとに嬉しく思います。
だいぶ前から地味婚って言葉が出てきて、しかもまだ日本はデフレの真っただ中、
お呼ばれはじめの頃、そんなに豪華なお式やるのかなぁ??って思ってたんだけど、
どっこい皆さんスンバらしいところで挙げなさる
これまで、
目黒雅叙園、恵比寿ウェスティンホテル、ANAインターコンチネンタルホテル、麻布三井倶楽部、
そして今度は、ホテル日航東京。
途中、会費制の披露宴も2度行きましたが、お式はグアムで挙げてきました、とかそんな感じ・・。
やっぱりウェディングは女子の夢なのねぇぇぇ。
こちらは、美味しいお料理とお酒を頂けてホテルウェディングは大好きなんですけど。
うちの会社は都内でもお洒落!と言われるところにあるため、女性社員もとてもおしゃれで美しい子が
多いんです。
そういう美し女子が、我の一世一代の晴れ姿(古っ)に向けてさらに磨きをかけてくるので
それはそれは見ごたえのある、美しい花嫁になるのです。
それを見るだけでほわ~~ん、と幸せ。
いつもガツガツ負けずに働いてくれてる時とは違った、ダーリン愛してる顔を見れるのもぽよ~んと幸せ。
それにしても、お式前の彼女らの、美容への力の入れっぷりには恐れ入る・・・。
特にダイエット
今のウェディングドレスはビスチェタイプの肩・腕丸出し状態のもの(言い方考えようか?)が多いので
ぽっちゃりさんには死活問題らしい。
(ちなみにあたしは、ダイアナ妃みたいなやつだった・・(縁起悪い結果になったけど・・・) )
年がら年中ダイエットダイエットと言いつつ痩せたためしのないMちゃん、太っちゃぁ痩せ、痩せちゃぁ太り
のリバウンド地獄だった I ちゃん(自分でも趣味ダイエット、特技リバウンドと言っていた)達も
お式の前にはしゅるしゅるしゅる~~っと痩せていった!これにはびっくり。
これを、俗称「嫁ぢから」と呼んでおります。
私は、自分の結婚式の為になんかしたかなぁ??思いつかない。
背中の毛ぇ剃ったくらいかなぁ。
なんせ、自分の結婚式に自分でバンド演奏した、という強者だったので、
式前日も、リハ、楽器搬入の段取り、自分の楽器のセッティング説明と忙しく、深夜に食事して飲んで
午前様した、という。 お前は花婿か・・と。
もうちっと努力すべきだったかな・・。
3年くらい前までは、会場で美しい花嫁を見ながら、
「もっかい(ドレス)着たろかね」なんて冗談かましますと、「そうですよ、○○さん、全然いけますよ~~♪」
などと全身全霊のお気遣いを頂き、その気になっていたこともあったのですが(えぇっ?!)
娘が高校卒業した2年前からはすっかり母目線にシフトチェンジしてしまいました。
美しいドレスを着た娘を想像し、花嫁のお母様にばかり視線が行き、最後のお手紙は号泣必至なのです。
見苦しく、いえ愛らしく泣き崩れるお父様も結構いる中、母は強しというのか、お母様は皆さん毅然として
いらっしゃるのよね。お式に招待している側として崩れずにご立派です。
あぁいうふうに私はいられるかしら、と涙涙の自分を想像したり、でも私と一緒で照れ屋でちょっと強がりの
娘は浪花節にはならずあっけらかん、かもな、と思ったり・・・。
来月、また号泣するんだろうなぁ・・。
娘がどんなお式を挙げるのか、そもそも結婚するのかも分かりませんが、
同じく縁起の悪い友達と、「バージンロードは絶対自分が娘と腕組んで歩く同盟」を作っておりまして。
そんなのってありなの?お父さんじゃなくてもいいの?と若干不安なのですが、今のとこ野心を隠し持っ
ているのですよ。
「パパと歩きたい」って言われたらど~しよ~、そん時は泣いちゃうかも、と思いながら
ちょっと先の未来に思いを馳せてしまうのでした