「Stay Home」を、もう一度考える | 作家修業@ぴろこ

作家修業@ぴろこ

幼い頃から文字に親しんで育つ。
2017年に色彩心理カウンセラーとなり、更に文章を書くことで自らを癒せることを学ぶ。
文章を通して自分のコンプレックスを解消できた経験をもとに、文筆家として活動する。

週があけた。

わたしの生活は、3月から平日も休日も

変わりばえしないけれど、

それでも何かしら物事が動いている。

 

 

先週、文字通り心が震えた講演会の

ことを残しておきたい。

 

講師は、牧師でもある奥田知志さん。

作家・田口ランディさんを通じて

聞くことができた。

ホームレスの支援をされているという。

話を聞くまで、わたしは全く知らなかった。

 

 

この講演で、どこに引き込まれるかは

おそらく人によって違うと思う。

 

聞く人が不安に思っていること、

他人にわかってほしい部分に

ピントが当たるような気がするのだ。

 

わたしの場合は、

「薄氷の上を歩く社会」と

「(障害をもつことについて)

大変・苦労と不幸は同義ではない」だった。

 

 

いま一度、考え直すべきであろうと思うのは

「Stay Home」という言葉。

 

わたしがStay Home ができるのは、

ライフラインが整えられているからであり、

物流や治安に混乱がないからである。

(まぁ、マスクや消毒液などは手に入らないけれど)

 

Stay Home を支えてくれている人がいるから

Stay してられるのだと、改めて思う。

 

 

そして

Stay できる家がない人がいるということ。

奥田さんが強調するのは、

仕事がなくなれば家を失う人がいると

いうことだった。

住民票がないと給付金ももらえるか、危うい。

 

戸籍や住民票は、

大人数で暮らす時代には合っていたかも

しれないけれど、今はどうだろうか。

 

 

家族とは、世帯とは、

家とは、経済とは、時間とは、、、

いろいろと考え直す機会かもしれない。

 

Stay Home で目線を間違えていなかったか、

そんなことを思う。

 

 

40分弱の講演が公開されています。

もしよろしければ、ぜひ。

 

 

 

 

わたしも、まだまだ未消化の内容なので、

また見てみようと思います。

 

 

 

風の教会:安藤忠雄設計