”縦書きのセンス”から思ったこと | 作家修業@ぴろこ

作家修業@ぴろこ

幼い頃から文字に親しんで育つ。
2017年に色彩心理カウンセラーとなり、更に文章を書くことで自らを癒せることを学ぶ。
文章を通して自分のコンプレックスを解消できた経験をもとに、文筆家として活動する。

昨日、縦書きについてコラムを書いた。

 

SNSやブログなどは横書きが多い。

わたしも横書きで書くことが増えた。

 

その影響なのか、短い文章で

次々と改行する癖がついていたようだ。

 

横書きで段落ごとに一字を下げないで

書くぶんには目立たないけれど、

縦書きで一字下げて書くと、

続いた改行はとても目立つ。

 

 

 

 

日本語を味わうには

縦書きの文章が似合うのだと思う。

現に、国語の教科書は縦書きのままである。

 

長い文章を読み解いたり、

日本語の語感を感じたりするのは、

縦書きだからできるのかもしれない、とまで

思う。

 

もちろん、論文などは横書きで、

複雑で難解な文が並んでいるものもある。

一概に縦書きが良いとはいえない。

横書きが似合う専門分野も

あるはずだ。

 

 

思うに、縦書きと横書きでは

作者の考え方が変わるのだろう。

 

理路整然と伝えるのか、

情感に訴えるのか。

 

書き方によって変わるのならば、

日本語の奥深さを感じる。

 

 

そして、中国語やハングルのように

縦書きも横書きもする言葉が

作者の思考にまで影響するのかどうか、

知りたい。