もう少しで新緑が美しい5月。なのに、気分がすぐれない「5月病」がある、というのは有名ですが、ひと足早い「4月病」にかかる人も増えているようですよ。
私も、先週はなんだか重だる〜い日々が続いていて、でも、風邪でもないし、これは何?原因がわからず、やる気を出すために毎日コーヒーを何杯も飲んでいたら、そのせいでかえってぐったりしてきたように思いました。
そんな時に、ANNニュースで「4月病」のことを取り上げていて、これだ!と思いましたよ。
症状は、頭痛・めまい・倦怠感・疲労感やだるさ・イライラ・落ち込み・やる気が出ない・・・などですね。
↑こちらは、毎日新聞の記事です。
ニュースや上の記事によると、原因は、
新年度に伴う職場や家庭などの環境の変化
寒暖差
だそうですよ。
新入生や新入社員の方は、もちろん、新しい環境で緊張したり忙しくなるでしょうけど、そうでなくても、普通の主婦でも、衣替えだったり、春からのいろいろな手続きでバタバタ落ち着かないし、楽しく遊ぼうという方も、気候がいいから出歩きすぎて疲れてしまうこともあるでしょうね。
それから、季節の変わり目の「寒暖差」が、最近は本当にひどくなってきてますね…。お昼があったかくて薄着していたら、夜、急に冷えて来たり。前日が涼しかったと思ったら、急に夏のように暑かったり。雨の日の気圧の変化による「気象病」という言葉もありますね。
対策はというと、
栄養価の高い食事(特に、たんぱく質に含まれるアミノ酸のトリプトファンをしっかり摂る)
10分は湯船につかる
アロマなどでリラックス
十分な睡眠
屋外で軽い運動
規則正しい生活
アルコールに頼らない
ということですよ。
このような工夫で、脳内ホルモンの一種で、幸せホルモンと言われる「セロトニン」を出すと、リラックスするそうです。
私の場合、効果があったのは、早朝の気持ちいい時間に、ベランダにレジャーシートを敷いてクッションを乗せて、その上に座り、季節の心地よさを感じながら、10分ほど頭を空っぽにして瞑想をしたことですね。
もし、可能なら、大自然の中や海辺などで瞑想が出来たら最高ですが、ベランダでも、鉢植えの植物の隣に座って、鳥のさえずりや朝日、大きな空、空気のさわやかさに静かに集中することで、気分転換ができましたよ。
あと、ヨガの呼吸法で「片鼻呼吸法」というものがあるんですが、何回かしっかりこの呼吸法をやってみたのも良かったです。自律神経が整う効果があるんですよ。
手の形がよくわからなくなるんですが、手は右手を使う、指は「ピースサイン」する時の曲げたり伸ばしたりしてる指が、ちょうど反対になる、と考えると覚えやすいですよ。
この片鼻呼吸が難しかったら、ゆっくり普通に深呼吸を・・・そして呼吸法の後、少しでもヨガをして姿勢を整えたり、体をゆっくり動かして血行を良くしたりすると、よりいいですね。
それと、その頃、ちょうどフジテレビの「ホンマでっかTV」で「自律神経」のことを取り上げていました。
「4月病」は、やっぱり、自律神経の乱れから引き起こされるそうですよ。
その中で紹介されていた対策で、上に書いたものとかぶらないものを、いくつか掲載いたしますね。
笑う(口角を上げるだけでもいい)
ぼーっとしたりゴロゴロする時間を持つ
あまりアクティブな気分転換法はしないように気を付ける
腸活(発酵食品、食物繊維を摂る)
食べ物では、ナスがいい
おなかが鳴ってからすぐではなく(それは腸のお掃除の音だから)、その1時間後に食事
こめかみのツボ(太陽穴)を押す
耳のマッサージ
楽しいこと、嬉しかったこと、好きなこと、リラックスできることを頭の中いっぱいに思い浮かべる
中でも、「耳マッサージ」は、手軽で効果があるのでは?と思います。内耳の血流をよくすることで、「気象病」にも効果があるそうですよ。
現代人は、なかなかボーッとするのは難しいですね。普段のんびり屋の私でも、家事ややる事がたまってしまって、しかもそれが見えていたりすると、本当にイライラ落ち着かなくなってきてしまいます。
でも、「今無理しても、後で病気になって、どうせ何日も動けなくなるから同じこと。だったら先にじゅうぶん休んでおこう。」
この考えを取り入れてみてくださいね。運勢や体調には波があるから、焦らないこと…。無理して「帯状疱疹」になったことがある私からの、実体験に基づく言葉です〜
【追記】ほんとに、まだまだ急に冷え込むこともあるので、体をあたたかく・・・日中に着るものやパジャマ、寝具も、冷えないように気をつけてくださいね!