ツェルマットの街は山岳の谷間にある小さな街ですが、世界中から一年中、絶景を求めて観光客が押し寄せます。
ヨーロッパ随一のアルペンリゾートだけに、こんな山の中に、五つ星ホテルも点在し、数多くのホテル、レストラン、カフェ、ハイブランドショップからお土産屋さんまでの軒を連ねます。
それだけでなく、500年前に建てられたヴァレー州の典型的な古民家が保存されている地区もあり、街巡りも楽しいです。
街からのほとんどの場所からマッターホルンを望めます。
建物の飾りやディスプレイ
アンティークショップには放牧の牛に提げていた大小様々なカウベルが見応えありました。
昔のスキーや、登山のピッケルも山岳の街らしい。
さて、スイスの名産…。
ミルク、チーズ、チョコレート、そしてスイスワイン。
スイスワインは輸出量はたったの2%だそうで、スイス国内だけでほとんどが消費されているそうです。
だから日本でお目にかかれることは滅多にないそうです。
そんなスイスワイン、実はフランスに劣らず、とっても美味しいとの評判を聞いていました。
特にツェルマットに到着するまでに通ったレマン湖のほとりや、ヴァレー州に上がってきたところに有名なワイナリーがあり、スイスで人気の白ワインが生産されています。
『ファンダン』、『ハイダ』と呼ばれる白ワイン。
私は毎晩、ファンダンを飲んでよい気分になっていました。
そして牛乳が美味しい国といえば、チョコレートも美味しい。
リンツはもちろんですが、こちらのレダラッハも高級チョコレートで有名です。2020年頃までは銀座三越にショップがありましたが、閉店してしまい、今は日本では買えないようです。
レダラッハはトリュフチョコレートをはじめて開発したチョコレート屋さんだそうです。
ツェルマットの駅前の一番目立つ場所にショップがありました。
ナッツがたくさん入っている板チョコをその場で欲しい分量で割って売ってくれます。
でもね…この板チョコがお高い…。
お土産に板チョコセットを手にとりましたが、プライスを見て、そっと戻してしまった
ちょうどバレンタイン前の時期だったので、パッケージも可愛いチョコレートもたくさんで、見ても楽しい楽しいショッピングでした。
もちろん、チーズだって数も豊富で、どれもこれも食べてみたい!
今回はホテルのレストランでのお食事ばかりでしたが、再訪する事が叶ったら、キッチン付きのお部屋を借りて、スーパーで食材を買って過ごすのも楽しいだろうなぁ〜。
こちらは街の教会。
夕暮れからの雰囲気もどの灯りも温かみがあります。
落ち着いたリゾートで、ネオンピカピカな感じは全くありません。
流石スイス。
ロレックス、オメガ、ロンジンと一流時計屋さんが揃っています。
多分、それを上回るほどの時計ブランドや宝飾のショップもあったように思います。ドアマンが居て、とても扉をあける勇気はありませんでした。
そして、アウトドア用品やスポーツショップも多く、
日本でも人気のヨーロッパブランド、特にイタリアブランドのスポーツショップは多かったです。
特に興味を持ったのは、女性向けのスノーウェアの種類の豊富さです。日本ではお目にかかれないようなおしゃれなスキーウェアや小物、スノーブーツなど、どれもこれも素敵でした。
こちらも値札は見ないように
というのも、スイスは世界一所得が高い国と言われています。
日本の感覚からすると、大変物価が高いです。
マクドナルドのアルバイトの時給が日本円換算で3000円だと聞きました。
そこから察すると‥
と、つらつらと思い出しては書き連ねましたが、街の備忘録はここまで。
お読み下さり、ありがとうございます!