数のマジック
水が凍る時、その体積は1/10増えます。
では、氷が液体に戻る時、何分の1体積が減りますか?
という問題。
答えは1/11です。
10の体積が11になったので、11から10に戻る時は1/11減るんですよね。
昔からこんな数字のマジックに引っかかってきました。
今日は読んで頂いた方に「どう思いますか?」という話です。
今日うちの店の子と話していたのは、先日のめちゃイケスペシャルでの話でした。
観ていない方の為に簡単なあらすじを言うと・・・
名物コーナー「持ってけ100万円」が久々に復活。
ナイナイの矢部君の100万円を道端に置き、拾われれば、拾った方のもの。
拾われなければ、岡村君が矢部君に100万円を払い、お金は倍になる。
そんなゲームでした。
今回の結果は見事矢部君の勝利。お金は200万(本当は端数があったのですが)に。
次のコーナーで岡村君はその金にたかり、150万円のロレックスを矢部君からプレゼントされる。
さらに次のコーナーで、矢部君が岡村君をたかり、70万円のロレックスを逆プレゼントされる。
そんな内容でした。
で、店の子は
「結局岡村君が損してますよ。ゲームのお金と合わせ170万円払ってるんですから」
と言いました。
彼の言い分ではこう。
まず100万円を支払い、150万円のプレゼントを貰うも、70万円のプレゼントを贈ったので、
岡村君は20万円のマイナス。逆に矢部君は実質50万円しか出していないので20万円のプラスであると。
例えばこれが番組上のやり取りなので、すぐたかった形なのでそう見えるが、ゲームから1年経った事にする。
過去に100万円支払ったという事実は薄れ、150万円の物を贈られたので、70万円分返したと見れば、
岡村君は80万円のプラスなのである。
次に、これを会社でのやりとりとして見てみる。
岡村商事は株式会社矢部用の設備投資を100万円かけて行った。
早速受注を受け、70万円の原材料費を使い、150万円で販売。
結果80万円の利益を上げた。
こうしてみれば、80万円の設備償却を済ませ、残りは20万円の受注を受ければその先の利益は全てプラス。
株式会社矢部に対し大きなパイプを作り、その上で、設備費回収まで残りわずか。
しかも利率から行けば、大変良いものなのである。
さて、得したのはどっちなのでしょうか。
単純に私は二例目に出た岡村君の得だと思ってます。
ゲームでの支払いは、それで終了。預けたのではなく、支払ったのですから。
その後のプレゼンの交換は、たまたま起こっただけで、矢部君は懐から150万円払ったのですから。
さて、皆さんはどう思われますか?
まぁ、二人の仲の良さと懐具合では、損得なんて無いんでしょうけどね!
悲しい電話
以前、当店にてテールランプをお買上げ頂きましたお客様からクレームのお電話を頂きました。
当店が現在販売しているテールランプは「HANABi BRAND」というメーカーのものです。
本日御連絡頂きました方のテールは昨年末にもLEDの点灯不良が起こり、
修理させて頂きました物でした。
また一個切れているというご報告でした。
もちろん当店では、保証期間内ですので、お送りいただきまして修理対応させて頂きますと申上げたのですが、
やはり2回目の事になりますと、お客様もご不満の様子。
「外す時間も手間も無い。このまま我慢するか、よそで買うわ」
と言われ、電話を切られてしまいました。
こういったクレームで悲しくなるのは、「よそで買うわ」という言葉ではなく、
「我慢」という言葉を使われてしまうこと。
そこの裏には「ご満足頂けていない」という事があるからです。
販売をさせて頂いた以上は、責任も御座いますし、是非ともお預かりしたかったという気持ちが残ります。
それともう1点。
LEDは静電気に弱いという事実を認識頂けていないこと。
実はテールランプなどのLED商品は静電気に弱く、乾燥した日が続く冬に点灯不良を起こしてしまうことが稀にあります。
例えば静電気の発生しやすいウエスなどでテールランプを拭くと、静電気が発生し、点灯させた瞬間に切れてしまうこともあります。
その他、LED部の裏を素手で触ることで、油脂が付着し、切れやすくなったり。
その辺の情報を伝え切れてない事(注意書きは致しておりますが・・・)を情けなく思います。
そのあたりの徹底が、これから更に必要になるのだと認識しました。
ほんと、まだまだです。
世代交代
知り合いの方のつぶやきにこうありました。
「古いものを否定するつもりはないが、新しいことに背を向けることは退化を意味する。」
こちらの方は、親族経営の2代目として頑張っておられ、
お父様の「昔からこうやって来たから」という考え方に疲弊と歯がゆさを感じていらっしゃる様子。
そこで出た言葉が上記のものだったようです。
私も5年半くらい前に会社を立ち上げる以前は、父親と二人で仕事をしておりました。
ですので、言いたい事を自由に言える間柄であり、お互いの距離感を計りあう親族経営の辛さは痛いほど分かります。
その上で独立して、父親の考え方も分かってきた気がします。
「俺はこういう商売をしていく」
という幟を立てて宣言するくらいの信念。
そこに自分自身が頼らないと、方向感覚すら失ってしまいそうな恐怖。
会社を経営することは、その恐怖と向き合っていく事なのかなと思います。
大阪のとあるオーディオの問屋さんが倒産しました。
会社を数十年守り続けるには、よほどの覚悟があったのだと思います。
しかしながら、時代の波はさらなる力で襲い掛かり、全てを奪い去りました。
それぐらい現代の潮流は速く、力強い。
「問屋」という業態が、すでに崩壊している部分もあるのかと思います。
債権者の方は今は思慮に入れず、あえて書かせて頂くのであれば、
もちろん商売として成り立たなくなったことは、ダメである。
ただ、その会社が起こしてきたであろうムーブメントや、功績には胸を張るにふさわしい物があると思う。
数十年、立派に営業してこれた理由を見つけ、アレンジを加えてこそ明日を生きる資格を得る事だと思う。
前述の言葉も、そういった意味を含んでいるのではないかと、勝手に解釈しています。
時代の波に乗る者と取り残される者。
ここからの差は、今まで以上に開くのでしょうね。
常にアンテナを張って生きていかねば。
後者にならぬように。