10月18日の読み聞かせは
「ポットくんのおしり」
文:真木 文絵
絵:石倉 ヒロユキ
<ストーリー>
ポット君目を覚ましました。
なんだかおしりがスースーするなぁ。。。
なんで僕のおしりは穴があるんだろう。
ジョウロさんやミミズくんに聞いてみても分かりません。
シャベルのじいさんなら知ってるかも。
「君のお父さんにもお母さんにもあったぞ。大切な穴じゃ」
その時誰かの鳴き声が聞こえました。
みどりの頭がちょこんとのぞいたヒヤシンスちゃんでした。
「迷子になっちゃった。 みんなはもう土のベッドに入っているのに。」
花壇はもういっぱい。
どうしよう。
「そうだ、ポット君に植えてあげればいいんだ」とミミズ君が言いました。
おしりの穴にピッタリの石を一つ入れて土を入れて
ヒヤシンスちゃんはふかふかベッドで一安心。
ポット君のおしりもスースーしません。
ヒヤシンスちゃんの花が咲くのを楽しみにしています。
ポット君もヒヤシンスちゃんも問題が解決してよかった。
子どもたちにも草や花が育つには
土と水と空気が必要なことがちょっとわかってもらえたかな。