海うさぎのきた日 | 今日もありがとう

今日もありがとう

34歳の時に主人に先立たれました。
人生何があるかわからないから毎日を大切に。
そしていつの日か主人と再会する日が来たら
あなたの分も頑張って生きたよと言えるように、
これからの人生を楽しんで生きる!!
でもまだ泣いちゃうときもあるけどね。。

7月1日の読み聞かせは



「海うさぎのきた日」



文:あまん きみこ



絵:南塚 直子




今日もありがとう。


<ストーリー>


この頃、若葉団地では縄跳びが流行っているの。


でも、私は上手く跳べない。


弟のアキオは2歳も下なのにとっても上手。


おおなみこなみをしたときも上手く飛び込めなかった。


今日も団地の広場でみんなが縄跳びをしていた。


「いーれて。」って言いたかったけど言えなかった。


広場の横道をそっと抜けて海のほうに向かった。


国道を横切り、高い土手を登ると青い海が広がっている。


下りて砂浜に座っていると眠くなって。。。


頭がガクッと揺れて目を開けるとにぎやかな声が聞こえてくる。


「おおなみ こなみ ぐるっとまわって うさぎの目」


うさぎの目?


真っ白なうさぎたちが砂浜で縄跳びをしていた。


でも一匹だけ元気のないうさぎがいた。


その子は縄に跳び込めずに立ったまま。


そして縄を回す役になった。


小さいうさぎが引っかかって回す役を交代し、


その子はまた跳ぶ列に並んだ。


さぁ、跳ぶ番。


おおなみこなみ。。。跳べない。。。


おおなみこなみ。。。ダメ。。。


とうとうその子はうつむいてしまった。


-続く-







ちょっと長かったから二日に分けて読むことにしました。


大縄ね。


私も最初は跳びこむタイミングが分からなかったなぁ。


コツさえつかめば、簡単なんだけどね。


小学校2、3年の頃にめっちゃ流行って、


休み時間は大縄か、ゴム跳びばっかり。


エンドレスの八の字跳びは、回数が増えていくと


引っ掛けたらどうしよう。。。っていうプレッシャーにドキドキしてたなぁ。。。


読んでいて、とっても懐かしくなりました。




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