6月22日の読み聞かせは
「おとうさんをまって」
作:片山 令子
絵:スズキコージ
<ストーリー>
ぼくのお父さんはよく遠くへ仕事に行って、しばらく帰れない。
陸橋の上から、お父さんの乗った汽車を見送ったあと、
おもちゃ屋のウィンドーの中で汽車のおもちゃを見つける。
その汽車はお父さんの汽車とそっくりだった。
それからぼくは毎日汽車のおもちゃを見に行った。
おもちゃの汽車の背景の飾りは次々と変わる。
そしてついにお父さんが帰ってくるというその日、
おもちゃ屋のウィンドウを見たら、もう汽車は売れてなくなっていた。
お父さんを待つ男の子の気持ちが描かれていて、
心が温まります。
「さみしい」とは口に出さない男の子の気持ち。
ちょっと切なくもなります。
☆一日一冊の読み聞かせ☆
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