先日、さぁ実験をやろうと思っていたら、出かける用事があることを思い出し、思いっきりやりっぱなしにしてしまいました。それで、今回の実験は、材料選定です。整形外科向けの器具を開発中なのですが、オートクレーブに耐えられる透明の材質を探している訳であります。
当然、材質特性の資料を見れば、耐熱性に関しては、情報があるのですが、やはりやってみなければ分からないことがあり、当社では必ず滅菌テストを実際にやってから材質を選定することにしております。
ということで、今回のエントリーは4つの部材たち。
①塩ビ
②ポリカ
③PET
④アクリル
の4種類です。
実験方法は簡単です。
オートクレーブ(121℃、30分)で滅菌して、滅菌後の外観に異常がないか確認するといった感じです。
非常に明解な結果となったので特に解説もなく、写真を確認ください。
滅菌前の部材です。
滅菌後の部材です。
滅菌前、塩ビが少々透明度が低いかなという印象です。
他のPET、ポリカ、アクリルについては、ほぼ外観からは、区別ができません。
板の厚みも5mmということで、いずれの部材も硬さがある印象でした。
それで、滅菌後は、この惨状です。
ポリカ以外はかなりのダメージを受けてしまいました。
特にPETは滅菌器に張り付いてしまうぐらい溶けて変更してしまいました。
また、塩ビも滅菌前に比べ変形し、透明度が大きく低下していることが分かります。
アクリルも反り返っているような状況です。
その中で、何とかポリカは滅菌前と変わらない姿で耐えてくれました。
ただし、ポリカも一般的には、それほどオートクレーブの耐性がある材料とは言われていないので、今後、繰り返しテストを行う予定です。
ということで、とりあえず、今回は分かりやすくポリカしか生き残らなかったで、ポリカを中心に開発を進める予定です。と言いながらも、PEEKがいいのかなと思ってしまいますが…。









