Bリーグ開幕から、早一ヶ月。
我らが千葉ジェッツはロード戦が続き、負けが二つ先行する状況でホーム船橋に帰ってきました。
迎えるは、東地区において勝率で並ぶレバンガ北海道。
今季まだない連勝で、勝率を五割に戻せるか?
今節は二試合とも観戦できましたので、レポートしていきます。
※お知らせ:今回の更新から試験的に、これまでのエディタとは別バージョンを使用し記事作成しましたので、これまでとはフォントサイズなどが異なっています※
今節は千葉県バスケットボール協会との共同開催として、高校バスケ冬の選抜大会(ウィンターカップ!)の千葉県予選が、ジェッツ戦の前に開催されました。
22日のゲーム前には、女子準決勝二試合が開催。
私は仕事終わりに船橋アリーナに向かった為、22日の女子準決勝は観られずじまいでした。
ちなみに、皆さんは "CBA" と聞くと、何を思い浮かべます?
当ブログをご覧の方なら 「CBAといえば、北米のバスケ独立リーグ」 というイメージがお有りなのではないでしょうか、少なくとも私はそのイメージでした。
だがしかし、日本バスケットボール界においてCBAと言うと、それは千葉県バスケットボール協会(Chiba Basketball Association) を指す略称だそうです……私、曲がりなりにもバスケをやっているのに、22日になって初めて知りました(汗
私が到着した頃に、両チームがシューティングを開始。
ジェッツの選手達はやはり、NIKEとUNDERARMOUR両ブランドの着用率が高い。
その中では、石井選手の足元が気になるっ。
ASICS GELTRIFORCE 2
白銀のスマートな一足です、カッコイイ。
私はTRIFORCE系は履いたことはないのですが、パフォーマンスも秀逸なのでしょうね。
チームに帰還してから活躍を続ける石井選手を見ていると、私も履いてみたく思ってきました。
オープニングセレモニーのあとはコートを入れ替え、目の前ではレバンガの選手達がアップを開始。
レバンガ北海道といえば、あのレジェンドですよ、皆さん!
折茂武彦、46歳!
チームオーナー兼プレーヤーという立場でまだまだ健在。
折茂選手を生で観るのは8年ぶりぐらいなので、私はそれだけでテンション上がりました。
ジャンプシュートのフォームがスムースで安定していて、見ていると 『ああそりゃ入りますよね』 という印象を受けるのも相変わらず。
2016年になってもプロリーグで現役で活躍する折茂選手をまだ観られるなんて、8年前には想像もしていませんでしたが。
アップの動き自体に全く年齢を感じさせず、驚くばかりです。
そんな折茂選手の足元は、レバンガカラーのKOBE11。
爽やかできれいな配色です、レバンガファンの方ならiDで同様のデザインのものをオーダーしたくなりますね、これは!
蛇足ですが私は、22日の観戦はこちらで。
NIKE AIR FORCE 1 HI "ROSE"
黒ベースですが、そこの赤を挿し色に使っているので、ギリ千葉ジェッツカラーかなと(微笑
両チームのアップ、オープニングセレモニーが終わり。
さぁ、試合開始。
序盤、ジェッツが一気呵成に攻め込み流れを掴みます。
富樫選手、小野選手が得点を重ね、1Qはワンサイドになるかと思われましたが、レバンガは折茂選手をベンチから投入しその流れを止めます。
1Q終了 17-11
2Qは両チームともにオフェンスの重たい時間帯がありましたが、ヒルトン・アームストロング選手の豪快なインサイドプレーなどにより再びジェッツが流れを掴みかけます。
ただ速攻やそこからの早い攻めが出ず、突き放すまではいかない。
タイラー・ストーン選手へのアリウープトライは失敗に終わるも、そのリバウンドを拾った富樫選手がしっかり3ポイントを決め、お互い笑顔でハイタッチする場面もあり盛り上がりましたが、完全なジェッツペースとは言えないまま前半を終えます。
それから、ベンチにいる間もたびたび立ち上がり大声でチームメイトに声を掛ける、小野選手のキャプテンシーも印象的でした。
2Q終了 40-28
後半、ヒルトン選手のインサイド支配力がさらに増し、リバウンドに強さを見せるジェッツ。
さらには3ポイントも確率よく決まり続けています。
前半からスリーが当たり続けている小野選手、チェックを受けながら4本目を決めた時にはブースターがすごく盛り上がりましたが、その後のディフェンスに戻る際、コートサイドのブースターに向けて人差し指を向けるポーズ……おいおいカッコいいじゃないか!
でもそれがゆえ、観ているジェッツブースターが 「これだけインサイドが勝っていて外も決まっているのに、なんで離せないだろう?」 と疑問に思うような展開に、レバンガのしぶとさを感じます。
3Q終了 58-43
4Q序盤はディフェンス、オフェンス共にばたばたし、ミスが続くジェッツ。
10点差になるバスケットカウントを決められたタイミングで、大野ヘッドコーチはすかさずタイムアウトをとります。
…その時、嫌な予感を共有していたであろう千葉ブースター、私が目にしただけでもかなりの人数の方が大野HCと同じタイミングでタイムアウト請求のジェスチャーをしていたのは、今思えばちょっと面白かったかも……ちなみに私も気が付けば無意識にやってました、タイムアウトォ! って(苦笑
タイムアウト後は、石井・小野両選手のスリーやヒルトン・パーカー両選手の気迫のインサイドプレーでじりじり引き離しにかかるジェッツ、レバンガに追い上げを許しません。
ヒルトン選手の珍しいロングレンジショットも飛び出し、いよいよクロージングに入ります。
珍しいとは書きましたが、ヒルトンは元々シュートタッチいいんですよね、フリースローもうまいですし、もっとジャンプショットを狙っていい選手だと思います。
そして残り2分を切り、富樫選手が難しいターンアラウンドショットを決めて勝利の笑みをこぼしたところで、勝負あり。
試合終了
ファイナルスコア 80-65
久々のホームゲームで勝利となりました。
インサイドを制し、アウトサイドからのショットも高確率で決まり続けていたのに、突き放せないまま終わったことにブースターの皆さんからは 「いやぁもっと点が開いてもよかったでしょう」 という声が聞かれましたし、正直私もそう思えました。
ただ、久しぶりのホームゲームで勝利を見れたのは、素直に嬉しい♪
ゲームMVPに選ばれた小野選手、試合後のインタビューでMVP賞のジャンボ君人形を誰にあげるかを聞かれ (前回受賞した時はお父さんにあげたので)『今回はお母さんにあげます』 と回答し、スタンドからは 「よっ、孝行息子!」 とか声が飛んでました(微笑
そして今季の"勝利のバンザイ担当"タイラー・ストーン、ばんざいのジェスチャーを下から上にあげるのではなく、上から下にさげる"平服"ポーズを炸裂させ大いに笑いを誘ったのはご愛嬌w
続きまして、昨日23日のゲーム。
昨日もジェッツ戦前に高校バスケの選抜予選があり、男子準決勝が二試合開催。
最後にもつれて日体大柏の大逆転勝利に終わった 八千代松陰vs日体大柏戦。
点は離れましたが、全国区のブラスバンド部をはじめとした応援団の力を背に最後まで戦い抜いた習志野の選手達の姿がよかった、習志野vs市立船橋戦。
どちらも良いゲームでした。
それと個人的に気になった選手としては、市立船橋のセンターポジションの選手(背番号5) が、前半では KOBE 9 ELITE、後半では SOLDIER 10 を履くというハイパフォーマンスモデルのリレーを敢行していて、高校のうちからそれをできるとは将来有望だな彼! とか思いました(笑
なお昨日はその準決勝二試合を見る為10時半には船橋アリーナに到着していたのですが、ジェッツ戦のティップオフは17時、ということで。
写真の通り、その準決勝二試合ではコートサイドには私以外誰も座っていませんでしたよ……私が早すぎただけですけど(汗
その二試合が終わり、両チームがアップを開始。
阿部選手。
足元は、先日自身のツイッターで公開していた KD9 iD 。
コートに映えるきれいな一足、ナイスデザインです。
この日の私はと言えば
NIKE JORDAN SUPER.FLY 3 "SLAM DUNK"
http://ameblo.jp/carter-15/entry-11942001127.html
リリースから2年以上経ちますし、リフラクター加工で反射するこのグラフィックは何? と疑問に思う方もいらっしゃるでしょうから、当時このブログにアップした記事のリンクを貼っておきます、参考にどうぞw
この一足も黒ベースに赤の挿し色ですから、ぎりでジェッツカラーと言えますね、うん。
では23日のゲームについて。
前日はスタートから畳みかけたジェッツですが、この試合ではそうはならず。
インサイドの強さは変わらずですが、むしろ得点をリードされる展開になります。
レバンガのミスが出たりショットが落ち始めたこともあり、逆転後は少しずつリードを広げますが、ペースを掴むには至らず
1Q終了 19-13
2Qは、折茂、とにかく折茂!
この日はスターターだった折茂選手は、2Qに入るとキレが増します。
ジェッツディフェンスの厳しいチェックをかいくぐり、バスケットカウントを沈めたり、パスフェイクでディフェンダーのタイミングをずらしてジャンプシュートを決めたりと、レバンガのオフェンス全体に流れをもたらします。
前半はレバンガのオフェンスが私の席側の方なので、折茂選手の動きをオフボールからずっと追っていたのですが、とにかく素晴らしい。
細かな頭の動きや上半身の動き、ましてや味方選手へのハンドサインさえも、フェイントに使う。
スクリーンのもらい方も絶妙ですし、動き出しの一瞬の速さについては、46歳という年齢を疑ってしまうレベル。
今なおトップリーグで現役でいられる凄味、確かに感じました。
ジェッツの方は、オフェンスでも支配力を発揮し始めたヒルトン・アームストロング選手がチームを引っ張ります、ダンク後のどや顔とか、ノッテましたね~。
そのヒルトン選手にディフェンスにいった、レバンガの多嶋選手。
ファールを吹かれた時に抗議をしかけたのですが、チームメイトの野口選手になだめられ、引き下がってディフェンスへ。
その際、野口選手に手を掴まれて戻っていったのですが、その二人の後ろ姿が手を繋いで歩く仲の良い兄弟のようにも見えて、そうしたちょっとしたシーンにも 「レバンガ、いいチームだなぁ」 と思えたのでした。
そうして前半終了。
2Q終了 41-30
後半開始前に、いち早くコートに戻りシューティングする小野選手。
前日に比べタッチはいま一つでしたが、ハーフタイムショウ後でまだ照明が戻らない中シューティングする姿は印象的です。
3Qが始まると、ジェッツがうちに大きな流れを呼び寄せます。
レバンガはミスが起こると共にファールが混み始め、オフェンスもちぐはぐ。
そんな中、ヒルトン選手は連続ブロックでレバンガオフェンスをシャットアウトし、ジェッツディフェンスはストーン選手を始めとして立て続けにスティールを奪い、速攻に繋げます。
さらには富樫選手がオンファイヤー、3ポイント連発。
手を緩めないまま攻め立て、大量リードします。
3Q終了 69-37
4Qに入り、このままで終われないとレバンガも粘りを見せますが、セカンドユニット中心の戦いとなったジェッツのペースは落ちず、得点はさらに離れていきます。
阿部選手が3ポイントを決めた瞬間、ベンチで小野選手と荒尾選手が大喜びでじゃれ合っていたりもしましたね(微笑
さらには伊藤選手のインサイドの頑張りに、伊藤選手のフリースローの際には "イートンコール" が巻き起こります。
そして最終盤、伊藤選手が絶妙なバウンドパスでアシストを決めたプレーと、その直後に荒尾選手がレイアップを決めたプレーとで、会場内のボルテージは最高潮に!
最後まで攻め続けたジェッツ。
試合終了。
ファイナルスコア 96-52
見事、今シーズン初の連勝で、勝率を五割に戻したのでした。
結果を見れば大差。
最後はジェッツのいいところばかりが出たゲームとなりましたが、それでもやはり、折茂選手の切れ味はインパクトありました。
何より、レバンガはロスターが7人のみだったのです。
それでもチーム一丸となり闘い、敗色濃厚な第4Qでも気持ちを切らさずプレーし続けたことは、さすがに北海道を背負ったプロチームだな、と思いました。
次回アウェイでの対戦時は、間違いなく接戦となるだろう強敵です……全くもう、B1東地区は強敵ばっかりじゃないか!(冷汗
そして我らが、千葉ジェッツ。
ヒルトン選手が攻防両方で圧倒的な存在感を示しましたし、ストーン選手の得点力やパーカー選手のハードワークもチームの支えです。
そして、帰還以降高確率でショットを決め続けている石井選手の存在も有り難い。
でもやはり、司令塔としてゲームを仕切る富樫選手と、キャプテンとしてチームを引っ張る小野選手、その二人がチームの柱なんだよなぁと改めて感じた二戦でした。
次節はついに、スター軍団アルバルク東京をホームに迎えます。
アウェイでは1勝1敗でしたが、次節もこの難敵から勝利を奪うべく強い気持ちで臨んで欲しく思います。
では皆さんご一緒に……Go JETS!!
以上、10月22日~23日の観戦レポートでした。
この二日間は、有給休暇をとった甲斐があったなぁ(笑) と思えたよい週末となりましたが、次の週末もそうなればいいなと期待するばかり。
船橋アリーナに詰め掛ける多くのブースター方も、きっと同様の思いでいらっしゃるでしょう。
なお、22日は4305人、23日は5183人もの来場があったそうです。
きっと次節はさらに増えるでしょうね、アリーナがどんな状況になるか、楽しみです!
あ、昨日履いて行ったSUPER.FLY3をスニーカー部屋で探していた時に、懐かしいモデルを見つけました。
次回はその紹介をしますよ~。
ということで、本日はこれで。
また次回に~!