AIR JORDAN 17 White/Red | Sneaker is my soul

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JORDAN、NIKE、ASICSやUnderArmourなどスニーカーが生甲斐な人間のBlog。
当ブログでは830足を超えるマイコレクション紹介を主に、NBAやBリーグ等バスケについても書いていきます!
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マイコレ紹介388回目、クツは298足目です。

鉄板配色。


NIKE AIR JORDAN XVII White/Red/Silver

今世紀初頭のAJ、まだ元気…?


これは懐かしい。

現在では全くと言っていいほど見かけなくなった、AJ17白赤が出てきました。

今見てもシュッとした素敵なフォルムです。


ただ、なかなかに買いづらかったモデルでして。

2015年現在の基準でいえば普通に感じてしまいますが、当時としては抜きん出てハイプライスなモデルだったんですよね。

90年代後半は、オリジナルのAJ13やFOAMPOSITE ONE の強気な価格設定に目を剥いたものですが。

その数年後にこのモデルが登場した時には

『セブンティーン、お前もか!』

とまるでカエサルのような叫び声をあげた私でした……いやまぁ、結局買いましたけどね、計四足ほど(苦笑





では各所を。

機械的な硬質さを感じるデザインには、シューレースを覆うシュラウドがアクセントに。

ヒールに位置する金属パーツには、アウトサイド側にJORDAN、インサイド側にジャンプマンの刻印があります。


その昔に履いた際の記憶ではありますが、アッパーのレザーは固すぎず柔らかすぎずで良かったです。

オリジナルのジョーダンシリーズは、12以降ちょっと硬い印象があったものですが、15あたりからは私は好みでしたね。


前方から。

このアングルだと、結構がっちりしたシルエットに見えます。

トゥにはさりげなく23の刻印。

シューレースストッパー、変色してる…。


後方から。

ヒールカップはかなりしっかりした作りです、かかとの収まりは良かった印象ですね。


さて、このアングルを見た時気になったのは。

…先日スニーカー好きの友人と話をした際、このモデルの話題になりまして。

その友人は、数か月前にクローゼットから17を取り出してみたところ、経年劣化によりソールがボロボロになっていたそうでして。

それを聞いて震えあがった私。

勇気を振り絞り、この一足をスニーカー部屋から探し出しました。


見たところ、シューレースストッパーの変色くらいであとは目に見えて劣化した部分は見受けられず。

ミッドソールの弾力検査(笑)をしても、問題ない感触で、胸を撫で下ろしたのですが。

それも束の間。

左右並べて後方から撮った上の写真の通り、ソールの高さにズレが生じていました。

数年前にチェックした時は、ズレはあってもここまでひどくは無かったので……おそらく、ソールの変形が起きているのでしょう。


製造は13年前ですから、ある種の必然とも言えますが。

いざ現実を前にすると、なんともいたたまれない気持ちになります。

気を取り直して、インソール。

白地に赤いジャンプマン、鉄板。




アウトソール。

特徴的なソールパターンです、グリップ力は高そうに見える……しかし正直な感想としては、それほどグリップ力は高くはなかった記憶があります(笑


この上のミッドソールには、前足部と後足部を繋ぐようにカーオンファイバープレートを内蔵して、カットイン時の足捻じれを防止。

また、前傾姿勢のプレーに対応させる目的かと思われますが、前足部と後足部には別種のエアを搭載しています。

以上の点から、やはりバックコートプレーヤーの使用を念頭に置いた設計思想かと。

グリップ力は別としても、ミッドソールからアウトソールにかけてのレイアウトは、確かに履きやすく感じました。


それでは、他いくつかのアングルから。





シュラウド装着状態のルックスは、上の写真通りですが。

ここはやはり、外した状態も撮影しておかねば、ですね。


ただまぁ、それは簡単なことでもなく…。

このカバーを外したり取り付けたりというのが、不器用者の私には一苦労なのです。

外す際は長方形のホールから、挿し込まれている足(プラスティックパーツ)を一つずつ引き抜いて行き。

無事外せたシュラウドがこちら。

どうにも足が折れてしまいそうで、とにかく神経使います(汗

そして、シューズ本体はこうなります。

シューレースを覆っていたカバーがなくなるだけで、こんなにもすっきりするのですね~。


長方形のホールが四つづつ上下2列に並び、それがアウトサイド側とインサイド側の双方にありますが。

上の四つはシューレースを通すホール、下の四つはシュラウドを取り付けるためのホールです。

装着状態と未装着状態。


なお、カバーを外した状態でもプレーに大きな支障はないと思います。

また、これを装着するとかなり"拘束される"感触になります。

前作の16よりもその感触が顕著なので、いいか悪いかは人によって意見の分かれるところでしょう。

私個人は、シュラウドを装着した際の締めつけ感は嫌いではなかったので、最初の二度ほどは取り付けていましたが、、、、それをするとシューズ自体の脱ぎ履きがめっちゃ面倒なので、それ以降は外したままでしたね。


特に装着しようとした時の、シュラウドの足を差し込む時が怖いんですよ、折れそうで……手先ブッキーな私は、プレーへの影響よりも着脱しやすさを優先してしまいました(苦笑

他にも、このモデルの忘れてはならない要素を。

金属仕様の専用ケースです。

外箱は紙製ですが、それを開くとこのように収まっています。

ケースはこの通り。

ケースの色は、シューズ本体のカラーイメージに合わせています。

中央にはもちろん、エンボスで造型されたジャンプマンロゴも。

そのケースの中に、シューズ本体とDVDが収まっています。

実に凝った仕様です、これならプライスが高さもある程度納得できます。

でも、もしケース無しで5000円安かったとしたなら、そっちの方が良かったかも??

あとはこちら、付属のDVD。

開封してはいないので、中の映像は見ていませんが、パッケージの選手達は当時AJを履いていた懐かしい顔ぶれ……特筆したいのはダリアス・マイルズですね。


ドラフト3位でNBA入りし、将来を期待されましたが。

時折り目を見張るプレーもするものの、怪我等もあって大成とはならなかった不運の選手。

むしろ、あれほど高順位での指名でなければ、彼のNBAキャリアはもっと素晴らしいものになっていたかもしれません。

そんな彼の最も印象的なプレーは、下のリンクにあるアリウープですね。

ある意味彼が最も輝いていた時だったかも……オドムのアシストも絶品ですし、00年代初頭ではハイライトの上位に挙げてもいいプレーだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=Fpa-AajVmcI

以上、エアジョーダン17白赤の紹介でした。


ソールの変形が始まっていると思われる状況も見受けられましたが、致命的な劣化は確認できませんでした。

だがしかし、この状態をあと何年維持できることか。。。

道は険しいですが。

できうる限りの手を尽して末永く付き合っていこうと、決意を新たにした次第です。


ということで、本日はこれで。

また次回に~!