マイコレ紹介、5回目です。
前回紹介しました ” クリプトネイト ” はザクと評されてしまいましたが、ならばコレはどうだ!
主役だぞ連邦軍だぞ試作機だぞ!!(笑)
NIKE SHOX VC2 - RX-78 - 2 …通称 ” ガンダムショックス ”
ナイキ × サンライズ × バンダイ のコラボアイテムです!
ショックス (SHOX) シリーズは、ナイキの近代モデルの中では珍しい、エアユニットを搭載していないシューズです。
その代わりに何を搭載しているかといえば、ざっくり言えばスプリング。
衝撃吸収力&反発力、双方を兼ね備えた次世代シューズとして、10年前に登場しました。
エア系シューズに比べかなり固く感じる靴底の感触と、どうしても多めになってしまう重量とがネックとなり、最近では履き手を選ぶシューズのカテゴリーに入ると認識されつつありますが、それでも毎年新作が発表される人気シリーズであることには違いありません。
今回紹介します ” ガンダムショックス ” は、そのシリーズの中でも初期に登場したモデルです。
ハーフマン ・ ハーフアメージング (半分は人間だが、もう半分は驚愕でできている。 という意味) とのニックネームで知られるヴィンス ・ カーターの着用モデル第2弾の中の、特別限定カラーとして登場しました。
では、このモデルは一体どういったものなのか。
カーター着用モデル第2弾の ” SHOX VC2 ” は8年前にリリースされ、カラーバリエは7色ほどあったように記憶しています。
そのほとんどは特に数量限定という訳でもなく、少し探せば普通に店頭に並んでいるようなポピュラーなアイテムでした。
カーターのモデルなので私もすぐに通常カラーを一足購入、そしてそれで安心してしまい………のちに大変困ったことになるのですが。
今はもうありませんが、以前、松戸の駅前に 『 バンダイ ミュージアム 』 というテーマパークがありました。
その名の通り、バンダイが提供したりグッズを製作したりした過去の特撮・アニメ作品などの博物館、といった様式であり、誕生からしばらくはかなりの来場者数があったそうです (それも先細りになり、4年前に閉館。 現在は栃木にて新生バンダイミュージアムが運営)。
バンダイと言えばガンプラですから、当然ガンダム関連は広くスペースをとって様々にディスプレイされていました。
今でこそ 【等身大○○】 はそこかしこにありますが、当時は斬新だった 【等身大ガンダム】 は特に人気だったようです、私も観に行きましたが、頭から腹までの胸像タイプでありながら、すごい迫力でした。
そのようにガンダム押しだったバンダイミュージアムがオープンからしばらくしての目玉企画として打ち出したのが、ナイキとのコラボモデル発売でした。
販売数は480足限定。
デザインモチーフは当然ガンダム、しかも初代。
ナイキはそのベースシューズとして SHIX VC2 を用意し、ガンダムカラーにスペシャルメイクアップ。
シューズ自体の色合いはまさにガンダムカラー、さらには地球連邦軍のロゴが入ったドッグタグと紙タグが付属します。
そして、一枚目の写真にある通り、シューズBOXも特別仕様。
完全にガンダムカラーで、78-2 の数字がプリントされています。
そして、BOXのラベルも徹底していて、格納庫っぽくデザインされたラベルには、 【 NIKE SHOX VCII RX-78-2 】 の記述が。
” RX-78-2 ” とは一体何のこと? と言えば……RX-78 はガンダムの製造番号であり、 RX-78-2 というのは、そのガンダムの2号機という意味。
RX-78 ガンダムの2号機は、劇中で主人公のアムロが乗っていた機体です。
ベースとなったシューズが SHOX VC シリーズの2作目であることと、アムロの搭乗機である2号機をかけているものと思われます。
BOX側面には、劇中でのガンダムの設定スペックまでもがプリントされています、まぁ凝ってますよホントに(苦笑)
さてこのモデル、480足限定で全て松戸のバンダイミュージアムで販売されました。
この情報、ナイキ関連からは一切情報が出ず、バンダイミュージアムのHP上でのみひっそり告知されただけでした……その為私は発売日直前にその情報を知ることに。
前述の通り、 SHOX VC2 は通常カラーを購入しただけで安心しきっていたので、特別限定カラーが出ると知って焦りました、何故って発売日は仕事!
直前すぎて今さら休みは申請できない、ならば……と、仕事をズル休みしようか本気で検討(汗)
が、自分の中に少しだけあった大人な部分が待ったをかけ、当日自分で行くのは諦め。
それでも一縷の望みにかけ、友人何人かに聞いたところ、当日仕事が休みなうえに松戸まで行ってくれる人がいてくれました。
その友人は、開店時間に間に合ってくれればいい、という私の依頼にもかかわらず、朝一で松戸に向かい並んでくれたそうです、ホンマ有り難や…(涙)
そして無事マイサイズをゲットしてきてくれました、私は何て幸せものなのでしょう♪
このモデルですが、日本 ・ 松戸というピンポイントな発売だったため、海外のオークションサイト等では相当なプレミアがつきました。
私が見たかぎりでは、700ドル (当時の日本円で8万円以上) を越えてたオークションもありましたね。
この時ばかりは、自分が日本に生まれたことに感謝しました。
後日、バンダイミュージアムに行った際、等身大ガンダム胸像の写真を撮ってきました、それが上の写真です。
これがいまだに多くのファンに愛され続け、世界のナイキさえ動かしてしまう存在かぁと、妙に納得してしまいました。
今回はそんなモデルの紹介でした。
それではまた次回に!
-追伸-
めっちゃ私信ですが……このブログを見てくれているであろう、秋田と盛岡の元チームメイト様。
私、とうとうキャプテンに就任してしまいました。
大会等でお会いした際には、どうぞお手柔らかにお願いします。
ちなみに、キャプテンにはなっても4番は着ませんよ、試合に出ることになっても着るのはもちろん15番ですから、そこはツッコミ無しでお願いします(笑)