や、どうも。カースタイリング外注よろず屋の古庄でございます。今回は「第4回 カーデザイン甲子園」の最終審査結果が発表されました、というお知らせです。
「カーデザイン甲子園」というのは、新潟国際自動車大学校が開催している、全国の高校生を対象にしたデザインコンテスト。2013年から毎年開催され、第4回は2016年11月に最終審査がおこなわれています。
じつはワタクシ、第2回から審査員をやらせていただいているのですが、毎回とも若者の思考の柔軟さに感心させられるばかりです。また「社会のため」「おじいちゃんおばあちゃんのため」あるいは「子供たちのため」といった、真摯なアイデアもたくさんあることに驚かされます。
最優秀賞に選ばれたのは、坂田康介さん(栃木県立足利工業高等学校3年)の作品。通勤に使うパーソナルコミューターと、家の離れとしても使えるリビングルーム感覚のキャビンを組み合わせたファミリーカーです。
コミューター部分はこまめなアップデートで最新技術に対応し、キャビン部分も「家族の思い出を積み重ねる」ことで価値を増すというアイデア。どちらも長期間所有しつづける前提なのが新鮮でした。
最優秀賞の作品
優秀賞は2作品。三浦未玖利さん(青森県立八戸西高等学校2年)のシンプルな3輪スポーツカーと、荒井優花さん(栃木県立足利工業高等学校3年)の、小学生が通学に使う、安全性とファッション性の高い自動運転コミューターが選ばれました。どちらも移動体験を楽しいものにしようとする気持ちが感じられます。
三浦未玖利さんの作品
荒井優花さんの作品
コンテストの詳細や作品の講評は、コンテスト公式ウェブサイト https://www.gia.ac.jp/request2/ をご覧ください。







