↑画像をクリックすると弊社通信販売サイトにリンクします。- AE86レビン/トレノのすべて: モーターファン別冊/著者不明
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以前、このブログでお知らせした2台の名車ですが、1台は日産S13シルビア、そして残る1台が、このトヨタAE86レビン/トレノでした。
AE86カローラ・レビン/スプリンター・トレノの本は、現在ではそれこそ星の数ほどあります。それなのに今さら作った理由を書いておきましょう。
今やAE86レビン/トレノと言えば、モータースポーツでの活躍やチューナーによる改造車、マンガなどの影響で、今や様々な神話や伝説に彩られています。後世に作られたそんな神話や伝説をまずは全部取り払い、1台の市販車として冷静に見直してみようというのが、この本のコンセプトです。ですからモータースポーツの話もドリフトの話もチューニングの話も載せていません。
その替わり、素の市販車としての情報は充実をはかりました。
まずはかつての『モーターファン』誌(1983年11月号)に掲載された「モーターファン ロードテスト」の再録(再構成版)記事。
ここでは学者や研究者、ジャーナリストの面々と揚妻文夫主査をはじめとするトヨタ自動車のスタッフとの対談が収録されていますが、いくつか謎のまま残されてしまった点や歯切れの悪い点が見られます。これを読んでいただいた上で、今回の新規取材であるこちらの記事を読んでいただきたいのです。
揚妻氏が逝去された現在、1983年当時に謎のまま残された点や歯切れが悪いままとなっていた点は解明不可能と思われていましたが、静岡県御殿場市のカロッツェリア『Boomerang』さんの尽力により、現場の設計・開発担当者とデザイナーの方々のインタビューが可能となり、「AE86レビン/トレノの真実」に迫ることが出来ました。
おそらくAE86マニアの方でも「初めて知った」という事実が満載、よく読み込んでいただければ「なるほど、そうだったのか!!」と膝を打つことは間違いないと思います。そして、AE86レビン/トレノというクルマには、実はある「悲願」が秘められていたことも初めて明らかになりました。
当然、このような大ネタに対しては、編集部も超エース級の書き手を投入。『午前零時の自動車評論』や『スーパーカー誕生』でおなじみの沢村慎太朗さんに見事にまとめていただいています。
なお、この記事を読む前に中島みゆきさんの『地上の星』を聞き、文章を田口トモロヲ氏の口調で脳内再生し、読後に同じく『ヘッドライト・テールライト』を聞くことをオススメします。
そんなわけで、こちらの本も6月25日発売です。よろしくお願いいたします。
追記
今年はカローラ誕生50周年、そしてAE86生みの親である故・揚妻文夫主査の生誕86周年にあたります。