や、どうも。カースタイリング外注よろず屋の古庄でございます。
土曜日に、幕張メッセの北ホールで開催されたTCA(東京コミュニケーションアート専門学校)の卒業進級制作展『we are TCA 2016』に行ってきました。
自動車デザイン科をはじめ、全学科の産学協同プロジェクトや卒業制作などが展示されていたわけですが、そのなかに混じってKEN OKUYAMA DESIGNのスポーツカー『kode7』と、同社がデザインしたヤンマーの大型トラクター、『YTシリーズ』が。
なんでこれが専門学校の展示会に?と理由を訊くと、TCAでは「想像を超えるクリエーターを目指す」ための『スーパークリエーター育成コース』を立ち上げ、その監修を奥山清行氏が担当しているからだそうです。特別展示という感じでしょうかね。
『スーパークリエーター育成コース』は自動車デザイン科とは別個に運営される4年制コースで、工業デザインの授業を基本としながらも発想力や創造力、さらにはビジネスマネージメント能力なども身につけようという内容。つまりはブランドのデザインを左右するマネージメントやディレクションのスキル、さらには経営センスなども同時に磨こうというわけですね。
まさしく「スーパー」なクリエイターを育てるための、野心的なプロジェクトです。今春からスタートすることになっていて、現在は細かいカリキュラムや指導内容を煮詰めているところだそうです。他の講師とともに奥山氏みずからも教壇に立つ予定で、学生とのコミュニケーションに強い意欲を示しているとか。
TCAでは高卒者だけでなく大卒者や社会人、留学生など幅広い学生に参加してほしいということでした。ちなみに、すでにこのコースを選択した学生さんもいるとか。いったいどんな授業内容になるのか楽しみですね。このコースについては後日、カースタイリング本誌でも取材する予定です。こちらもお楽しみに。
もちろん、各学科の展示も見せていただきました。これは自動車デザイン科の展示スペース。
東京オートサロンで発表された、ダイハツ・コペンの『DRESS FORMATION DESIGN AWARD』結果報告パネル。グランプリはTCAの学生さんのアイデアだったんですね。
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