キャロット24募集 この馬が気になる3 ~ エリスライトの23 | キャロヤージの”馬視耽々”一口馬主日記

キャロヤージの”馬視耽々”一口馬主日記

所帯持ちかつ住宅ローン持ち、
可処分所得少かつ小遣い制のキャロヤージが、
それでも一口馬主(キャロット&ノルマンディー)で、
悪あがきする日記です。
目指すはポジーの回収率1727%!(笑)

こちらは、母優もバツも金もない一口馬主界最下層のキャロヤージがエア出資になったとしても、追いかけていきたい気になる馬を、今年も懲りずに書いていくコーナーです。

 

第3弾は昨年に引き続き、弱者の戦略「初仔から狙い続けろ」でエリスライトの23に注目します。

2/19生まれ。体高154.0、胸囲176.0、管囲20.9、馬体重440です。

 

↓こちらは参考までに、1つ上の兄(トライゴーニック)の募集時。兄よりは仕上がりが早そう?

兄もほぼ同じ2/14生まれ。体高154.0、胸囲171.0、管囲20.6、馬体重442でした。

 

父:リオンディーズ

父はキングカメハメハ、母はキャロットを代表する1頭であるシーザリオ。11月デビューながら新馬戦を勝つと、2戦目は12月の朝日杯FSに駒を進め、最後方からの直線一気でG1制覇。能力の高さを見せつけた。

 

3歳時は弥生賞2着、皐月賞は4着入線5着降着、ダービーは5着で、秋の活躍も期待されたが、神戸新聞杯を前に、左前浅屈腱 繋部分の不全断裂が確認され引退となった。行きたがる気性を見せ、最後余力をなくし、差されてしまう競馬が目立った。

 

種付料100万円で種牡馬入りし、2020年産駒デビュー。初年度からサウジダービー(ダ1600m)を買ったピンクカメハメハを出す。重賞ウィナーは、京都2歳S(芝2000m)・ジャスティンロック、ダービー卿CT(芝1600m)・インダストリア、福島牝馬S(芝1800m)・アナザーリリック。そして、初年度産駒・6歳テーオーロイヤルが天皇賞(春)(芝3200m)を制し、2024年ついにG1ウィナーを輩出した。

 

出資馬ヴァーンフリートもリオンディーズ産駒。6月2週の新馬戦を制し、現在5歳にして3勝クラス。芝1800m1勝、ダ1600m2勝。次走は障害戦を目指すとのこと。

 

芝・ダートの自在性があり、仕上がりが早い割に古馬になっても活躍する馬もいる。ブリーダーズ・スタリオン・ステーション繋養ということもあり、日高の生産者にも人気で、種付料はじわじわ上がり400万円になっている。

繁殖牝馬の質の割にかなり頑張っていると思う。

 

母:エリスライト

キャサリーンパー - クリソプレーズと続く、キャロット名牝の系譜。ディープインパクト産駒と言うこともあり、牝馬としては高額の7000万円募集であった。

 

脚元が弱く数は使えず、屈腱炎で5歳の秋に引退するまでに12戦2勝(芝2000m、芝1800m)。競走馬としては、期待に応えられなかったものの、新馬戦を単勝1.9倍で5馬身差勝利するなど、その素質は確かで、脚元さえ普通であれば、もっと活躍できたのは間違いない。

 

きょうだいにはマリアライト、リアファル、クリソベリル、クリソライトなど活躍馬が並ぶ。

 

また、馬体重がデビュー時432kg→引退時462kgと成長力を見せたのもポジティブファクター。繁殖能力は高いと見込まれる。当馬は母8歳時の2番仔となる。

 

配合:

 

半兄は Kingmambo3×4 しか持っていなかった。Kingmamboのクロスをカタログでは推しているが、個人的には未知数。

 

当馬はさらに、サンデーサイレンス3×4、Sadler's Wells4×5が加わった。サンデーサイレンスのクロスは日本では言うまでもないが、Sadler's Wellsクロスは、アリストテレス(4×4)、オーソクレース(4×5)、シゲルピンクルビー(4×5)などが持っている。

 

半兄と比べて、気性面に多少の不安は残るが、サンデーサイレンスとSadlers Wellsが加わり、日米欧 大種牡馬の贅沢なクロス共演となった。配合的には半兄よりこちらの方が面白そう。

 

厩舎:美浦 栗田徹 厩舎

日本獣医生命科学大学卒で、義父はイスラボニータでおなじみの栗田博憲元調教師。萩原厩舎、栗田博厩舎で調教助手を務めた。獣医学科ではなさそう。

 

個人的には出資馬ジークルーネですでにお世話になっている。

パドックでサングラスかけていると威圧感がすごい(笑)。

 

リーディングは 43位→43位→55位→67位。2024年は8月終了時点で20勝(33位)とさらに上位に食い込んでいる。

 

元ノーザンファーム社員ということもあり、キャロットではおなじみの先生だが、クラブ馬の預託率は17%で平均程度。クラブでの活躍馬はあまり印象にない。

このあたりジークルーネがもう少し頑張ってくれると信じている(笑)。今のところ、特段良い印象はないものの、悪い印象もない。

 

栗田先生と言えば、G1・4勝、芝の中長距離で活躍したタイトルホルダーの印象が強い。

 

募集価格:4000万円(10万円×400口)

半兄が10万円募集。左トモの違和感もあり(大事に至らず)、当初の見立て通り、仕上がりが遅く脱北すらできていない(9月中には脱北?)。その中での価格据え置きは自信の表れに見える。


半兄は一般抽選まで下りてきたので、この仔も一般抽選までは下りてくるかもしれない。

 

半兄が走り、当馬の活躍が追いついてきたら、来年こそはこの価格で出資できなくなるかもしれない。母の繁殖能力は確かだ。

 

(キャロットクラブに許可を得て転載しています)