こんにちは。
「墓の魚」の作曲家です。
久しぶりに新作の詩(歌詞)を書きました。
私の中の[信仰]について書いた詩ですが、
人間の人生についての私の考え方でもあります。
「沢山のゴミの山の中から天国を見つけられる者は幸いだ」
書き立てなので、特に作品解説などはしませんが、
気が向いたら、お時間のある時にでも
読んでみて下さい~。
「沢山のゴミの山の中から天国を見つけられる者は幸いだ」
作詞・作曲・黒実音子
■
神がいないって思う時こそさ、
僕らは神を感じるべきなのさ
試練に馬鹿親切な説明書はついちゃいない
表面だけとりつくろって、
調子いい時だけアーメンって言ってても何も救われないよ
例え、救いがこの世界にないとしても、
それでも十字架にかけられた男がいただろ?
十字架の上でこそ、どうか沢山の幸せを!!
そうじゃなきゃこの世界なんて幸福じゃない!!
■
そりゃ絶望だってあるさ
骨を折れば痛いし、いつまでも孫と一緒ってわけじゃない
悲しいって結局ロマンチックなんだ
だからもう会えない事こそが
ある意味でハッピーな筈なんだよな
支え切れない位の沢山の悲しみで
この世は出来てるからこそ
私達のあの日の幸せに価値があるってわかってるかい?
僕らはもうずっと楽園になんていないんだ
あの日からずっと十字架に縛られたままさ
それでも幸せな夢を見てるんだ
■
おお、友人達よ!!
私達は聖書をめくる様に歳を取る!!
君が南極ガニに喰われたので、僕は一人になった
君は南極ガニの血肉となり生き続けるけど、
もう僕達は語り合う事が出来ない
それでも天国でいつか会えるのだろうか?
つまりさ、それでも救いはあるのかもしれない
だけど天国はいつだって都合のいい所にはないから
沢山のゴミの山の中から天国の破片を見つけられる者は幸いだ
■
都合のいい事なんて何一つないよ
絵に描いた様な幸せなんてない
今朝は紅茶に黄熱が入っていたし、
君は最愛の人には二度と会えないんだ
だけどそれが幸せなんだよ
無数の悲しみを栄養にして、僕達は幸せを感じるんだ
それは偽りだけど本物なんだ
十字架の上で繰り広げられる喜劇なんだ!!
僕達は夢を見ていたんだよ
◇
つまりさ、それでもさ
救いがあって欲しかったんだ
この世に、紅茶の中に、友人との思い出に、
そして、あなたにこそ!! あなたにすら救いが!!
十字架の上にも幸福はあったと言ってほしいんだ!!
そうじゃなきゃこの世界なんて幸福じゃない!!
◇
神がいないって思う時こそさ、
僕らの信仰心は試されている
イエス様、
あなたはその手足に打ち込まれた釘から
いつの間にか抜け出して、何処か知らない所で
陽気に楽しくやってるんだって思っていいかい?
誰も辿り着けない所でさ
なんてステキな夕暮れ!!
夕焼けに照らされた土の下に僕の骨が埋まっているとしても
ああ、つまりそれってさ、
最高に幸福って事なんだよな!!
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