こんにちは。

「墓の魚」の作曲家です。

 

本日、新作の詩(歌詞)を書きました。


 

社会への皮肉と風刺の作品になってます。
[社会]の価値観が全て正しいとは限らない・・という話。

「墓の魚」の作品は、いつもこんなのばかりですね(笑)

 

昔の南ヨーロッパ風の風刺とか、ユーモアが好きな方は、

ぜひ、気が向いたら、お時間のある時にでも
読んでみて下さい~。

 

「第二の社会」

作詞・黒実音子


[男(司法官)]この男は盗っ人なんだ。

 

[魔女達]ああ、司法官様、
だから、彼はいつだって善人ぶらずに
私達の話を聴いてくれるよ。
人間の罪深さを知っているから。
 

[男(兵士)]この男は卑怯者なんだ。
 

[魔女達]ああ、兵士様、
でも、だからこそ彼はいつだって生き残り、
私達の元に帰ってきてくれる。
指揮官に嘘をついても、私達には誠実だ。
 

[男(キリスト教徒)]この男は祈らないんだ。
 

[魔女達]ああ、司教様、
その代わり、彼はミサの後で、妻に暴力を振るわない。
 

[男(農夫)]この男は詐欺師なんだ。
 

[魔女達]ああ、お前さん、
口から出る詩や、愛の唄で、むしろ騙して欲しいものだよ。
一生、泥仕事の真実よりも。
 

[男(雑兵)]この男は臆病者なんだ。
 

[魔女達]ああ、兵隊様、
だからこそ彼はいつも生き残るのです。
逃げる勇気と英知を持っているから。
狼に挑む鶉なんて、晩の飯にもなりゃしない。
 

[男(革命家)]この男は戦わないんだ。
 

[女達]ああ、若い方、
だからなんだい?
戦って無駄に戦場に屍を晒す
蛆虫共の餌じゃないというだけ。
 

[男(騎士)]この男は名誉が無いんだ。
 

[魔女達]ああ、侯爵様、
申し訳ないが、それこそ最もいらないものだ。
そんなものがあった所で王冠をかぶるのは男だけ。
鶏が勝手に小屋に戻るわけでもなし。
 

[男(裁判官)]この男は人殺しなんだ。
 

[女達]ああ、裁判長様、
それでもいいのさ、私達にとっては。
雨が凌げる傘なら、それが血に汚れていても流される。
騎士の姿をして、武勲を語り、
女の魂を殺す奴よりも役に立つのさ。
 

さぁ、シデムシ、毒ガニ、厠の蛆、奇怪なカモ産み貝、
ここには第二の社会があるよ!!
ここには第二の社会があるよ!!
 

 

 

 

 

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