グラフィックデザイナーの宇野亞喜良さんの
展覧会が16日まで開かれています。
60年代生れの私の世代にとって、宇野さんは
世代が一つ上のデザイナーという感覚。
団塊の世代の方々には強烈なインパクトのあ
ったデザイナーなのかもしれませんけれど。
それでもテレビで御年90の宇野さんが語っ
ていた言葉にとっても共感してしまって、も
のすごい親近感を覚えました。
「自分が描きたいと思うものより、人から依
頼された題材をその人の意図に沿って手がけ
てゆくのが楽しい」と宇野さん。
独りよがりに自分が書きたいものを好きに書
くより、クライアントが何を求めているのか、
その気持ちに寄り添って制作するのが私も楽
しい気がしています。
つい先日、私の作品をお求めくださったアメ
リカ人のかたからお手紙をいただきました。
「活き活きとしていて私には最高!」
ご依頼による制作作品ではありませんでした
が、相手の心に触れられたのはこの上ない喜
びで。感謝の気持ちでいっぱい!
ご購入いただいた作品 「 楽 」