お義母さん今日もしんどかったようで
父さんが点滴に連れて行った
父さんが帰ってから言うには
「身体もしんどいんだろうけど、○○のこともあるんだと思うで」って
点滴をしながら看護婦さんに亡くなった孫の話を聞いてもらってたらしい
「49日に納骨せんと、置いてでるようなけぇ」と言って
デイサービスやドライブに出かけてたのに
やっぱり心の底では寂しかったんだ
お義母さんが亡くなった娘の話を始めると私たちが嫌がるので
家では話せなかったんだと思う
カウンセリングの先生が「家族で共有した方がいいですよ」って言われたけど
思い出すとぐっと落ち込むのだ
お義母さんをカウンセリングに連れて行くわけにもいかないし
デイサービスで聞いてもらう話じゃないし
だからといって私たちが‥‥無理だ
お義母さんが寂しくないようにドライブに連れて行ったり
パズルを買って来たりしたけど
身体が弱ると気持ちも弱るんだね
この前歩く練習に連れ出したとき
しんどくて足が思うように動かず
「早う○○のところに行きたい」とか弱音を吐いていた
「お義母さん看護婦さんに○○の話を聞いてもらったんです?」と聞くと
「先生も看護婦さんもみんなやさしいんよ」と嬉しそうに話してた
これだとまた点滴に行きんさるかな
診療内科じゃなく内科だけど身体も心も元気になればよしとするか