「50㎝くらいはあったんじゃないですかぁ?」
と言われ、笑いながらもそれはないだろうと、
でもまぁ40㎝はあったんじゃないかと思う。

2年間とちょっと、長い間伸ばしていた髪は
ものの2秒で痛みもなく離れていった。


さすがに“髪を切る”=「失恋」と
時代遅れな連想をする人は周りにはいなかった。


少し前から髪を切ろうと決めていた。
あるいは数ヵ月前ひとりで飲んでいたとき、
「長い髪をなびかせている女性は遊んでそう」
と、根拠のない言いがかりをつけられた時に
芽生えていたのかもしれないと思う。




私のあやふやな妄想の末のあいまいな表現を
見事に表現し得たスタイリストさんが
そのお店に私が何年も通い続けているという
理由そのものであろう。




聞けば「昨日ちありさんも来たよ」って
よく姉妹に間違えられる後輩なんだけど、
あの頃は一緒にいすぎて似ちゃったんだと
思っていたけど、なかなか会えなくなった今も
たまに並んでいると言われてしまう。

当の本人たちは全くもってそうは思わず、
「私たち正反対で好みのタイプも違うから
恋愛でもめることは絶対なくていいよね」と
言っている程だというのに。
BENNIE Kを一緒に歌っていた相方である。



相方と言えば、大学時代にコントがしたくて
組んでいたコンビ、MDJの相方から
昨日荷物が届いた。
彼女は妊娠7ヶ月で、女の子を身ごもっていて、
将来はコントをやるような子に育てると
はりきっているみたい。

こちらは唯一無二の親友である。




さて、明日からまた怒濤の酒気帯び週間。
遊び人ではなくなってしまったから、
静かにしよう。なんてことは無理だろう。
ジョブズが死んだ。


ずっとジョブズの言葉に奮わせられていた。
初めて、プレゼンをYouTubeで見たとき
鳥肌がたったのを覚えている。
ジョブズ好きがこうじてできた人脈もある。


11月発売の自伝は、発売前に早、品切だという。
ジョブズのいないアップルはもうダメだ
と言う人もいて、株価にも表れている。
ジョブズを見くびりすぎである。
いなくなっても成り立つようにしてある、
というのが真のリーダーである。
ジョブズがそうでないことがあろうか。




世界を変えた偉大なる起業家に敬意を表し
慎んでご冥福をお祈りいたします。




『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』

ジョブズ好きが高じてこの本の書評を書けたこと、
今になって大変嬉しく思います。


来月の商工会議所所報の書評にも急遽、
ジョブズの本をとりいれた。
たった120文字だけど、渾身に恋心を表した。




天国のガレージでMacで遊んでいるだろう
ジョブズへ。合掌
「私もう、明日から来ませんから!」と
怒りに任せて吐き捨て帰ったのが
たまたま9月の最終日だったので、
本当に翌日から行かなくてもいいかどうか
思わずSAMURAIに電話をしてしまった。

あんなに大胆に啖呵を切って帰ったのに
SAMURAIはそれを見ていなかったようで、
ゆっくりと私の話を聞いたあとに、
「じゃあ、明日も来てくださいね」って、
今まで聞いたことのない優しい声で言うから
拍子抜けしてしまった。

この侍マン、最近なぜか優しくなった!と
店内では専らの噂なのである。


そんなわけで、10月になって数日たつ今
私はなに食わぬ顔で棚をさわれている。
まだ当事者には、一方的に険悪さを漂わせて。
気づいてなさそうなところがまた腹が立つ。


その件で、うちのチームのスタッフたちが
一緒になってプンプンしてくれているけど、
新チームが発足してまだ1ヶ月、
最初の一致団結がこれかよ、と哀しくなった。

いつか、「長く怒らない」と掲げたんだった。
今こそ思い出して実践しようじゃないか。




版元さんが配置換えで四国の担当になると聞き
私もそろそろ帰るから松山で会いましょう
と話したものの、あっちで書店員をやる気は
さらさらないのだ。言わなかったけど。





残業に向けて、夕方休憩しているときに
よくジュースを買ってくれるのは兄やんでなく、
この店における私の育ての親みたいな上司。

厳しくも温かく、よく見てくれていて
売り場でもよく声をかけてくれる。
なんと言っても、私を幹事に仕立てあげた
張本人とあって、飲み会が大好きというのも
気が合っているところかもしれない。

過去はやっぱり輝いてみえるもんだけど、
半数以上が別の場所にいるあのメンバーで
また集まりたい、と思うくらいいいだろう。


て、センチメンタルに上を見上げると、
空の角度が変わっていた。
めまぐるしく動いているんだなぁ世界は。