チャコと行った桃畑。



どうなるのだろう?



あんなにも素敵だったのに。






この度、東北関東大震災にて被災された皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。



僕は、僕たちはあなた方とともにいます。



僕の好きな東北地方。



あと数年したら移住します。



それまでには震災を乗り越えて元気一杯のあなた方とともに暮らしとうございます。



頑張ろう、東北。



頑張ろう、僕の好きな東北。



いつしか、笑顔でお会いしましょう。



太陽が黄金色に輝く。
病室のベットの白いシーツは夏の水面のようにキラキラしていた。

相変わらずチャコはベットに座りながら外を眺めていた。

日常生活にはほぼ支障がないくらいに回復してきたけれど、僕の事は全くわからない。



チャコは僕の事をなんと思っているのだろう?



チャコが混乱しないように僕は彼女との過去には一切触れなかった。



彼女の記憶がいつしか戻るまで傍にいることだけを考えていた。



ベットに映る金色の水面。


あの夏の少年。



僕の記憶とチャコの記憶は反比例している。



いつしか交わることがあるの?



もし交わったのなら、この先は同じカーブを描くだろうに。