前の記事を書いたあと、朝刊を読んでみたら、河北新報にワクチン接種率と感染増の相関関係を示す記事が載っていた。これは私が1年以上も前から指摘していたことで、河北新報に対しても何度も真実を報道しろとハッパを掛けていたので、ようやくという感じだったけど、それでも全国の新聞に先駆けてこのような記事を載せた英断は評価したいところですね。

 

 

このあいだ、河北新報に投稿したとき、映画『十二人の怒れる男』を引き合いに出して、説得を試みてみたものでした。

 

これは、父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、12人の陪審員が全員一致の評決に達するまで議論を重ねる様子を描いた作品で、1959年のキネ旬ベストテン1位にも輝いた法廷ものの傑作ですね。

 

圧倒的に不利な証拠から有罪は確定的と思われていたものの、一人の陪審員だけがそれに異議を唱える。早く終えて帰りたがっている他の陪審員たちからは罵声を浴びせられたりもするものの、議論を重ねていくうちに徐々に賛同するメンバーが増え、最後にはとうとう無罪になるというストーリー。

 

同様に、ワクチンに反対している人も初めは少数派だったけど、今はむしろワクチンの効果に疑問を抱いている人の方が多いぐらいだし、あとはマスコミが真実を伝えさえすれば、こんな百害あって一利なしのワクチンなんて接種中止になると思うので、この映画のDVDでも見てよく考えて欲しい、というような主旨の投稿でしたね。

 

果たして、その影響があったのかどうかは分からないけど、とりあえずは接種中止に向けて一歩前進したことはたしかですね。今後は、他の地方紙や全国紙などがそれに続いてくれるかどうかが鍵になりそうです。

 

 

 

久々のブログになりますね。最近は何かと忙しくて、時間がいくらあっても足りないほどで、なかなかブログを書く余裕もなかったんだけど、またボチボチ書き始めてみようかと思っています。


安倍長期政権の頃から気づき始めていたことだけど、このところ日本のメディアの劣化は甚だしいですね。ほとんど政府のデマを垂れ流すだけの広報機関に成り下がっていて、戦時中と変わらなくなって来ているような感じ。なのに、多くの国民がそれに全く気づいていないのが現状で、この分だとやがては中国や北朝鮮のような国になってしまうんだろうなあ、きっと。


特に、コロナワクチンに関する報道管制はあからさまで、大手メディアではネガティブな情報は一切出しませんよね。人体実験のワクチンを打ち始めて1年以上経って、各種データや研究論文や海外の報道などからも、これは百害あって一利なしの毒薬であったことが、ほぼ明らかになりつつあるというのに、マスコミは全く報道せず、いまだに接種キャンペーンを推進しているだけ。私はマスコミに対しても、いつまで大量殺人に荷担しているのか、とデータを揃えて何度も投稿しているんだけど、どうやら聞く耳も持たないようで、もう完全に終わってますね。


政府や医師会などがワクチンを勧めているのは、おそらくは利権絡み。最近、欧州議会で明らかになったことによると、ファイザーは新型コロナウイルスが認定された3日後にはワクチンの治験を始めていたという疑惑があるようです。さらにモデルナは2017年からワクチンの治験を始めていたようで、どうやら製薬会社がワクチンを売るために、人口のウイルスと大量の賄賂をばらまいて偽のパンデミックを演出したという説がかなり濃厚になって来ていますね。


ワクチンを打てば打つほど死者が増えるというデータも世界中で明らかになって来ているし、単なる金儲けのためだけではなく、いわゆる陰謀論とされている将来の食糧危機に備えた人口削減計画が、実際に進行している可能性もなきにしもあらずかな。ひょっとしたら、それに気づいてワクチンを打つのを止めた賢い人間だけが生き残る、ノアの方舟計画が進んでいるのかも知れませんね。


次は事前収録されていた美術賞の発表で、『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『マクベス』『ウエスト・サイド・ストーリー』の中から『DUNE/デューン 砂の惑星』が受賞。美術のパトリス・ヴァーメットは3度目のノミネートで初受賞、装置のスザンナ・シポスは初ノミネート初受賞でした。というわけで、今年の技術部門はデューンの総ナメでしたね。この作品はたしかに特撮技術などには見どころがあったけど、2時間半の長尺の割には話が中途半端で終わってしまって完結しなかったので、かなり欲求不満が残る感じだったかな。かといって、続編を見たいかというとそれほどでもないし、個人的には少し過大評価されているように思ってしまいました。


続いてジェイク・ジレンホールとゾーイ・クラヴィッツが登場し歌曲賞の発表。既にパフォーマンスは済んでいる『ビー・アライヴ(ドリームプラン)』『2匹のオルギータス(ミラベルと魔法だらけの家)』『Down to Joy(ベルファスト)』『ノー・タイム・トゥ・ダイ(007/ノー・タイム・トゥ・ダイ)』『Somehow You Do(Four Good Days(原題))』の中から受賞したのは『ノー・タイム・トゥ・ダイ』。ビリー・アイリッシュとフィニアス・オコネルの兄妹は初ノミネート初受賞で、兄妹で既に15個を獲得しているグラミー賞に加えて、また新たな勲章が加わりましたね。ビリー・アイリッシュは大人びたシックな装いで決めていたんだけど、この授賞式では20才の女の子らしいはしゃぎようで、スピーチの間中も嬉しくて笑いが止まらないような様子でした。


続いてケヴィン・コスナーが登場して監督賞の発表。子供時代の思い出から始まって、監督業の大変さをリスペクトする彼のスピーチには聞き惚れてしまいました。ノミネート作品は、ケネス・ブラナーの『ベルファスト』、濱口竜介の『ドライブ・マイ・カー』、ポール・トーマス・アンダーソンの『リコリス・ピザ』、ジェーン・カンピオンの『パワー・オブ・ザ・ドッグ』、スティーヴン・スピルバーグの『ウエスト・サイド・ストーリー』で、受賞したのはジェーン・カンピオン。『ピアノ・レッスン(1994)』で脚本賞を受賞して以来、27年ぶり2度目のオスカー受賞ということになりました。その『ピアノ・レッスン』に続き、監督賞に2度ノミネートされた女性というのは、今のところ彼女だけということになりますね。


次は28周年の『パルプ・フィクション』から、ユマ・サーマン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・トラヴォルタの3人が登場。やはり会場はスタンディング・オベーションで迎え、リスペクトを示していました。映画の中では最後まで明かされなかったトランクの中身を今明かすと言って、サミュエル・L・ジャクソンが持ってきたトランクを開けてみると、中に入っていたのは主演男優賞の受賞者名が書かれた用紙。『愛すべき夫妻の秘密』のハビエル・バルデム、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のベネディクト・カンバーバッチ、『tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』のアンドリュー・ガーフィールド、『ドリームプラン』のウィル・スミス、『マクベス』のデンゼル・ワシントンの中から受賞したのはウィル・スミスで、主演男優賞としては3度目のノミネートでの初受賞。本作ではプロデューサーとして作品賞にもノミネートされているので、それも合わせると4回目のノミネートでした。ウィル・スミスはまだ先ほどのトラブルを引きずっていたようで、涙を流しながらの噛みしめるようなスピーチ。一応、会場を騒がせたことに対するお詫びの言葉も述べてはいたけど、リチャード・ウィリアムズ同様、家族を守るために愛はクレイジーなことをさせると言って弁明していました。


次は事前収録されていたメイク・ヘアスタイリング賞の発表で、『星の王子ニューヨークへ行く2』『クルエラ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『タミー・フェイの瞳』『ハウス・オブ・グッチ』の中から、『タミー・フェイの瞳』のリンダ・ダウズ、ステファニー・イングラム、ジャスティン・ラレイが受賞。いずれも初ノミネートで初受賞でした。


続いてエイミー・シューマーが登場し、軽いジョークで笑わせた後、この授賞式とは別に開催されているガバナーズ賞の受賞者を発表。ダニー・グローヴァーがジーン・ハーショルト友愛賞、エレイン・メイ、リヴ・ウルマン、サミュエル・L・ジャクソンが名誉賞でオスカーを受賞したことをアナウンスしました。


続いては昨年主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンスが登場して主演女優賞の発表。ノミネートされたのは『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャスティン、『ロスト・ドーター』のオリヴィア・コールマン、『Parallel Mothers(原題)』のペネロペ・クルス、『愛すべき夫妻の秘密』のニコール・キッドマン、『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートということで、作品賞候補になった作品からは1人も選ばれず、それは16年ぶりということでした。この5作品はいずれも日本では劇場未公開で、誰が獲るのかもなかなか予想が付かなかったんだけど、受賞したのは『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャスティン。3度目のノミネートでの初受賞となりました。


続いてはいよいよ作品賞の発表で、プレゼンターとして現れたのはレディー・ガガと、オープニングでは紹介されずにサプライズで登場したライザ・ミネリ。パーキンソン病みたいな感じで、全身が細かく震えていて車椅子での登場だったけど、やはりスタンディング・オベーションで迎えられました。『キャバレー』50周年ということで、私も当時サントラのレコードを買ったほど彼女の歌は好きだったので、このサプライズには感動してしまいましたね。作品賞は『コーダ あいのうた』『ドント・ルック・アップ』『ドライブ・マイ・カー』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ドリームプラン』『リコリス・ピザ』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ウエスト・サイド・ストーリー』の中から『コーダ あいのうた』が受賞。プロデューサーのフィリップ・ルスレ、ファブリス・ジャンフェルミ、パトリック・ワックスバーガーは、いずれも初ノミネート初受賞でした。『コーダ』はオリジナル以上の出来だったとはいえ、リメイク物なのでどうかなと思っていたんだけど、結局ノミネートされた3部門すべてで受賞することになりましたね。


ということで、長かった授賞式はようやく終わりだけど、今年は様々なドラマがあって、大いに楽しめた映画の祭典でした。


次はまた司会の3人が笑わせてくれます。ワンダ・サイクスが、『ドリームプラン』のリチャード・ウィリアムズの扮装で登場すると、レジーナ・ホールはタミー・フェイの扮装で登場。さらにエイミー・シューマーがワイヤーで吊るされたスパイダーマンの扮装で登場して盛り上がりました。


続いて脚本賞でオスカーを受賞した『JUNO/ジュノ』の15周年を記念して、ジェニファー・ガーナー、エリオット・ペイジ、J・K・シモンズの3人が登場し、脚本賞の発表。『ベルファスト』『ドント・ルック・アップ』『ドリームプラン』『リコリス・ピザ』『わたしは最悪。』の中から『ベルファスト』が受賞。ケネス・ブラナーがアカデミー賞にノミネートされたのは、『ヘンリー五世(1989)』で監督賞と主演男優賞、『スワン・ソング(1992)』で短編映画賞、『ハムレット(1997)』で脚色賞、『マリリン7日間の恋(2011)』で助演男優賞、そして『ベルファスト』で作品、監督、脚本賞と、計8度目のノミネートでの初受賞ということになりました。


続いてはショーン・メンデスとトレイシー・エリス・ロスが登場し、脚色賞の発表。『コーダ あいのうた』『ドライブ・マイ・カー』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ロスト・ドーター』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の中から、『コーダ あいのうた』のシアン・ヘダーが初ノミネート初受賞でした。これはフランス映画『エール』のリメイクで、脚色の難易度としては『ドライブ・マイ・カー』の方が上だったかも知れないけど、さすがに村上春樹の原作も読んでいるアカデミー賞会員はほとんどいなかったかも知れませんね。


引き続き、今年から始まったファン投票で選ばれた2021年の映画ベスト5の発表で、第5位は『tick, tick...BOOM! : チック、チック…ブーン!』、第4位は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、第3位は『MINAMATA-ミナマタ-』、第2位は『シンデレラ』、そして第1位は『アーミー・オブ・ザ・デッド』でした。この中では、1, 2, 5位の作品はネット配信のみでの公開だったので未見だけど、『MINAMATA』が3位に入っていたのには驚きましたね。たぶんジョニー・デップの人気もあるんだろうけど、やはりアメリカ人は日本人よりも公害などに対する問題意識が強いのかも知れませんね。それがコロナワクチン接種率の低さにも繋がっているように思いました。


次は、事前収録されていた作曲賞の発表。『ドント・ルック・アップ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ミラベルと魔法だらけの家』『Parallel Mothers(英題)』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の中から『DUNE/デューン 砂の惑星』のハンス・ジマーが受賞。もしかしたら予想していなかったのか、本人は欠席での代理受賞ということになりました。ハンス・ジマーがアカデミー賞にノミネートされたのは12回目で、『ライオン・キング(1994)』以来、27年ぶり2度目の受賞でした。


続いてラミ・マレックが登場し、歌曲賞にノミネートされている『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の紹介。兄のフィニアスのピアノ伴奏で歌うビリー・アイリッシュはまだ20才だけど、黒髪に黒のドレスというシックな装いで、007の大人なムードに合わせているのかも知れませんね。


次は、事前収録されていた編集賞の発表で、『ドント・ルック・アップ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ドリームプラン』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』の中から、『DUNE/デューン 砂の惑星』のジョー・ウォーカーが3度目のノミネートで初受賞となりました。どうやら、オスカー候補になって受賞出来なかったことを娘になじられたらしく、「オスカー候補という言葉は、口の立つ17才には侮辱として使われる。」などというスピーチで、場内を湧かせていましたね。


続いて、司会のレジーナ・ホールとワンダ・サイクスが登場。ノミネートされながら落選した人に残念賞を贈るということで、まず取り出したのは誰も見ていない映画ということで『最後の決闘裁判』のDVD。これは、その興行成績が散々だったことを皮肉ったジョークですね。それから、ワンダ・サイクスがテキサス州の投票用紙をあげると言って取り出した紙にはシュレッダーによる裁断の跡が入っていて、これはテキサス州で起きた不正選挙を皮肉ったもの。さらに、あんまり意味が分からなかったけど、ハビエル・バルデムやジュディ・デンチもいじって遊んでいました。


そんな流れで登場したのが物議を醸すことになったコメディアンのクリス・ロック。デンゼル・ワシントンやハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス夫妻をいじった後にウィル・スミスにも話を向け、「ジェイダ愛してるよ『G.I.ジェーン2』が楽しみだ」という発言。これは、ウィル・スミスの奥さんのジェイダ・ピンケットが、『G.I.ジェーン』の時のデミ・ムーアのような丸刈りのヘアスタイルだったことを受けたジョークで、ウィル・スミスも初めは笑っていたんだけど、その後いきなりステージに近づきクリス・ロックに平手打ちを食らわして席に戻るというアクシデント。私は、初めはそれも演出かと思っていたし、会場でも笑いが起きていたんだけど、席に戻ったウィル・スミスは放送禁止のFワードも交えて、「俺の妻の名前を口にするな (Keep my wife's name out your fuckin' mouth.)」と叫び、マジで興奮していましたね。あらためてビデオで見てみると、ウィル・スミスはクリス・ロックの発言に対してたしかに笑っていたんだけど、奥さんの方は嫌な顔をしていたようで、もしかしたら何か言ったのか、それを聞いたウィル・スミスが過剰反応して、咄嗟にあのような行動に出てしまったというのが真相のようですね。ジェイダ・ピンケットは、好きであのようなヘアスタイルをしていたわけではなく、脱毛症に悩まされていたようだけど、果たしてその事実をクリス・ロックや台本を書いた人が知っていたかどうかは定かではありませんね。彼女が丸刈りにしたのは去年の夏からということだけど、もしかしたらワクチンかコロナの後遺症で髪が抜けたのかも知れません。


クリス・ロックは、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターとして出てきたわけで、結果は『Ascension(原題)』『Attica(原題)』『FLEE フリー』『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』『燃え上がる記者たち』の中から『サマー・オブ・ソウル』が受賞しました。監督のアミール・“クエストラヴ”・トンプソン、製作のジョセフ・パテル、ロバート・フィヴォレント、デヴィッド・ダイナースタインは、いずれも初ノミネート初受賞。ウィル・スミスも冷静になろうとして、ステージに向かう彼らに握手を求めたり、ハグをしたりしていました。この作品は私も見たけど、音楽ドキュメンタリーの傑作でしたね。監督は黒人で、差別を受けてきたことに特別な思い入れもあったようで、声を詰まらせながらのスピーチでした。


続いてショーン・“ディディ”・コムズが登場。先程のトラブルも受け、史上最高に興奮する授賞式にびっくりしていると評価。ウイル・スミスとクリス・ロックにも、さっきのことは後で穏便に解決しようと促し、会場の拍手で締めました。彼が紹介するのは、『ゴッドファーザー』50周年トリビュート。3部作を編集した映像が流された後、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、フランス・フォード・コッポラの3人が登場すると、会場総立ちでのスタンディング・オベーション。でも、口を開いたのはコッポラだけで、とっくに亡くなっている原作者のマリオ・プーゾ、及び決裂状態のまま2019年に亡くなったプロデューサーのロバート・エバンスに感謝の意を表し、「ビバ、ウクライナ」で締めただけの簡素なスピーチでした。コッポラは今82才、デ・ニーロは78才、パチーノは81才だけど、みんなすっかり老けてしまったような感じで、一抹の寂しさを感じました。


次は、思い出語りや歌やダンスなどをバックに亡くなった映画人たちを偲ぶ追悼パフォーマンス。知らない人も多かったけど、知っている名前だけでも、シドニー・ポワチエ(俳優、監督)、オリンピア・デュカキス(女優)、ウィリアム・ハート(俳優)、ピーター・ボグダノヴィッチ(俳優、監督、脚本家)、ジャン=ポール・ベルモンド(俳優)、リチャード・ドナー(監督)、ワダエミ(衣装デザイナー)、千葉真一(俳優、マーシャルアーティスト)、リナ・ウェルトミューラー(監督)、ポール・ムーニー(コメディアン、俳優、脚本家)、ジェーン・パウエル(女優、歌手)など、結構思い出に残っている俳優や監督も多かったですね。特に、ピーター・ボグダノヴィッチの映画は好きだったなあ。『おかしなおかしな大追跡』『ペーパー・ムーン』『ラスト・ショー』などは、10代の頃に夢中になって観ていたものでした。


つづく


今年は日本映画がノミネートされていたこともあって、久しぶりにWOWOWに加入してアカデミー賞授賞式の生中継を見ていた。5時間半の長丁場だけど、今年は作品賞にノミネートされている10本中9本は既に日本でも公開済みということもあり、より身近に感じられて飽きずに最後まで見ることが出来まし。一応、録画もしておいたので、それを見ながらあらためて授賞式の流れを振り返ってみたいと思います。


スクリーン以外ではほとんど見る機会のないスター達の姿が見られるのはやはり楽しく、レッドカーペットでは、豪華な衣装に身を包んだニコール・キッドマン、ジェシカ・チャスティン、コディ・スミット=マクフィー、キアラン・ハインズ、エミリア・ジョーンズ、トロイ・コッツァー、『ドライブ・マイ・カー』チーム、ビリー・アイリッシュ、クリステン・スチュワート、ウィル・スミス、マディー・ジーグラー、ペネロペ・クルス、デンゼル・ワシントンらのインタビューもありました。


授賞式が始まるといきなりビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹が大きく胸の開いたドレスで登場し、『ドリームプラン』の挿入歌『ビー・アライヴ』で歌曲賞にノミネートされているビヨンセの紹介。でも、ビヨンセは生では出演せず、ウィリアムズ姉妹の故郷のテニスコートで撮影されたミュージックビデオでの出演という趣向でした。


続いて今年から復活した司会を務める、エイミー・シューマー、レジーナ・ホール、ワンダ・サイクスという3人の女優、コメディエンヌたちが登場。女性3人を司会に使うのは、男性1人よりもギャラが安いからだなど、皮肉たっぷりのジョークで会場を盛り上げます。


そして、本日プレゼンターやパフォーマーなどを務める出演者たちが写真で紹介された後、エイミー・シューマーが1人で再登場し、あらためてその毒舌ぶりを披露。会場は笑いの渦で包まれました。


賞の発表は助演女優賞からで、プレゼンターは昨年助演男優賞を受賞したダニエル・カルーヤと、歌曲賞を受賞したH.E.R.の2人。ちなみに、この受賞作『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』は、日本では劇場未公開でしたね。助演女優賞にノミネートされたのは、ジェシー・バックリー(ロスト・ドーター)、アリアナ・デボーズ(ウエスト・サイド・ストーリー)、ジュディ・デンチ(ベルファスト)、キルステン・ダンスト(パワー・オブ・ザ・ドッグ)、アーンジャニュー・エリス(ドリームプラン)の5人。受賞者は大方の予想通りアリアナ・デボーズで、60年前にオスカーを受賞したリタ・モレノと同じアニータ役での初ノミネート初受賞。「アニータがアメリカにいたい理由が分かった。嫌なことが多い世の中でも夢は叶うからですね。」で始まるスピーチは、なかなか感動的でした。


次は、司会のレジーナ・ホールが登場。彼女は独身で、男を物色するように、COVIDの再検査をするからと言って、独身のブラッドリー・クーパー、ティモシー・シャラメ、タイラー・ペリー、シム・リウをステージに呼びつけるパフォーマンス。続いてプレゼンターのジェイソン・モモアとジョシュ・ブローリンを紹介し、彼らにもCOVID検査をするからと言って、下半身のボディチェックを入念に行い、会場を湧かせていました。


プレゼンターの2人が紹介するのは音響賞だったけど、この受賞は既に事前収録されていて実際にオスカー像を手渡すことはなく、『ベルファスト』『DUNE/デューン 砂の惑星』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ウエスト・サイド・ストーリー』の中から、『DUNE/デューン 砂の惑星』の5人が受賞。マーク・マンジーニは『マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)』に続く2度目、ダグ・ヘムフィルも『ラスト・オブ・モヒカン(1992)』に続く2度目の受賞で、他のマック・ルース、テオ・グリーン、ロン・バートレットは初受賞でした。


続いて『ハード・プレイ』の30周年を記念し、出演者のウディ・ハレルソン、ウェズリー・スナイプス、ロージー・ペレスの3人がプレゼンターとして登場すると、会場はスタンディング・オベーションで迎える盛り上がり。私は未見の作品だけど、アメリカではよっぽど人気があったのかも知れませんね。発表は撮影賞で、『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『マクベス』『ウエスト・サイド・ストーリー』の中から、『DUNE/デューン 砂の惑星』のグレイグ・フレイザーが2度目のノミネートで初受賞となりました。


次は事前収録されていた短編ドキュメンタリー賞で、『オーディブル:鼓動を響かせて』『私の帰る場所』『The Queen of Basketball(原題)』『ベナジルに捧げる3つの歌』『When We Were Bullies』の中から『The Queen of Basketball(原題)』が受賞。ベン・プラウドフットは昨年に続く2度目のノミネートで初受賞となりました。


続いてプレゼンターとして、レイチェル・ゼグラー、ジェイコブ・エローディが登場し視覚効果賞の発表。『DUNE/デューン 砂の惑星』『フリー・ガイ』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『シャンチー/テン・リングスの伝説』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の中から『DUNE/デューン 砂の惑星』の4人が受賞。ポール・ランバートは『ブレードランナー2049(2017)』『ファースト・マン(2018)』に続く3度目の受賞、トリスタン・マイルズは『ファースト・マン(2018)』に続く2度目、ゲルト・ネフツァーは『ブレードランナー2049(2017)』に続く2度目、ブライアン・コナーは初受賞となりました。


続いてはスケートボーダーのトニー・ホーク、ショーン・ホワイトとサーファーのケリー・スレイターが登場し、ジェームズ・ボンド映画60周年を紹介。ウイングスの『007/死ぬのは奴らだ』の音楽に乗せて、60年間の007シリーズのダイジェストシーンを細かく繋ぎ合わせて編集した映像が流されたのは懐かしかったですね。


次はステファニー・ベアトリスが登場し、歌曲賞にノミネートされている『2匹のオルギータス(ミラベルと魔法だらけの家)』を紹介。セバスチャン・ヤトラの歌と、それに合わせて踊るコロンビアンな男女のダンスパフォーマンスも披露されました。


引き続き、シンデレラを演じたことのあるリリー・ジェームズ、『アラジン』でジャスミンを演じたことのあるナオミ・スコット、そして今度『リトル・マーメイド』でアリエルを演じるハリー・ベイリーの3人が登場し、長編アニメ映画賞の発表。『ミラベルと魔法だらけの家』『FLEE フリー』『あの夏のルカ』『ミッチェル家とマシンの反乱』『ラーヤと龍の王国』の中から『ミラベルと魔法だらけの家』の4人が筋書き通り受賞しました。ジャレド・ブッシュとイヴェット・メリノは初ノミネート初受賞、バイロン・ハワードとクラーク・スペンサーは『ズートピア(2016)』に続く2度目の受賞でした。


続いて今年から始まった企画で、世界中の映画ファンからの投票で選ばれた拍手喝采の名シーンの発表。第5位は『マトリックス』より、キアヌ・リーブス演ずるネオが体を後ろに曲げて弾丸を避けるシーン。第4位は『ドリームガールズ』より、ジェニファー・ハドソン演ずるエフィ・ホワイトが"I'm Telling You"を歌っているシーン。第3位は『アベンジャーズ/エンドゲーム』より、アベンジャーズが終結し、ジョシュ・ブローリン演ずるサノスと戦うシーン。第2位は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』より、3人のスパイダーマンがチームを組むシーン。そして第1位には『ジャスティス・リーグ』より、エズラ・ミラー演ずるフラッシュがスピードフォースに入るシーンが選ばれました。個人的には、この中ではスパイダーマンが一番良かったかな。


次は、事前収録されていた短編アニメ映画賞の発表で、『Affairs of the Art(原題)』『Bestia(原題)』『ボクシングバレー』『ことりのロビン』『The Windshield Wiper(原題)』の中から『The Windshield Wiper(原題)』が受賞。アルベルト・ミエルゴとレオ・サンチェスは初ノミネート初受賞でした。


続いて、司会のワンダ・サイクスが登場し、昨年オープンしたアカデミー映画博物館を訪問した時の様子を紹介して笑いを取った後、昨年助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンが登場して助演男優賞の発表。彼女は、昨年自分の名前が正しく発音されなかったことにクレームをつけたのを反省し、今年は自分が発表する羽目になって、やはり発音を間違えるかも知れないのでお許し下さいというユーモラスな挨拶でした。助演男優賞は、キアラン・ハインズ(ベルファスト)、トロイ・コッツァー(コーダ あいのうた)、ジェシー・プレモンス(パワー・オブ・ザ・ドッグ)、J・K・シモンズ(愛すべき夫妻の秘密)、コディ・スミット=マクフィー(パワー・オブ・ザ・ドッグ)の中からトロイ・コッツァーが受賞。男性の聾唖者としては史上初のオスカー受賞ということになり、手話での受賞スピーチでした。ちなみに、女性では今回夫婦役を演じたマーリー・マトリンが1986年の『愛は静けさの中に』で主演女優賞を受賞していますね。


次はプレゼンターとして、シム・リウとティファニー・ハディッシュが登場し、いよいよ国際長編映画賞の発表。『ドライブ・マイ・カー(日本)』『FLEE フリー(デンマーク)』『Hand of Godー神の手が触れた日ー(イタリア)』『ブータン 山の教室(ブータン)』『わたしは最悪。(ノルウェー)』の中から『ドライブ・マイ・カー』が順当に受賞しました。日本映画としては『羅生門(1951)』『地獄門(1954)』『宮本武蔵(1955)』『おくりびと(2008)』に続く5度目の受賞ということになりますね。私は、個人的には『ドライブ・マイ・カー』はそんなに高く評価してないんだけど、ノミネートされた他の作品では、『ブータン』は見たけど大したことがなかったし、『フリー』はアニメだし、『わたしは最悪。』は実績のないノルウェー映画ということで、他にこれと言った作品がなかったのかも知れませんね。濱口監督は、時折日本語を交えながらも英語でのスピーチで、一応通訳の人も待機していたようだけど、その必要はなかったようです。


続いてウクライナ出身のミラ・クニスが登場し、歌曲賞にノミネートされている『Somehow You Do(Four Good Days(原題))』の紹介。リーバ・マッキンタイアのパフォーマンスの後、ウクライナに祈りを捧げて支援をお願いするメッセージタイトルが出ました。


次は、事前収録されていた短編実写映画賞の発表で、『Ala kachuu - Take and Run(原題)』『The Dress(原題)』『The Long Goodbye(原題)』『On My Mind(原題)』『Please Hold(原題)』の中から『The Long Goodbye(原題)』が受賞。


続いてルピタ・ニョンゴ、ルース・E・カーターが登場し衣装デザイン賞の発表。『クルエラ』『シラノ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『ウエスト・サイド・ストーリー』の中から、『クルエラ』のジェニー・ビーヴァンが『眺めのいい部屋(1986)』『マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)』に続いて3度目の受賞ということになりました。


続いて『ミラベルと魔法だらけの家』でブルーノの声を担当しているジョン・レグイザモが登場し、挿入歌『秘密のブルーノ』の特別パフォーマンスの紹介。この曲はアカデミー賞にはノミネートされなかったけど、全米ナンバーワンの大ヒットを記録した歌ですね。本来はカロリーナ・ガイタン、マウロ・カスティーリョ、アダッサ、レンジー・フェリズ、ダイアン・ゲレロ、ステファニー・ベアトリスらの声優メンバーがアンサンブルで歌っているんだけど、今宵は歌手のベッキー・G、ルイス・フォンシ、ラッパーのミーガン・ジー・スタリオンを加えての特別パフォーマンス。オープニングのエイミー・シューマーのジョークを受けて、ギャラは平等になどという替え歌の歌詞なども交えて、まさに圧巻のステージでした。なお、この曲がライブ演奏されるのはこれが初めてということでしたね。


まだ途中だけど、長くなり過ぎて字数制限に引っ掛かるようなので、次に続きます。



新型コロナも旧型風邪コロナとほとんど変わらないオミクロン株に置き換わって、もう安心と思っていたんだけど、また馬鹿な政治家たちがワクチン打て打てキャンペーンを始めたようで、全く呆れてしまいますね。


私のブログを読んでいるような賢明な読者は、さすがに3回目のワクチンを打つつもりはないだろうと思うけど、一応ワクチンを打つメリットやデメリットについて、現在分かっていることをまとめておきたいと思います。


まずワクチンをメリットは、ほとんどありませんね。今のワクチンによって作られる抗体では、オミクロン株への感染を防げないことは諸外国のデータから明らかになっているし、一応重症化予防には効果があるとは言われているけど、そもそもオミクロン株では、ワクチン未接種の人であってもほとんど重症化しないので、ワクチンが重症化を防いでいるという証拠もありません。


たしかに、コロナに感染したことがきっかけで亡くなる高齢者などもいるようだけど、それはインフルエンザや普通の風邪などでも同じことで、そういう人というのはやはり寿命なんだろうなあと思いますね。


それから、ワクチンを接種することで他人に感染させなくなるという宣伝も真っ赤な嘘で、無症状の感染者の場合、むしろワクチン接種者の方が未接種者より保有しているウイルス量が多く、他人に感染させる力が強くなるという研究結果も出ています。それが分かって来たので、いわゆるワクチンパスポートのようなものは、世界的には徐々に廃止される流れになって来ているようです。


一方、ワクチンのデメリットについては山ほどありますね。まずワクチンを接種することによって自然免疫力が落ち、様々な感染症に罹りやすくなったり、元々無症状で体内に潜伏していたウイルスなどが活性化されて病気になったりもする。


つまり、今のようにコロナが流行っている時は無症状のコロナウイルス保有者も沢山いると思われるけど、そういう人たちがワクチンを受けると、一時的に免疫力が落ちることによって体内でウイルスが増殖し、発症してしまうことになる。それゆえに、ワクチン接種率の高い国では感染者数も多くなるわけですね。コロナぐらいで済めばまだ良いんだけど、そのせいで結核や癌なども増えているそうで、今後はそれらの病気による死者なども増えてくると思う。


それから、ワクチンの副作用については、接種後の死亡もそうだけど、かなりの後遺症が残る人がいることも分かって来ています。最近のスタンフォード大学の研究によると、当初2日以内になくなると言われていたワクチン由来の mRNAが、60日後でもなくならずにリンパ節から発見されたそうで、有害なスパイクタンパク質を作り続けているのかも知れません。

さらにイスラエルの研究などでは、3回目の接種後の方が2回目の接種後よりも多くの副作用が出ることが分かっています。最も一般的な副作用の症状としては女性の生理不順で、54歳までの女性の10%にそのような症状が出たとのこと。単なる一時的な生理不順で済めば良いんだけど、今後生殖機能などにも影響が出ないかどうか、心配なところではありますね。

今の日本は中国並みの情報統制が行われているようで、ワクチンに関する有害な情報というのは、海外からじゃないとなかなか入って来ないけど、これだけの副作用が出ることが分かって来ると、いずれ使用中止になる可能性もあるのではないかと思っています。

正月早々、ショッキングなニュースが飛び込んできましたね。これまで数々の秀作を上映してきた岩波ホールが、54年の歴史に幕を下ろし7月29日で閉館するというニュース。最近、改装したばかりだったというのに、これは日本の映画文化におけるあまりにも大きな損失で、ひとえに補償なき自粛要請を繰り返して映画館の経営を苦しめてきた政府の責任であることは明らかでしょう。


私が岩波ホールで初めて観た映画はテオ・アンゲロプロス監督の『旅芸人の記録』だったかな。当時、私は21才ぐらいで、評論家たちが絶賛していたので観に行って来たんだけど、4時間近い長尺でかなり退屈だったし、お尻ばかりが痛くなってきて、どこが良いのかちっとも分からなかった。それが悔しくて、後日もう一度観に行ったものでしたね。(^^;


他では『大理石の男』『ルートヴィヒ』『アレクサンダー大王』『ダントン』『ゲームの規則』などを岩波ホールで観た覚えがあるかな。まあ、岩波ホールは、私の住んでいた場所からは少し遠くて通いづらかったので、作品が二番館に下りてきてから観ることも多かったかも知れません。


仙台に帰ってきてからは、もちろん岩波ホールには行かなくなったんだけど、このブログで★8つ以上の高評価がついている『約束の旅路』『シリアの花嫁』『ポー川のひかり』『抵抗 死刑囚の手記より』『パリ20区、僕たちのクラス』『セラフィーヌの庭』『冬の小鳥』『おじいさんと草原の小学校』『汽車はふたたび故郷へ』『オレンジと太陽』『ハンナ・アーレント』『夏をゆく人々』『秋のソナタ』『ジプシーのとき』『とうもろこしの島』『山猫』『家族の肖像』『花咲くころ』『ペトルーニャに祝福を』などはすべて岩波ホールで上映されていたようで、今後これらのレベルの作品が日本では観られなくなるかも知れないと思うと、あまりにも残念ですね。



明けましておめでとうございます。昨年は映画の感想記事は1本も書かなかったけど、そこそこ観るだけは観ていたので、一応まとめておきたいと思います。

 

昨年スクリーンで観た作品は、短編4本を含めて127本。内訳は2021年公開の日本映画の新作が57本(うち短編1本)、2020年公開の準新作が1本(うち短編1本)、旧作が2本(うち短編1本)。外国映画の新作は61本、準新作は1本、旧作は5本(うち短編1本)でした。

 

宮城県では、一昨年秋のMOVIX利府の閉館に伴って午前十時の映画祭を開催する劇場がなくなったため、旧作を観る機会が大幅に減ったのが残念でしたね。昨春、利府には新たにイオンシネマが出来たけど、利府で観た作品は結局2本だけにとどまり、私の行動範囲も大きく変わりました。2019年にはMOVIX利府で47本も観ていたのにね・・・。

 

 

昨年は感想記事を残しておかなかったため、記憶がかなりあやふやになっていて、タイトルを見てもどんな作品だったかなかなか思い出せなくて、ランキングも結構いい加減になっていると思うけど、一応例年通り旧作を除く作品についてのベストテンを付けておきたいと思います。

 

2021年度日本映画ベストテン

1. 由宇子の天秤 (2020年/日本) 春本雄二郎監督

DVD未発売

 

2. すばらしき世界 (2021年/日本) 西川美和監督

 

3. 海辺の彼女たち (2020年/日本=ベトナム) 藤元明緒監督

DVD未発売

 

4. ドライブ・マイ・カー (2021年/日本) 濱口竜介監督

 

5. 茜色に焼かれる (2021年/日本) 石井裕也監督

 

6. 浜の朝日の嘘つきどもと (2021年/日本) タナダユキ監督

DVD未発売

 

7. 孤狼の血 LEVEL2 (2021年/日本) 白石和彌監督

 

8. 椿の庭 (2020年/日本) 上田義彦監督

DVD未発売

 

9. いとみち (2021年/日本) 横浜聡子監督

 

10. 痛くない死に方 (2020年/日本) 高橋伴明監督

DVD未発売

 

2021年度外国映画ベストテン

1. ファーザー The Father (2020年/イギリス=フランス) フロリアン・ゼレール監督

 

2. サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~ Sound of Metal (2019年/アメリカ) ダリウス・マーダー監督

DVD未発売

 

3. ノマドランド Nomadland (2020年/アメリカ) クロエ・ジャオ監督

 

4. ライトハウス The Lighthouse (2019年/アメリカ) ロバート・エガース監督

 

5. サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised) (2021年/アメリカ) アミール・“クエストラヴ”・トンプソン監督

DVD未発売

 

6. アナザーラウンド Druk (2020年/デンマーク) トマス・ヴィンターベア監督

DVD未発売

 

7. ミナリ Minari (2020年/アメリカ) リー・アイザック・チョン監督

 

8. ペトルーニャに祝福を Gospod postoi, imeto i' e Petrunija (2019年/北マケドニア=フランス=ベルギー=クロアチア=スロベニア) テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ監督

 

9. ベル・エポックでもう一度 La Belle Époque (2019年/フランス) ニコラ・ブドス監督

DVD未発売

 

10. ある人質 生還までの398日 Ser du månen, Daniel (2019年/デンマーク=スウェーデン=ノルウェー) ニールス・アルデン・オプレヴ監督

 


昨日、7月の人口動態統計速報が発表されたけど、死者数は前年同月比+7.0%の7373人増で、順調に人口削減計画が進んでいるようですね。そのうち、コロナ死として報告されたのはわずか409人で、去年から370人増えただけ。既に発表されている自殺者数と交通事故死数の変化も増減すると+7185人の不明死が出ています。

 

これまで既に数千人~3万人ぐらいはワクチンが原因で亡くなっていると思われるし、死なないまでも重篤な後遺症の出ている人は、その何倍にも及んでいることでしょう。こんなのはとてもワクチンと呼べるような代物ではなくただの毒薬。いずれ、きちんとした研究論文なども出て来て、使用中止になる可能性も高いと思うんだけど、それまでに何人殺せば気が済むのか分かったもんじゃありません。

 

日本でのワクチンの効果についても、7月18日までのデータでは、ワクチンには感染者を減らす効果はなく、むしろ増えたという研究結果が出ているし、その研究ではデルタ株のせいで感染者が増えたという説も証明されなかったようで、やはりワクチンのせいで感染者が増えている可能性も否定できませんね。実際、ワクチン接種者が無症状の感染者となって感染を広げている可能性を示唆している研究論文も出ています。

 

最近、感染者数が減ってきたのはワクチン接種が進んだせいだと言っている人もいるようだけど、それには全く科学的根拠がありません。コロナは、周期的に流行を繰り返す季節性の風邪みたいなもので、ウイルスの側で勝手に増減を繰り返しているだけじゃないのかな。

 

その証拠に、今年に入ってからの日本と世界の人口100万人あたりの感染者数の推移のグラフを重ね合わせてみると山の高さの違いこそあれ、ほぼ似たような周期で増減を繰り返しているのが分かると思います。

 

 

日本の去年と今年の感染者数の推移を比較してみても、目盛りのスケールは全然違うんだけど、周期的に増減を繰り返しているのは同じ。夏に感染者数が増えるのは、閉め切った室内でエアコンを使っていることが多いので、エアロゾル感染が進むのかも知れませんね。

 

 

 

今の男女平等社会を作るきっかけとなった1960年代に起きたウーマン・リブ運動も、資金提供をしていたのはロックフェラーだったそうで、それも人口削減計画の一環だったのかも知れませんね。女性の社会進出が進み、人工妊娠中絶なども認められるようになった結果、先進国では順調に少子化が進んできたというわけです。もしかしたらLGBTの権利を認めようとする運動も、少子化作戦の一環なのかも?


しかしながら、少子化は進んでも寿命が伸びて高齢者はなかなか減らないので、このウイルスを作った可能性もなきにしもあらずかな。